2024年の川崎市制百周年記念事業と「全国都市緑化かわさきフェア」の開催に向けて、企業や団体でつくる実行委員会の設立総会が1日、市産業振興会館(幸区)で開かれた。会長は福田市長、261の企業・団体、15の地元メディアなどが参与で計276団体で構成。主に若者層を対象に市の魅力を発信する「かわさきスペシャルサポーター」の第一弾として、川崎にゆかりの三人組ロックバンド「SHISHAMO」と四人組バンド「sumika」が発表された。
町内会などの配布再開9月号から 「市政だより」「議会かわさき」(9/1)
市は、広報紙「かわさき市政だより」と「議会かわさき」を9月号から町内会や自治会などによる配布を再開する。新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年12月から業者によるポスティングとしてきた。一部の町内会などからは配布再開の意見もでて、意向確認では54.9%の団体が配布再開、45.1%がポスティング継続だった。町内会などへの配布謝礼は市政だより1部10円、議会かわさき同4円、ポスティング単価は市政だよりが8.3~9円、議会かわさきが6.8円。各地域の配布方法はウエブサイトに掲載。
車いす男性を乗車拒否 市バスに関東運輸局処分(8/30)
市は30日、路線バス運転手(61)が車いす利用者の乗車拒否をしていたと明らかにした。国土交通省関東運輸局は同日、道路運送法違反で市交通局塩浜営業所のバス1台を車両使用停止30日とする行政処分をした。昨年、足が不自由な50代男性が路線バスに乗ろうとした際、健常者が車いすの乗車スペースに座っていたため運転手は後続バスを案内して出発、男性は12分後に乗車した。運転手は乗客が眠っていたため起こすのが忍びなかったと説明。本人から車内は混雑していなかったと苦情があり、乗車拒否が判明、市は運転手を訓戒処分とした。
ダンス国際大会女王の湯浅さんら市長表敬 パリ五輪の正式種目ブレイキン(8/29)
7月に米国で開催された「ワールドゲームズ」でダンススポーツのブレイキン(ブレイクダンス)の初代女王に輝いた湯浅亜実さん(23)と男子3位となった半井重幸さん(20)が29日、福田市長を表敬訪問した。湯浅さんは「Ami(アミ)」、半井さんは「Shigekix(シゲキックス)」のダンサーネームで活動し、プロ転向を機に市内に転居した。同大会は各競技の世界最高水準のアスリートが競う国際大会で、ブレイキンは2024年のパリ五輪から正式種目になる。
バトントワーリング世界大会で優勝 麻生の中3・川口さん(8/25)
イタリア・トリノで8月2~7日に行われた「第35回世界バトントワーリング選手権大会」の個人・男子ユース(12~17歳)部門で優勝した麻生区の市立中3年川口調(しらべ)さんが25日、福田市長に喜びを報告した。川口さんは3歳でバトントワーリングを始め、2016~22年まで全日本選手権で4回優勝した。出場した部門には4か国9選手が参加。劇団に所属し、芸能活動もしている川口さんは将来的にオリンピック競技になり、金メダルを目指したいと話した。
架空発注34件148万円 上下水道局職員2人懲戒免(8/25)
市上下水道局は25日、40~60代男性職員4人が2010年度以降に計34回、約148万円分の物品を架空発注したとして2人を懲戒免職、残り2人を停職1か月、監督責任などを問われた職員を含め計16人を懲戒処分にした。4人は買うつもりのない補修材などの名目で市内の小売店3店に架空発注し、作業に使う手袋など契約と異なる物品を入手、差額を小売店でプールさせていた。免職の2人は納入した物品の一部を私的流用していた。
24年度から図書館指定管理者制度導入へ 市教委承認(8/23)
市教育委員会は23日一部非公開で臨時会を開き、市立図書館への指定管理者制度導入を盛り込んだ計画案を承認した。計画では2024年度から幸、宮前、麻生図書館と全分館で同制度を導入。中心的な機能を担う中原と、川崎、高津、多摩図書館は直営とし、同制度を導入する図書館を指導・評価する。市民団体「川崎の文化と図書館を発展させる会」は陳情書を提出、計画案の見直しを求めていた。
安倍元首相の国葬シール投票で賛否可視化 登戸で市民団体(8/21)
沖縄の基地問題に関心ある市民団体「沖縄の映画を観よう!かわさき」が主催して、9月27日に実施予定の安倍元首相の国葬への賛否を問うシール投票が多摩区の登戸駅デッキで21日行われた。「税金を使って国葬?」と掲示されたパネルを駅前の2か所に設置、約1時間の呼びかけで206人が投票、反対174人、賛成28人、保留4人だった。同団体によるシール投票は4回目、斎藤彰代表は一般の人の意見をシールの数で可視化したいとの思いから取り組むとしている。
政令市50年記念 当時の本など中原図書館から巡回展(8/17)
政令指定都市として50年の節目を記念して、当時の本などを展示する巡回展が17日、中原図書館で始まった。初日に展示されたのは1972年の「日中国交正常化」に関する本や当時出版された絵本など約50冊。当時の伊藤三郎市長の「風格と魅力のまちへ」と題した市政だよりの記事や政令市誕生を報じた新聞紙面も読める。展示は9月1日まで。来年3月まで他の6区の図書館を巡回して展示する。
市会常任委などオンライン開催 本格実施(8/15)
市は15日、市議会常任委員会などのオンライン開催を本格実施すると発表した。対象は常任委と議会運営委、正副委員長会議などで、本会議は対象外。必要なパソコンやヘッドホンなどは議員自身が用意する。議員が新型コロナウイルス感染の陽性者となったり大規模災害で集まることができなくなったりした場合でも、会議が可能となる。国の通知を受け3月に市条例を改正、5~7月に試行していた。

