太陽光発電設備設置費補助金の受付 昨年比4倍の予算8億円(4/14)

市は14日、住宅等への太陽光パネル設置などに対する補助金の受付を開始した。1戸あたりの補助額は最大138万円。予算規模を昨年度の4倍の8億円確保、約3300件の申請を見込む。補助対象は延床面積2000㎡未満の住宅で市の登録事業者が施工・設置した太陽光発電設備や蓄電池、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスZEH(ゼッチ)」の設置費を補助。受付は12月26日まで(申請額が予算額に達し次第終了)。

「富士通レッドウェーブ」Wリーグ2連覇(4/14)

バスケットボール女子のWリーグ2024-25シーズンで14日、かわさきスポーツパートナーの「富士通レッドウェーブ」が2年連続3度目の優勝を果たし、皇后杯全日本選手権との2冠を達成した。市は18日にラゾーナ川崎プラザ ルーファ広場(幸区)で優勝報告会を開催、市スポーツ特別賞を贈呈すると発表した。同日は市役所本庁舎をレッドウェーブカラーの赤色にライトアップする。活動拠点の中原区では武蔵小杉駅の連絡通路の装飾を行い、区役所の壁面に懸垂幕を掲出する。

「全国都市緑化かわさきフェア」閉幕 次期開催地岐阜県へ引き継ぐ(4/13)

市内を花で彩った「第41回全国都市緑化かわさきフェア」が13日閉幕、カルッツかわさき(川崎区)で閉会式が行われ約1120人が参加した。昨年10~11月と今年3~4月の初めて2期に分けての開催で計53日間、富士見公園(川崎区)、等々力緑地(中原区)、生田緑地(多摩区)の3会場を中心に様々な催しを実施した。閉会式典には各会場の花苗を育てた市立小・中・特別支援学校全170校の生徒や保護者、ボランティアらが参加、「フェア旗」を次回開催地の岐阜県に引き継いだ。

駐車場料金最大500円増の値上げ 多摩川河川敷(4/5)

人件費高騰の影響などで市は5日から多摩川河川敷の計4か所の駐車場料金を値上げする。上平間地区(中原区)、丸子橋地区(同)。瀬田地区(高津区)は500円高い1000円、宇奈根地区(同)は300円高い800円となる。野球場やバーベキュー場などがある河川敷は増水などへの対処から機械式駐車場では管理できず、警備員が対応してきた。5日からはこれまでの現金のみからクレジットカードでの支払い、19日からは電子マネーや交通系ICカード使用ができる。

卒業アルバム掲載個人情報漏洩か 制作委託業者に不正アクセス(4/4)

市教育委員会は4日、市立小学校12校の卒業アルバムに掲載された卒業生や教職員計5840人の個人情報が漏洩した恐れがあると発表した。2020~23年度の卒業アルバム制作を委託された市内の写真館2社が再委託したさいたま市の業者のサーバーに不正アクセスがあり、保存されていた卒業生らの氏名や写真等が閲覧された可能性がる。現時点では情報の悪用は確認されていないが今後、業者には履行済みの個人情報の速やかな廃棄等の徹底を図るとしている。

市立看護大学院開学 初の入学式27人(4/2)

今春開学した市立看護大学大学院と同大学(幸区)の合同入学式が2日、行われた。27人の大学院生は大学の新入生100人と共に宣誓、坂元昇学長が式辞を述べた。大学院は「看護学研究科看護学専攻」の博士前期課程(2年)20人、博士後期課程(3年)7人で同大学の第1キャンパス、JRと京急川崎駅近くのビル内に新設の第2キャンパスで学ぶ。2022年に3年制の短期大学から4年制に移行して開学した同大学は全4学年計397人となった。

市新規採用職員345人に発令(4/1)

市は1日、新規採用職員345人(男204人、女141人)の辞令発令式をカルッツかわさき(川崎区)で行った。統計情報課に配属の西田有希さん(22)が代表して辞令を受け取り、戸籍住民サービス課の深沢真大さん(22)が服務の宣誓をした。福田市長は「すべて市民の暮らしに直結する仕事。一つ一つの作業の意味をよく考えて」と挨拶した。

市人事異動4448人 過去最大規模(4/1)

市は1日、4448人(前年度比183人増)の人事異動を発令した。市立川崎病院と井田病院の医療技術職(191人)を新設の病院局医療技術部に組み込み過去最大規模に。局長級21人、特別職の上下水道事業管理者と教育長を新たに任命。女性の管理職比率は25.1%でほぼ横ばい、局長級への昇任は4人(同4人増)、部長級19人(同12人増)、課長級44人(同22人増)。組織改正では、社会福祉法人の指導監査強化で健康福祉局企画課、ふるさと納税対策で財政局資金課の担当係長級を各1名増員。退職者は2023年度1年間の定年引上げのため474人(同220人増)。

岡本美術館の来場者200万人に 開館から25年5か月(3/29)

市岡本太郎美術館(多摩区)の来館者が29日、1999年10月の開館から25年5か月で200万人に達した。200万人目となったのは、静岡県藤枝市から初めて訪れた会社員の増田暁三さん(43)、イラストレーターの妻の理恵さん(42)と子ども2人で、年間無料パスポートや図録などの記念品が贈られ、岡本の作品「縄文人」の前で記念撮影をした。来館者数は2012年3月に100万人、18年11月に150万人に到達している。

市民ミュージアムお別れイベント「光とアートな館謝祭」(3/29)

2019年の台風19号で浸水、今年度中に解体工事が始まる旧市民ミュージアム(中原区)で29日、お別れイベント「光とアートな「館謝(かんしゃ)祭(さい)」が開かれた。被災後初めて中庭を開放、光の演出、吹奏楽部・ジャズバンドによる演奏、アート体験などで最後のひとときを楽しんだ。同館は1988年オープン、台風により絵画や写真、漫画など約30万点の収蔵品のうち約24万点が被災、約7万8千点を修復、約7万3千点を処分した。現在、多摩区生田緑地での新ミュージアム整備計画が進められている。

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