市給与3年ぶりに引き上げ 人事委勧告(10/7)

市人事委員会は7日、市職員の月給とボーナス(期末・勤勉手当)を引き上げるよう福田市長らに勧告した。引き上げの勧告は3年ぶり。対象は教職員も含めて約1万3600人(平均年齢42.1歳)、月給は初任給のアップなど若手を中心に引き上げ平均904円(0.22%)増、ボーナスは0.1か月分増の4.4か月分に。勧告通り実施されると職員の平均年収は5万6000円増の676万6000円となる。必要な予算額は約9億8000万円。

コロナ特別休暇不正取得 市立中3教員(10/6)

市は6日、市立中学校の女性教員3人が「特別休暇」を計44日不正取得していたことを明らかにした。特別休暇は災害対応や家族の看護・介護などで取得されるもので、2020年春からコロナ関連の理由でも取得できるとした。3月市議会での三宅隆介市議(無所属)の調査要望に応えるもので、取得日数が30日以上の職員を対象に調査した結果、26人のうち3人は子供が登園しているのに不正取得、うち1人は特別休暇計74日のうち36日が虚偽だった。

小児医療費の一部負担金撤廃を 市民団体請願書(10/6)

市が小児医療費助成制度対象の拡充を示したことに関連し、医療機関や保護者らでつくる市民団体「川崎市こどもの医療費無料化を求める連絡会」(花田徹野代表)は6日、対象拡大後も存続する一部負担金の撤廃を求めた請願書と、2220筆の署名を同市議会に提出した。市は来年度中に小学生までとしている通院医療費の助成対象を中学生まで拡大し、所得制限も撤廃する方針を示したが一部負担金(1回500円以内)は維持するとしている。

昭和初期まで運航の「丸子の渡し」イベント 多摩川で(10/2)

多摩川で昭和初期まで運航されていた渡し船を再現するイベント「丸子の渡し祭り」が2日、中原区の多摩川河川敷などで行われた。地域住民ら約20人でつくる丸子の渡し復活協議会の主催で、地元の歴史を知ってもらい、住民同士の交流を深める狙いで2014年に始まった。丸子の渡しは平安時代には運航していたとの記述文献もある。丸子橋が開通し、1934年に廃止されるまで住民に利用された。

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