月末まで市立小中学校など休校延長 緊急事態宣言延長受け(5/4)

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて緊急事態宣言の延長が決まった4日、市は、8日までとしていた市立小中学校、高校、特別支援学校や市民利用施設などの休業を今月31日まで延長すると発表した。6月1日以降の対応については、緊急事態宣言の再延長などがあれば、その期限まで臨時休校期間を延長する方針。福田市長は「社会経済活動を早期に回復させるためにも、もうしばらくの辛抱と、地域が一体となって取り組むことが重要」とのコメントを出し市民に協力を求めた。

光触媒空気清浄器を市に寄贈 医療従事者へ支援(5/1)

市名誉市民の藤島昭さんが理事長を務める東京応化科学技術振興財団(中原区)は1日、新型コロナウイルス感染拡大防止への支援として、光触媒空気清浄器12台を市に寄贈した。藤島さんは汚れ防止、空気の浄化など地球をきれいにする技術の光触媒研究の第一人者。同製品は、光触媒技術を応用し、フィルターに紫外線を当て、浮遊菌やウイルス、悪臭成分などを分解するもので、市内医療機関に設置される。

保護者感染の子を預かる 児相と聖マリ医大病院が連携(5/1)

市は1日、保護者が新型コロナウイルスに感染し、子どもの養育が困難な家庭を対象に、児童相談所が子どもを一時保護すると発表した。聖マリアンナ医科大学病院(宮前区)が感染の有無を検査したうえで、保護者が退院するまで適切な場で預かる。病院と連携して子どもを預かるのは県内では初めて。親が感染した場合の子どもへの対応が全国で課題になる中、同病院が児童相談所などに協力を持ち掛け実現した。

市がプレミアム商品券発行 1万円で1万3千円分(4/30)

新型コロナウイルスの感染拡大を受け市は30日、市内の飲食、小売店、宿泊施設などで使える3割のプレミアムを付けた商品券「川崎じもと応援券」を発行すると発表した。事業費は経費を含め30億円で7月をめどに発行する。1万円で額面1万3千円分の商品券が購入でき、冊子で市在住、在勤、在学なら一人5冊まで、使用期限は発行から半年。福田市長は「地元中小企業が困っている現状を下支えしたい。10万円の給付金の一部を地元のために使ってほしい」と述べた

花や野菜をドライブスルーで 川崎幸市場(4/27)

新型コロナウイルス感染拡大の影響で需要が減っている切り花や野菜をドライブスルー形式で販売する取り組みが27日から市地方卸売市場南部市場(幸区)で始まった。生花店運営の「ジャパンフラワーグループ」(本店・東京都)と花の卸売業「川崎花卉園芸」(本社・市)は生花などの廃棄ロスの削減につなげたいとして、レストラン向けに出荷予定のニンジン2㌔、玉ねぎ6㌔、ジャガイモ2㌔にカレールーとマスクを添えたセットのほか、箱入りのガーベラ(50本)、カーネーション(25本)をいずれも通常価格3~5割引の3000円(税抜き)で販売する。

利用増で密の駐車場・大型遊具の利用禁止 市内38公園(4/25)

市は25日から当分の間、市内の広めの38公園の駐車場や大型遊具の利用を中止する。施設の休業が相次ぐ中、公園に多くの人が集まっており、利用者を減らす狙いで、公園自体は閉鎖しない。市職員が巡回して閉鎖後の状況を調べる。利用中止は川崎区扇島の4公園や富士見公園、幸区の夢見が崎動物公園、中原区の等々力緑地、多摩区の生田緑地など。夢見が崎動物公園、中原区の等々力緑地、多摩区の生田緑地など。

羽田連絡道の開通1年遅れに 2021年度末(4/25)

市の殿町と大田区の羽田空港周辺をつなぐ羽田連絡道路について市は24日、2020年度末としてきた完成時期を21年度末に遅らせると発表した。昨年10月の台風19号の影響や工法の変更が必要になったためで、21年夏に開催予定の東京五輪・パラリンピックには間に合わない。開通時期の変更は今回で2度目で、工事費も約52億円増え、約271億円になる。

市職員の出勤半減 集団感染防止のため(4/22)

新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、市は職員の出勤抑制に取り組んでいるが、福田市長は22日の記者会見で21日の出勤率が52%だったことを明らかにした。出勤率は交代勤務が多い交通局、病院局、消防局を除いた正規職員約1万6千人を対象に算出した。17日に発動した業務継続計画に基づき、交代で在宅勤務へ切り替えるなどで出勤を抑えた。また、市民に週末の外出自粛を呼び掛けており、各区役所の25日と5月2日の土曜開庁を取りやめる。

夏休み16日間に短縮、冬も10日間に 市立学校再開方針(4/21)

市教育委員会は21日、新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言が月内に解除された場合の市立学校の再開方針を発表した。6月1日から12日まで分散登校にして下校時間も早めた上で、15日から通常授業に戻し給食も行う。約3か月間の休校による学習の遅れを取り戻すため、夏休みを例年より約3週間短い8月1日から16日までとし、各校で補習などを実施する。冬休みは4日短い12月26日から1月4日までとするとなっている。

「カワスイ」に名称変更 川崎駅前水族館(4/20)

かわさき駅東口の商業施設・川崎ルフロン内に今年7月開業予定の水族館の名称を「mizoo川崎水族館」から「カワスイ川崎水族館」に変更すると、20日同館を運営する(株)アクア・ライブ・インベストメントが発表した。同社は「アルファベットの名称は読み違いされることもあり、地元企業や自治体との連携を意識したより分かりやすい名称にした」と説明した。水族館は川崎ルフロンの9,10階の計約7千㎡に設け、「世界の美しい水辺」がテーマとなっている。

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