川崎大師で恒例の必勝祈願 川崎フロンターレ選手ら60人(1/11)

昨シーズン天皇杯を制したサッカーJ1・川崎フロンターレは11日、川崎大師平間寺(川崎区)で恒例の必勝祈願を行った。鬼木達監督や選手、スタッフら総勢約60人が訪れ、大本堂で行われた護摩法要で、新シーズンに向けての思いを新たにした。参拝後、選手らは18班に分かれ、恒例となっている市内商店街へのあいさつ回りに向かった。

救急出場過去最多87,592件 1日平均6分に1件の割合(1/9)

市消防局は9日、2023年の火災・救急概況(速報値)を発表した。救急出場件数は過去最多の87,592件(前年比2816件増)、1日平均の出場件数は240件で約6分に1件の割合。搬送人数も2年連続増で過去最多の71,108人(同3923人増)。入院を必要としない「軽症者」が全体の53%を占め、救急車の適切な利用を呼びかけている。火災件数はこの10年間で最多の390件(同45件増)。出火原因は「タバコ」と「電気機器」がともに57件で最多。次いで「放火」、「コンロ」、「配線器具」の順。

市制100周年の輝かしい年に 賀詞交換会で市長(1/5)

市新年賀詞交換会が5日、ミューザ川崎シンフォニーホール(幸区)で開かれ、市内の企業や町内会などの関係者、議員ら約630人が出席した。福田市長は挨拶で、年初に発生した能登半島地震に触れ、政令指定都市が被災自治体をカウンターパート方式で支援する制度に基づき。市の支援先が石川県輪島市に決まったと報告。また7月1日の市制100周年を控え、「記念すべき輝かしい100周年にしていきたい」と抱負を述べた。

大谷選手からのグローブ市に届く

米大リーグの大谷翔平選手から国内の全小学校へ贈られた子供用グローブが4日、市教育委員会に届き5日中に市立小学校114校と特別支援学校小学部3校の計117校に配布する。冬休み明けの9日以降、各学校では全校集会や学年集会などでお披露目を行う予定。グローブは右利き用2個、左利き用1個の計3個。「このグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます」と書かれた大谷選手の手紙が添えられている。

自分事として被災地支援を 市制100周年へ市長年頭あいさつ(1/4)

仕事始めの4日、福田市長は市役所で幹部職員134人を前に年頭の挨拶を行った。冒頭、1日の能登半島地震に触れ、自分事としてとらえ困ったときはお互い様の精神で被災地支援に積極的に取り組むとした。7月に市制100周年を迎える今年は、楽しさやわくわく感を忘れずにいい仕事をして「ありがとう」といわれる年にしようと期待を込めた。

被災地支援へ職員等派遣続く 能登半島地震(1/2)

震度7を記録した1日の能登半島地震で市消防局は2日、消防庁からの緊急消防援助隊の出動要請を受け、消防航空隊1隊(6人)を石川県小松空港に派遣。3日には日本水道協会からの協力要請を受け、応急給水隊5名(給水車、サポート車各1台)を富山県氷見市へ派遣、4日はペットボトル水500㎖24本入り684箱を県トラック協会の協力で氷見市へ。6日からは保健師等の派遣、7日には国の「応急対策職員派遣制度」に基づき先遣隊3人を輪島市へ派遣。 

地域に根差した文化財 新たに27件(12/27)

市教育委員会は、市地域文化財に新たに27件を決定した。市民生活や地域風土に根ざして継承されてきた文化財を顕彰・記録する「市地域文化財顕彰制度」(2017年創設)に基づくもので、同文化財の総数は240件となった。新城小学校(中原区)の校庭で保管されていた「八百八橋」と呼ばれる石の橋板や川崎大師平間寺(川崎区)の弘法大師一千御忌供養塔、菅町会(多摩区)の火の見及び半鐘などが選ばれた。

昼休み時間ずらして混雑緩和 新本庁舎エレベーター(12/26)

市は26日、市役所本庁舎で勤務する職員の昼休憩時間「正午から午後1時まで」の規定を前後に30分ずつずらせる「ランチタイムシフト」を試行実施すると発表した。10月から業務を開始した25階建て新本庁舎に職員向け食堂はなく、昼食をとるため庁外に出る職員らが一斉に使用するエレベータの混雑緩和が狙い。試行期間は来年1月1日から3月31日、本格実施は4月1日(予定)。

危害告知でヘイト投稿初認定 市審査会(12/26)

市差別防止対策等審査会(会長・元東京高裁長官 吉戒修一弁護士)は26日、市内の特定地域に暮らす在日コリアンの住民たちを殺害するというインターネット上の投稿をヘイトスピーチに認定、市が削除を要請することは妥当との判断を示した。市内のある特定地区の在日コリアン住民の集団に対して、「出ていけ」と排斥する言動をヘイトスピーチと判断した例は1件あるが、危害告知の類型は初めての認定。

「綱島街道改札」午前7時供用開始 JR武蔵小杉駅(12/24)

JR武蔵小杉駅(中原区)の新たな改札口が21日午前7時に供用開始された。横須賀線ホームに直結する新改札口の名称は「綱島街道改札」、利用は午前7時から午後11時まで。新改札口は朝のピーク時(午前7時半~8時半)に約6800人の利用を想定、1分間に100人以上の通過による既存の改札口からの利用者の分散化と混雑緩和を狙う。市は新改札設置や改札に通じる市道整備などに計約23億6千万円を負担。

Top