最先端技術に触れる夏の科学イベント 「キングスカイフロント」(8/6)
最先端の研究開発拠点の技術に触れる「夏の科学イベント2025」が6日、キングスカイフロント(川崎区殿町)で小学生を対象に開かれ、約330人が参加した。研究所で使用している機器を使った科学実験や医療機器に直接触れるなど世界最高水準技術の一端を体験。洗剤や塩などを使って果物からDNAを取り出したりする多彩な講座に。同イベントは2013年に始まり、今年は36機関が参加した。
8月4日を「へらしぼりの日」に登録 市内の中小企業3社(8/4)
高度で繊細な板金加工技術の「へら絞り」を広く知ってもらおうと、市内の相和シボリ工業(高津区)、今野工業(高津区)、大矢製作所(中原区)の中小企業3社が8月4日を「へらしぼりの日」として、一般社団法人日本記念日協会に登録した。へら絞りは平面状や円筒状の金属板を回転させ、「へら」という棒を押し当てながら変形させる加工技術で熟練の職人技。記念日の日付は「へら」の「へ」が漢数字の「八」に似ていることと、「シボリ」の「し(四)」から選んだ。
市文化賞受賞の城谷さん上演回数5千回 腹話術師
市文化賞受賞者の腹話術師・しろたにまもる(本名・城谷護)さん(幸区)の上演回数が1日、5千回を迎えた。、長崎県生まれの城谷さんは、中原区のデイサービス施設でお年寄りたちを前に4歳の時に長崎原爆で亡くした兄の死にも触れながら相棒の人形「ゴローちゃん」との掛け合いで「社会性のある、共感できる笑い」を届けた。2014年に腹話術や市民演劇の活動などに対し、市文化賞を贈られた。
ふるさと納税26億円 過去最大全国91位 2024年度(8/1)
市は1日、2024年度のふるさと納税寄付受入額が過去最大の約26億円(前年度比約10億円の増)となったと発表した。全国1,741市区町村中91位で、前年度の153位から大きく順位を伸ばした。一方、ふるさと納税の寄付による市税減収額は約138億円(前年度比約15億円増)で、寄付受入額から流出額を差し引いたマイナスは過去最大の112億円となった。受入額拡大に向けた取組みとしてポータルサイトの拡充(3サイト→14サイト)、返礼品の充実(400品→約850品)を挙げている。
東芝の本社機能を川崎に集約(8/1)
東芝は1日、社名の由来で本拠地だった東京都港区芝浦の浜松町本社の機能を幸区の川崎本社に移し、本社機能を集約する。浜松町本社は1984年に完成した東芝ビルディングが本社機能を担い、社名を東京芝浦電気から東芝に変更した。移転先の川崎本社は、JR川崎駅近くの野村不動産保有のスマートコミュニティセンター(ラゾーナかわさき東芝ビル)。2014年以降、事業部門の約8千人が順次移転、8月中に残っていた約1700人が引っ越す。川崎本社は2001年までは登記上の本店所在地。
路上演奏を登録制に 川崎駅東口駅前広場(8/1)
市は川崎駅東口駅前広場(川崎区)で路上演奏する演奏者の登録制を1日から試行実施する。登録証である「川崎駅東口ストリートミュージックパス」を発行。演奏者はルールとなる指定場所(約40㎡のエリア4か所)のみでの演奏、時間は正午~午後9時で最長1時間での交代、大音量での演奏禁止、アンプの目安は出力10㍗以内などの順守が求められる。試行期間は2026年3月31日まで、登録業務は「音楽のまち・かわさき」推進協議会に委託、同会HPで受け付ける。
市議への殺害予告を受けコメント 市議会議長(7/30)
市議会の原典之議長は30日、共産党所属の市議への殺害予告等が明らかになったことを受け、「言論活動に対する身体的・物理的な攻撃は、仮にそれが実行に移されず、示唆するだけであったとしても、多大なる委縮効果を招くおそれがあり、議会制民主主義の前提を壊す行為として、断じて許されるものではありません」などとするコメントを出した。25日に被害届を提出、受理された。
平均年齢最も若い都市 大都市データランキング(7/30)
大都市(政令指定都市・東京都区部)の基礎的統計資料「令和5年版 大都市比較統計年表」をもとに、市の長所などを分かりやすくまとめた「大都市データランキング カワサキをカイセキ!」が30日刊行された。市の特徴として、人口の「自然増加比率」が最も高い(△0.15%)、20年国勢調査の「平均年齢」が最も若い(43.7歳)、「人口当たりごみ収集量」が最も少ない(0.243t)、「人口千人当たり要介護・要支援認定者数」が最も少ない(41.3人)などが挙げられている。
34の国・地域から2600人出場 日本初ジャンプロープ世界選手権(7/27)
ジャンプロープ競技の世界選手権大会「WORLD JUMP ROPE CHAMPIONSHIPS 2025」が8月3日までカルッツかわさき(川崎区)で日本で初めて開催された。ジャヤンプロープ(縄跳び競技)は1人で飛ぶシングルロープや複数人で行うダブルダッチなどの種目があり、国内競技人口約1800人、全世界では約5万人といわれ、近年は若者文化の一つとして人気を集める。世界各国の予選を勝ち抜いてきた34ヵ国・地域から2600人を超える選手が出場する。