小児医療費の助成 対象に中学生も(9/13)

福田市長は13日の市議会本会議で、小児の通院医療費の助成対象を小学6年生から中学3年生まで拡大し、所得制限を撤廃する方針を示した。現在、小学3年生までは自己負担分全額が助成対象だが、同4年生以上の一部負担金(1回500円以内)は維持する。助成の対象外だった中学生は上限500円の対象となる。現行制度の対象は約12万3300人。新たに約6万7600人が対象となり予算の増加分は年16億円程度を見込む。

旧統一教会との関係「なし」 報道各社への市回答(9/12)

5年でその範囲で調べたとしており、同団体の公共施設への場所市は12日、報道各社が福田市長あてに提出した過去10年間の市や市教育員会と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係を問う文書照会に対し、「全調査の結果、寄付金の受領やイベントの後援、助成金の支出はなかった」と回答した。公文書の保存期間は原則提供については情報公開に検討が必要などとして回答を保留した。

「9条を守る鐘つき」登戸長念寺 今年も9月9日9時9分(9/9)

世界の平和を願って参加者全員が鐘をつくイベント「平和の鐘つき」が9日、多摩区の長念寺で開かれた。「たま九条の会」の主催で、多摩区内の「生田」「すげ」「のぼりと」の各「九条の会」の共催。戦争放棄をうたった「憲法9条を守る」の意思を示し、毎年9月9日午前9時9分から行われ、今年で13回目55人が参加した。鐘つきの後、同寺の本堂で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政治家とのかかわりの危険性などについての住職の話があった。

エリザベス女王の死去で弔電 福田市長(9/9)

英国のエリザベス女王の死去を受け、福田市長は「市は、友好都市交流や東京2020大会での事前キャンプなどを通じ、英国から多くの知見をいただいた。謹んでご冥福をお祈り申し上げます」などとした弔電を9日、ジュリア・ロングボトム駐日英国大使あてに送った。市は英シェフィールド市と友好都市協定を結び、東京五輪・パラリンピックで英国代表チームを受け入れ、今年8月には福田市長が英国王室から「名誉大英帝国勲章」を受けていた。

「ネットリンチ」で違法書き込み大量認定 法務省(9/8)

差別の被害を訴えた川崎区の在日コリアン3世、崔江以子さんがヘイトスピーチの標的にされ「ネットリンチ」状態になっていることで、崔さんの弁護団は8日、法務省が192件を違法な書き込みと認定しブロバイダー企業に削除要請を行ったと明らかにした。ブログ・掲示板の認定率は約95%(申請38件中36件)、ツイッターは約60%(同262件中156件)。同じリストから市の認定率はそれぞれ約8%(3件)と2%(5件)。師岡康子弁護士は、市の条例運用は限定的過ぎて被害者の救済には不十分と指摘している。

半旗掲揚、弔意強制で市に申し入れ 安倍元首相国葬で市民団体(9/6)

安倍元首相の国葬に反対する市民団体「改憲・戦争阻止!大行進川崎実行委員会」は6日、市と市教育委員会に対し、公共施設や学校現場での半旗掲揚や弔意表明を強制しないことなどを求める申し入れを行った。弁護士や憲法学者をはじめ多くの団体が国葬に反対し、半旗掲揚の要請に抗議しているにもかかわらず強行しようとおり、地方自治、教育行政に携わる者として反対の立場を明確にすべきとしている。市が市教委へ葬儀に合わせて市立学校に半旗掲揚を依頼したことや、市役所に記帳所の設置を認めたことについても経緯など説明を求めている。

小中PCの全面点検完了 昨秋以降のトラブルで市教委(9/5)

文部科学省の「GIGAスクール構想」の一環で配備された市立小中学校の学習用パソコンで昨秋以降、焼損トラブルが続発した問題でパソコンの全面点検を実施した市教育委員会は5日、点検の完了とパソコンが一時使えなくなった補償約9300万円が返金されると発表した。点検は製造元のNECが小中学校165校の約11万6000台で実施。リース契約は2021年3月末から5年間、返金額はリース料金約1.3か月分で契約は継続する。

旧統一教会系コンサート後援6回承認 「音楽のまち」推進協(9/2)

市内の音楽団体や企業でつくる市民団体「『音楽のまち・かわさき』推進協議会」(顧問・福田市長)が、世界平和統一家庭連合会(旧統一教会)の関連団体が主催するコンサートを後援していた問題で、推進協議会は2016年から今年まで計6回の後援を承認していた。推進協の担当者は、途上国支援をうたうチャリティコンサートの内容に問題はないと判断し、主催が旧統一教会の関連団体との認識はあったが、女性の地位向上などが活動目的の団体で当時は不適切との判断はなかった、といっている。

国内外で活躍のダンサーや中高生ら現代ダンス披露 麻生市民館(9/1)

日本国際バレエ協会主催の「ジャパンコンテンポラリーダンスカンパニー公演」が1日、麻生市民館で開かれた。国内外で活躍するプロダンサー23人をはじめ県内外の中高生12人も出演した。コンテンポラリーダンスはテクニックと表現形態に共通の形式をもたず、個々の体で自由に表現するもので、時代の流れを取り入れて多様な表現ができる。国際的に活躍するドイツ出身の振付家ポール・ジュリウスを芸術監督に招いて練習した成果が披露された。

岡本太郎美術館5か月休館 開館23年で初(9/1)

市岡本太郎美術館(多摩区)は1日から来年1月末まで老朽化に伴う修繕工事のため5か月間休館する。1999年10月の開館以来、長期休館は初めて。今回は外階段や外階段屋上広場の防水・修繕工事で、期間中は工事の音で鑑賞の妨げになることが予想され休館するが、工事が中断される土日祝日は「カフェテリアTARO」とミュージアムショップは営業する。イベントなども企画される。

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