9日からの秋の全国火災予防運動にあわせ、市消防局がJR川崎駅周辺の繁華街で、雑居ビルなど35施設の立ち入り検査を行なった。結果、避難経路の障害などの消防法違反が全体の7割以上の26施設で見つかった。同消防局は毎秋の予防運動で百貨店や駅などを中心に検査してきたが、10月の大阪市の個室ビデオ店での火災を機に繁華街の雑居ビルを主な対象とした。
市長、神奈川口構想めぐり大田区長と意見対立(11/14)
市と羽田空港を結ぶ新連絡網の建設計画が進まず、実現のめどがたたない神奈川口構想をめぐり、阿部市長が大田区を訪問。松原忠義大田区長に、初めて構想内容を説明。市長は連絡路の必要性を訴えたが、松原区長は反対の意を表明。市は年内をめどに、大田区にメリットのある開発計画を示し、連絡路建設に理解を求めていく構え。
市の中小企業向け「不況対策賃金」融資3.2倍に
市の中小企業向け融資制度の「経営安定資金」で、主要メニューの「不況対策賃金」の融資額が急増している。10月の融資実績は13億6850万円となり、07年同月に比べ、3.2倍となった。
「区民会議認知」との回答二割 市民アンケートで(11/12)
市が行なった市民アンケートで、川崎市自治基本条例の中で住民参加の中心的な柱となっている「区民会議」の存在を「知っている」との答えが二割という結果となった。区民会議を担当する総合企画局自治政策部は、「情報発信が課題になっている。具体的な取り組みを通じ、少しずつ認知を広げたい」としている。
「議会のあり方」会議傍聴求め 市民が質問書(11/10)
市議会のルールを決める議会基本条例の制定を目指して発足した、市議会の「議会のあり方プロジェクト」会議の傍聴を求めて、「川崎市議会への関心を広げる市民の広場」世話人の吉井俊夫さん(高津区在住)が、市議会への質問書を提出。会議の討論部分の市民への公開や会議の傍聴を拒む理由と、会議を特別委員会など傍聴可能な公式のものではなく「団長会議の諮問機関」とした理由の二点をただした。
「ロケ地かわさきパネル展」第三庁舎で開催(11/10~14)
市内の公共施設でロケが行なわれた映画やテレビドラマの撮影風景を、パネル写真や資料で紹介する企画展「ロケ地かわさきパネル展」が市役所第三庁舎1階ロビーで開催。その後、麻生区役所で21~27日、高津区役所で12月15~19日に開催予定。
07年度の市職員処分数 141人
市が人事権を持つ職員約2万人の中で、犯罪や不正行為などを理由に、07年度に処分された職員や教員は延べ141人に上ることが、市の内部文書でわかった。
川崎区で「健康づくり・子育て」フェスタ開催(11/7)
「かわさき区 いきいき健康づくり・子育てフェスタ」が、市教育文化会館で開催された。親子づれや高齢者ら約600人が訪れ、救急隊員による誤飲対処法講習や、料理を通じた栄養指導のコーナーなどが関心を集めていた。区内の子育て、健康関連に関わる市民グループなど22団体が参加した。
「川崎市保育まつり」開催(11/5)
来春の卒園を控えた市内の保育園児約2500人が一同に集い、スポーツや合唱などを楽しむ「川崎市保育まつり」が中原区のとどろきアリーナで開催された。子どもたちの成長ぶりを見てもらおうと、市社会福祉協議会と市が主催し、35回目。
専修大学で 市職員や企業経営者の特別講座(11/4)
多摩区の専修大学生田キャンパスで、市経済労働局の職員や、市内の企業経営者らを講師に招いた特別講座が開催された。学生に自治体の産業政策や企業経営の現状を知ってもらおうという目的で、経済学部の学生約70人が受講。市と専修大が10月に締結した「連携・協力に関する基本協定」に基づく事業の一環。今回で5回目。