洗足音大アイドル夏祭りに登場 MARUKADO(8/11)

洗足学園音楽大学(高津区)の学生8人がアイドルグループ「MARUKADO(マルカド)」を結成、11日、商業施設「ラ チッタデッラ」で夏祭り初日の打ち水に参加した。同音大を含む洗足学園創立100周年の来年に向け、学園を挙げて取り組んでいるプロジェクト。メンバーは全コースから選抜された得意分野も個性も異なる8人。MARUKADOは一つ一つの音をはっきり演奏する音楽記号マルカートと、常に形が変化し続け矛盾すらも併せ持つ「丸と角」から命名された。

人権侵犯被害申告ネット投稿 法務局に崔さん弁護団(8/10)

市在住の在日コリアン3世、崔江以子さん(50)と弁護団は10日、インターネット上の投稿472件などについて、横浜地方法務局川崎支局に人権侵犯被害申告を行い、運営者に削除要請するよう求めた。崔さんは2016年に参院法務委員会で参考人として発言して以降、ネット上でヘイトスピーチのターゲットにされ、差別的な投稿への損害賠償請求訴訟での本人尋問などをきっかけに急速にヘイトの書き込みが拡大したという。

長崎原爆投下の日時に鐘鳴らす 幸区称名寺(8/9)

幸区の称名寺で長崎に原爆が投下された9日、投下時刻の午前11時2分に合わせ、寺に隣接する下平間小学校の児童や保護者ら約10人が境内の鐘を鳴らした。同寺は1945年4月15日の川崎大空襲の焼夷弾が直撃し鐘楼堂以外は全焼、75年に釣鐘が完成、82年の市「核兵器廃絶平和都市宣言」を受け、同小の6年生に参加を呼びかけ始めた。毎年、広島・長崎の原爆投下の日と終戦記念日に鐘を鳴らしている。

ハルモニの人生を追ったドキュメント上映 舞台挨拶も(8/4)

川崎区桜本に暮らす在日コリアン1世のハルモニ(おばあさん)たちの人生を追ったドキュメンタリー映画「アリランラプソディ~海を越えたハルモニたち~」の上映会が市内で始まった。劇場公開に先立つもので、上映後、金聖雄監督と5人のハルモニがチマ・チョゴリ姿で舞台挨拶した。初日4日の市労連会館は約110人、5日の地元桜本の在日大韓基督教会川崎教会は約150人が鑑賞。15日市自治総合会館、21日市アートセンターアルテリオ映像館で上映。

首都直下地震想定の防災訓練 東扇島(8/3)

首都直下地震の発生を想定した防災訓練が3日、東扇島地区基幹的広域防災拠点(川崎区東扇島東公園)で行われた。同防災拠点は緊急支援物資の輸送や広域支援部隊の活動拠点で、船舶による帰宅困難者の輸送や漂流物の改修・撤去、海底障害物の探査等の訓練が行われた。国土交通省関東地方整備局、川崎海上保安署、市、川崎臨港警察署、電力・通信会社、海上自衛隊など16機関の約270人が参加。

「山王祭」コロナ禍前の規模復活 川崎区(8/1)

川崎区宮本町の稲毛神社の例大祭「川崎山王祭」が1日から6日まで、新型コロナウイルス流行前とほぼ同じ規模で開催される。1日に前夜祭(宵宮)、2日は例大祭の核となる年に1度の神事が行われ、県民俗文化財指定の「古式宮座式」を予定。最終日6日は「孔雀神輿」と「玉神輿」の2基の神輿が氏子23町内会を巡る「神幸祭」、市役所通りをパレードする「山王ふぇすてぃばる」を開催。川崎山王祭は、江戸時代「東の祇園」とも呼ばれ、夏の風物詩として親しまれてきた。

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