水道料金制度の在り方諮問へ 上下水道局(4/19)

市上下水道局は19日、水道料金制度の在り方を大学教授などで構成する経営審議委員会に諮問する方針を市議会環境委員会で明らかにした。2021年度に定めた中期計画では31年度まで純利益を確保可能としていたが工費の高騰などで、現状のままでは25年度以降、純利益の確保が困難と判断した。料金体系など制度の大枠が昭和40年代から変わっておらず、市の水道料金は1995年以降、約30年間値上げされていない。

大型リユース拠点「ジモティースポット川崎菅生」開設(4/19)

家具や家電などの不用品の譲渡を促進してごみ削減につなげるリユース拠点「ジモティースポット川崎菅生」が19日、オープンする。市との協定に基づき(株)ジモティー(東京都品川区)が官民連携で運営するリユース拠点のうち初の大型拠点。2022年に多摩区に開設した「ジモティースポット川崎」は1年間では約4万点、約180㌧のごみを減量したが、年間1000万円以上の赤字のため、より集客が望める郊外型の拠点として新たに開設する。

飛鳥時代の倉庫「橘樹歴史公園」に復元 来月18日開園(4/16)

7~10世紀の役所跡などがある国指定史跡「橘樹(たちばな)官衙(かんが)遺跡群」(高津区千年など)について、市教育委員会は「橘樹歴史公園」を5月18日開園すると発表した。全国で初めて飛鳥時代の倉庫が復元され、市民らの寄付で制作された古代衣装も試着できる。この遺跡群は現在の市域とほぼ重なる武蔵国橘樹郡の役所の倉庫などの痕跡があり、当時の地方行政の拠点の実態や推移を示し、2015年に市で初めて国史跡に指定された。公園整備は2022年に始まり、総事業費は2億6416万円、うち1億8634万円が倉庫の復元に。入園無料。

富士通16年ぶり2度目の頂点 バスケ女子Wリーグ(4/15)

かわさきスポーツパートナーの「富士通レッドウェーブ」が15日、バスケットボール女子Wリーグでデンソーを破り16年ぶり2度目の優勝に輝いた。レギュラーシーズン1位の勢いのまま、プレーオフの準決勝・決勝を今シーズンのチームスローガン「PRIDE&PASSION」を体現して勝ち抜き頂点に。市は川崎市スポーツ特別賞を贈呈、本庁舎のライトアップも。富士通は1985年に中原区を拠点に創部、過去に全日本選手権3連覇の実績がある。

本庁舎復元棟1階にカフェ開店(4/15)

市は市役所本庁舎復元棟1階に公募型プロポーザルでカフェ運営業者を募集、「グレース」(本社・横浜市)が運営する「ユニコーヒーロースタリー川崎市役所」が15日、開店する。市役所通りに面した復元棟前広場にもテーブルやいすを設置、カフェ利用者だけでなく市民らも憩いの場として使える。営業時間は午前7時半~午後9時。同スペースには3月末に「ファミリーマート川崎市役所店」が開業している。

市人口155万人突破 政令20市で規模6位(4/11)

市は11日、人口が4月9日現在で155万242人となったと発表した。市制施行の1924年の約5万人から100年間で約150万人増加した。今後も人口増が続き、2030年にピークを迎え、約160万5千人となる見込み。政令指定都市20の人口規模では6位。区別では中原区約26万7000人、高津区約23万5600人、宮前区約23万5200人、川崎区約23万1000人の順。150万人到達の17年と比べ全7区で増加、年齢別では生産年齢人口の15~64歳が約7割を占める。

絵本作家かこさとしさんの記念プレート 古市場第2公園に(4/10)

「だるまちゃん」シリーズなどの作品で知られる市ゆかりの絵本作家かこさとしさん(1926~2018年)を紹介するプレートが10日、幸区の古市場第2公園に設置された。同公園は若い頃のかこさんが社会福祉活動のセツルメントに参加し、子どもたちに自作の紙芝居を披露するなどした思い入れの強い場。プレート設置は幸区役所の市制100周年記念事業の一環、代表作の一つ「からすのパンやさん」などのキャラクターも描かれている。

川崎産ミルク使用のソフト販売 高津区・福田牧場(4/6)

市内で唯一、高津区で酪農を営む「福田牧場」(牧場主・福田努(69)さん)の搾りたてミルクを使用したソフトクリームが6日から、JAセレサ川崎が運用する大型農産物直売所のセレサモス宮前、麻生両店で販売する。同牧場は東急・溝の口駅から2㌔ほど離れた住宅街の一角に乳牛13頭を飼い毎日牛乳300リットルほどを出荷、高い品質が認められ県知事賞の受賞も。乳牛のほかヤギやヒツジ、ポニーなどを飼育、小学校や保育園などで年間200回以上の「移動動物園」も開催。

川崎の町名」改訂版発行 33年ぶり(4/5)

市は5日、33年ぶりに「川崎の町名」の改訂版を発行したと発表した。市制100周年を機に、初版発行後に調査・研究を進めてきた地域の歴史や文化の内容、新たな町名を反映した。旧版に引き続き日本地名研究所(高津区溝口)が編纂に携わり、公募参加の40人近いボランティアが旧版の読み込み作業や地域を歩いて再調査を行った。巻頭「川崎市なりたちと地名」と題した市域の歴史を紹介、町名は区ごとに沿革や由来が記されている。B5版395頁3700円(税込み)。区役所、図書館等で閲覧可。

「おくやみガイド」リニューアル 大幅増補で使いやすく(4/2)

市は2日、死亡に伴う主な手続きをまとめた「おくやみガイドブック」を大幅にリニューアルしたと発表した。4年前発行したのは8ページのリーフレットだったが、手続きの煩雑さや遺族の高齢化などから現場で対応する区職員との意見交換を踏まえA4版72ページに。増補版は故人の状況を約65項目に分類、該当ページを開けば必要な手続きと問い合わせ先がわかる内容に。約3万3千部発行、7区役所で無料配布。

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