市の発表によると、5日の最大時間雨量は、麻生区・新三輪橋で午前7時から記録した63mm。人や住居に被害はなかったが、麻生区王禅寺西で、空き地ののり面が高さ3m、幅8m、奥行き1mに渡って崩れ、同区岡上ではブロック塀が倒壊した。
市、10月からの職員給与削減を提案(9/5)
市は、10月から市職員の給与を削減すると発表。開会中の市議会第3定例会に、市職員給与特例条例案を追加提案する。月額給与の減額幅は一般職が役職級に応じて3.77~9.77%で、特別職の市長・副市長は13%。期間は2014年3月31日まで。市長はこれまで、国の減額要請に対し「筋の通らない話」としていた。
「マイスター」有志、修復した古時計を市に寄贈(9/4)
「かわさきマイスター」有志が、チームをつくって修復していた昭和20年代の自動巻き大時計(高さ1.8m)を市に寄贈。時計は市生活文化会館にあったもので、09年に修復計画が浮上、10年から取り組んだ。マイスターがチームとなり一個の作品を製作するのは全国でも例がないとのこと。
広域水道企業団水道代未払いで 市民団体が監査請求(9/3)
市が県内広域水道企業団に臨時供給した水道用原水の対価が長らく未払いとなっている問題で、市民団体かわさき市民オンブズマンは、対価の約3億2,300万円の速やかな徴収を市に対して勧告するよう求める住民監査請求を市監査委員に行った。また、単価が2.8円/tと、都へ販売している20円/tと比べて安いことも問題とした。
阿部市長、秀嶋氏出馬表明でコメント(9/3)
秀嶋氏が出馬表明したことを受け、阿部市長は定例記者会見で、自身の進退について「極めて出馬しない方向になっている」と述べた。秀嶋氏については「能力は申し分ない。後継指名はしないが応援することになると思う」と述べた。
秀嶋元財務局長、市長選出馬表明(9/3)
秀嶋元財政局長は、市長選に無所属で立候補すると表明。自民党市連が県連を通じ、党本部への推薦を依頼しているが、秀嶋氏は民主、公明両党にも推薦を申請中。公約として、4年以内の待機児童ゼロ、首都直下型地震やゲリラ豪雨に負けない都市づくり、NPOなどを活用した地域の福祉力向上、国際戦略総合特区を通じた生命科学分野の集積などを掲げた。
かわさきマイスターがベトナムで人材育成へ(9/3)
市と市産業振興財団は、2人の「かわさきマイスター」が、9月から約3年間、国際協力開発機構(JICA)の草の根技術協力事業で、ベトナムのホーチミン市職業訓練短大でモノづくりの人材育成を担当すると発表。プレス金型製作や工場管理の基本を指導し、現地日系企業への就職機会拡大と、ベトナムの工業発展を目指す。
市の今年度の電力入札成立が大幅増(9/2)
市は、7月末までに実施した電力調達入札の成立件数を公表。参加企業が集まらず、63施設中入札成立が8施設に留まった2012年から一転、217施設中185施設と大幅増。東電以外の「新電力」の供給力強化によるとみられる。市は今年度より東電の環境配慮度をAランクからBランクに格下げ。
●参考URL
「川崎市環境配慮電力入札の実施について(平成25年度結果)」
登戸区画整理で 地権者らが早期完了要望(9/2)
1988年の着手から四半世紀が経過した現在も、進捗率が65%にとどまっている登戸土地区画整理事業について、地元の権利者らでつくる同区画整理街づくり推進協議会は、市議会の主要5会派に事業の早期完了を訴える要望活動を行い、2014年度から10年間、少なくとも毎年度34億円以上の予算確保を要望。市が2023年度まで10年延長するとした予定内の完了を強く求めた。
市議会第3回定例会開会、47議案が提出(9/2)
市議会第3回定例会が開会し、本会議が開かれた。市は補正予算や条例案など47議案を提出。市長は2012年度の市政運営について「市基本構想のまちづくりの基本目標である『誰もがいきいきと心豊かに暮らせる持続可能な市民都市かわさき』の実現に向けて着実に取り組みを進められた」と述べた。