「オキナワ/カワサキ」展開催(4/26~6/8)

市民ミュージアムにて、沖縄の伝統文化に影響を受けた川崎出身の芸術家の作品などを展示する「二つの地をつなぐ人と文化 オキナワ/カワサキ」展が開催。川崎市には、戦前から沖縄からの移住者が多く住み、24年には同市沖縄県人会が発足、沖縄の伝統芸能などの保存に取り組んでいる。

市民団体が住民投票考えるシンポ開催(4/26)

市民グループ「川崎・市民フォーラムの会」は、住民投票制度について考えるシンポジウム「住民投票・川崎市の住民投票素案は?」を中原区の総合自治会館にて開催。同制度自体は、市民の意見を反映させる仕組みとして評価する意見が多かったが、素案については問題視する意見が大半を占め、一層の議論を求める意見も多く出た。

「新・緑の基本計画」がまとまる

市は、緑地保全など08年度から10年間の新「緑の基本計画」をまとめ、市が主体的に取り組んで増やす緑地面積の目標市を195haと示した。臨海部での緑の創出に力を入れ、新たな緑地保全策や、多摩川河口干潟の保全など50の基本施策と保全緑地のネーミングライツの検討など132の具体的な取り組みを盛り込んでいる。

高齢者実態調査「厳しい将来見通し」(4/25)

市は、高齢者等実態調査の結果を発表。「将来を考え節約した生活を送っている」が40.1%、「余裕の無い消費生活を送っている」が21.7%と、厳しい結果となった。また、介護保険事業者への調査では、施設の約9割が「人材確保が困難」と答えた。

高津区の遺構「中原堰」記念説明版完成(4/23)

大正時代に灌漑用に建設され、当時の姿で埋設保存されている遺構「中原堰」を記念する説明板が、堰が発掘された高津区溝口1丁目に完成。郷土愛好家でつくる旧平瀬川・中原堰研究会が07年6月に行なった発掘調査で河川敷跡から発見。説明版は高津区が設置、跡地は5月1日から市運営の自転車・バイク駐輪場になる。

自民党川崎市連、党改革へ中間報告(4/23)

自民党川崎市部連合会の「党改革推進検討会議」は、議員定年制導入などを盛り込んだ中間報告を発表。会議は、地方からの党改革を目指し07年12月に発足。市民11人、市内選出の市・県・国会議員11人の計22人で構成。ほか、党広報をわかりやすくするためのモニター制度導入や、市を3ブロックに分けてのミーティング開催などを盛り込んだ。

市内遺跡と出土品、新たに指定(4/22)

市は、高津区の「千年伊勢山台官衙(かんが)遺跡」を「市重要史跡」に、麻生区の「万福寺遺跡群」の出土品を「市重要歴史記念物」に指定。官衙遺跡は7世紀末~9世紀初頭の遺跡で、市の大部分と横浜市北東部を司っていた「武蔵野国橘郡衙」跡とされ、県内最古の正倉跡が見つかった。万福寺の出土品は縄文土器や石槍、石斧など1000点を超える。

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