市の屋外公園プール7カ所が営業を開始。今年の営業は8月28日までと例年より約半月短い。市公園管理課によると、開催期間短縮は「節電に協力するため」。7つのプールのいずれの水からも放射性ヨウ素、セシウムともに不検出だったことを知らせる紙が、各プール入口に掲示された。
宮前区で 「平和のための原爆展」開催(7/22~27)
核兵器のない世界の実現を訴える「平和のための原爆展」が、宮前区役所と宮前市民館で始まった。2008年に原水爆禁止宮前区協議会が発足したことを機に、2010年から開催。写真や絵画など約150点が展示されている。
川崎区の県立図書館で サイエンスカフェ開催(7/22)
専門家と市民がドリンク片手に気軽に科学の話題を語り合う「サイエンスカフェ」が、川崎区の県立川崎図書館で開催。今回は、横浜国大の佐々木淳教授(海岸工学)を迎え、「津波」がテーマ。同図書館が2010年から研究機関や大学と連携して開催し、今回は横国大との共催。定員40人に対し、応募222人。
横浜弁護士会、アリーナで賠償手続の説明会(7/21)
福島原発事故の損害賠償手続について、横浜弁護士会は、53人が避難する県内最大の避難所のとどろきアリーナで説明会を開催。避難者約10人が参加。19日現在、県内への避難者は1,625人で、福島県からが最も多い。
共産党市議団、市内の放射線量独自調査(7/21)
共産党川崎市議団は、市内全域の空間放射線量独自調査結果を発表。市調査では文科省目標値(0.19μSv)超えは計測されなかったが、この調査では上回る場所も。市は学校や公園の調査を「必要があれば継続する」としているが、同市議団は今後も2カ月に1回程度行い、次回は8月下旬に実施予定。
市内焼却施設の焼却灰放射性濃度を公表(7/21)
市は、市内4カ所からのごみ焼却施設から出る焼却灰の放射能濃度を測定した結果を公表した。放射性ヨウ素は検出されず、放射性セシウムも国が一時保管を求める8000ベクレル/kgを下回った。
市、日本女子大と教育分野中心に包括協定(7/21)
市と日本女子大は、教育分野を中心とした包括協定を結んだ。市立学校への学生ボランティアの派遣地域を広げ、大学1、2年生を対象にした学校インターンシップ(就業体験)などを実施する。同様の協定を結ぶのは明治大、専修大、慶応大に続き4校目。
規制値超えのセシウム含む肉が市内で販売(7/21)
放射性セシウムを含む稲わらを肉牛に与えていた問題で、市は、500ベクレル/kgの暫定規制値を上回る放射性セシウムが検出された牛肉が、市内の「ライフコーポレーション」のスーパー4店舗で販売されていたと発表。規制値を超えた牛肉が市内で流通していたことが判明したのは初。
「サマーミューザ」音楽祭前売り販売、まだ半数弱(7/21)
市長は、定例記者会見で、27日に始まる音楽祭「フェスタ サマーミューザ」の前売り券販売が総席数の半分弱にとどまっていることを明らかにした。「ミューザ川崎シンフォニーホール」が被災で使えず、会場を市内に分散した影響という。フェスタは今年で7回目。
市、放射性稲わら肉の市内流通結果発表(7/20)
市は、福島県内で放射性セシウムを含む稲わらを与えられ出荷された牛肉の、市内での流通について調査結果を発表。これらの牛肉は川崎区や幸区など5区にある10店舗で消費されたことを確認。検査の結果、放射性セシウムが検出されたが、いずれも国の暫定基準値以下だった。