市民ミュージアムお別れイベント「光とアートな館謝祭」(3/29)

2019年の台風19号で浸水、今年度中に解体工事が始まる旧市民ミュージアム(中原区)で29日、お別れイベント「光とアートな「館謝(かんしゃ)祭(さい)」が開かれた。被災後初めて中庭を開放、光の演出、吹奏楽部・ジャズバンドによる演奏、アート体験などで最後のひとときを楽しんだ。同館は1988年オープン、台風により絵画や写真、漫画など約30万点の収蔵品のうち約24万点が被災、約7万8千点を修復、約7万3千点を処分した。現在、多摩区生田緑地での新ミュージアム整備計画が進められている。

JFE高炉休止で退職者約500人 再就職ほぼ決定(3/27)

JFEスチール東日本製鉄所京浜地区(川崎区)の高炉休止に伴う市などの関係行政機関による連携本部で27日、退職者の再就職は「ほぼ決定した」との報告があった。高炉休止で約3200人に影響があるとしていたが、同社側で提供した再就職支援会社を利用する退職者はほとんど再就職。1日時点で退職者は同社員約200人,関連企業従業員約300人の計500人で、家庭の事情などで他事業所への配置転換に応じられない退職理由があったという。

第2庁舎跡「市役所広場」オープン 市の地勢をイメージ(3/22)

市役所第2庁舎跡地に「市役所広場」が完成、22日祝賀イベントが行われた。広場面積は約1300㎡で市の東部から西部へ緑濃くなっていく地勢をイメージし、市街地のインターロッキング舗装、多摩川原っぱの芝生、多摩丘陵の植栽の各エリアで構成。子どもたちが川崎区の長十郎梨、幸区のハナミズキなど7区のシンボルツリーを植樹した。災害発生時には多目的防災スペースとして活用、100Ⅴコンセントや水栓、公衆電話が設置される。同広場オープンで市役所本庁舎一連の整備事業は終了。

 春開催「都市緑化フェア」3会場で開催(3/22)

「第41回全国都市緑化かわさきフェア」の春開催が22日から市内3会場(富士見公園・等々力緑地・生田緑地)で始まった。市立小・中・特別支援学校全170校で育てたビオラの花苗1200株などを用意し、秋開催の2倍の6万株を植栽、「ビタミンカラー」をテーマに色をそろえた。富士見公園ではオープニングイベントでダンスチーム「KADOKAWA DREAMS」や昭和音楽大学などがパフォーマンスを披露。4月13日までの期間中フェア全体で約74万人の来場者を見込む。

「困難を抱える女性等を社会全体で支える」目標に 審議会答申(3/21)

市男女平等推進審議会は21日、2025年度策定予定の「第6期市男女平等推進行動計画」について、24年施行の「困難な問題を抱える女子への支援に関する法律(女性支援法)」等を踏まえての考え方を福田市長に答申した。第5期計画での課長級に占める女性職員の割合や男性の育児休業取得者の割合など8つの数値目標のうち、5つが未達成、20年月策定の「市DV防止・被害者支援基本計画」での配偶者等からの暴力について相談できる窓口の認知度など6つの項目で数値目標に届かなかった。こうした現状を踏まえ、困難を抱える女性等を社会全体で支えることを目標に加えて取組を進めることとしている。

ダンスとバスケの2団体認証 市の「スポーツアンバサダー」(3/21)

市内を拠点に活動し、国際・国内大会等で良好な成績等の実績があるスポーツ選手や所属団体を認証する「かわさきスポーツアンバサダー」に、ダンスの「KADOKAWA DREAMS」(中原区)と男子バスケットボールの「富士通レッドウルブズ」(中原区)を新たに決定し21日、認定証の贈呈式が行われた。カドカワドリームズはプロダンスリーグ「Dリーグ」で連覇、学校の授業で活用のダンスレッスン動画作成に協力、富士通レッドウルブズは実業団体の強豪で地域のバスケ教室などを展開する。

6年ぶり115校目小学校新設 新川崎地区(3/20)

大規模マンションの開発で人口急増の幸区新川崎地区で、4月に開校する市立新小倉小学校の竣工式が20日、行われた。市内115校目の市立小学校で、小学校の新設は2019年度の小杉小(中原区)以来6年ぶり。総数約2500戸のマンション群の建設が進み、初年度約540人の児童が通う。総事業費は約99億円。4階建て普通教室36室、児童数のピーク時(2030年1200人超)に対応し2~4階の多目的教室を普通教室に転換可能。防災拠点として体育館に15基のマンホールトイレを設置。

育児・介護などもオンライン出席可能に 市議会委員会(3/19)

市議会は19日の本会議で、委員会にオンラインで出席できる理由に妊娠や育児、介護、病気、けがを新たに加える市議会委員会条例改正案を可決した。同市議会は現在、新型コロナ感染症の流行時や大規模災害の発生時にはオンラインで委員会を開催できるが、妊娠や育児などは対象外だった。昨年7月女性議員でつくる「女性議員ネットワーク会議」が柔軟なオンライン出席を求める提言書を議長に提出していた。

武蔵小杉駅から徒歩圏内住宅地県内1位 公示地価(3/18)

国土交通省は18日、1月1日時点の公示地価を発表した。県内の住宅地の平均変動率は4年連続上昇の3.4%増(前年2.8%増)、商業地は13年連続上昇の6.6%増(同5.4%増)、工業地は12年連続上昇の6.2%増(同5.9%増)。市全体の住宅地は全区で上昇し平均変動率4.4%増(同3.2%増)、武蔵小杉駅から徒歩圏内にある中原区の地点が県内2年連続1位(846千円/㎡)。商業地も全区で上昇し平均変動率は8.5%増(同7.1%増)、川崎駅前の地点(川崎区)が県内2位(6300千円/㎡)。

南武線「ワンマン運転」化 ご当地駅メロ「川崎市歌」「Jupiter」など廃止へ(3/15)

JR東日本は15日のダイヤ改定に伴い、南武線のワンマン運転がスタートすると発表した。乗務員のワンマン化に伴い、「Jupiter」(武蔵溝ノ口駅)や「川崎市歌」(川崎駅)」などの発車メロディーが流れなくなる。これまでは車両最後部付近のホームドアにあるスイッチを車掌が押していたが、今後は車掌がいなくなり運転士が運転台のモニターを操作して全駅共通のメロディーを流す方法に切り替える。市内の南武線のご当地駅メロは7駅11曲(稲城市矢野口駅を除く)。

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