「ミライチ君」 北部市場水産物部マスコット愛称(11/8)

市中央卸売市場北部市場水産物部が募集していたマスコットキャラクターの愛称が「ミライチ君」に決定、8日開催の北部市場食彩まつりの「さかなの日」のイベントで発表された。573通の応募の中から選ばれた最優秀賞の「ミライチ君」はアートディレクターの佐藤香代子さんがデザインし、「市場で働く人に憧れたまねっこファッション」をコンセプトにした。審査員特別賞は「ほくまる」と「ほくとと丸」。

 家庭用太陽光発電の余剰電力買い取り開始 「川崎未来エナジー」(11/7)

市が51%出資する地域エネルギー会社「川崎未来エナジー」(幸区)は7日、地域で生まれた再生可能エネルギーを市内で循環させるため、家庭用太陽光で余った電力を買い取る新サービスの提供を始めると発表した。市内在住者を対象に、国の固定価格買取制度(FIT制度)を利用しない家庭の太陽光発電設備による余剰電力を1㌔㍗時あたり10.0円(税込み)で買い取り、公共施設などに供給する。7日から同社ホームページで受け付ける。

市文化賞など4賞に7人1団体(11/5)

2025年度の川崎市文化賞などの贈呈式が5日、市役所で開かれた。文化賞は100年の歴史を誇る「市茶華道協会」(徳安興理事長)、昭和音大理事長の下八川共佑さん(83)、一般財団法人「川崎沖縄県人会」名誉会長の比嘉孝さん(78)、社会功労賞はアーティストの大平暁さん(54)、元市看護協会副会長の高橋恵さん(65)、スポーツ賞はパリ五輪男子バレーボール日本代表で専修大4年の甲斐優斗さん(22)、アゼリア輝賞は声楽家の川崎麻衣子さん(30)、ピアニストの田久保萌夏さん(25)。

特産「能登ネギ」を学校給食食材に 地震被災者支援(11/4)

昨年1月に発生した能登半島地震の被災者を支援しようと市は能登の食材を一部の小学校で学校給食に取り入れてきたが、今月からは全ての小、中、特別支援学校に対象を拡大した。昨年から受け付けている被災者支援の寄付金を活用、給食を通じて震災を子どもたちに知ってもらえればとの期待も。4日からは収穫真っ盛りの特産「能登白ネギ」を使用した具だくさんの石川の郷土料理「めった汁」を統一献立に取り入れ順次提供する。

手ごろな価格で定食を殿町食堂開業 「キングスカイフロント」(11/4)

ライフサイエンスや環境分野などの研究機関が集積する国際戦略拠点「キングスカイフロント」(川崎区)の一角に4日、手頃な値段で定食を提供するレストラン「殿町食堂KING SKYFRONT BASE」が開業する。周辺に飲食店が少なく、殿町食堂と同じ場所にあったカフェが3月に閉店し「ランチ難民」になっていた。市はレストラン設置を決定し、区内外で飲食事業を行う「美雄JAPAN」(川崎区)が公募で選ばれた。

リチウムイオン電池収集開始 月2回「小物金属の日」(11/4)

市はリチウムイオン電池の不適切な廃棄による火災事故が課題となっていることを受け、リチウムイオン電池などの使用済充電式電池の収集を11月から小物金属の日(月2回)に地域の集積場所で分別収集する。これまで使用済の充電式電池は市内の電気製品販売店などの「回収協力店」で引き取っていたが、破損、変形品等は回収対象外で処分できなかった。普通ごみなどに混入されたリチウムイオン電池などが原因とみられる収集車火災が昨年度4件発生している。

「ゆめ横丁」20周年で盛況 「市子ども夢パーク」(11/3)

市子ども夢パーク(高津区)の秋恒例イベント「こどもゆめ横丁」が3日、開催されて約2千人が来場した。同イベントは毎年11月20日の市子どもの権利条例が定める「かわさき子どもの権利の日」に合わせ開催、「ゆめ横丁」は子どもの「やってみたい」を実現しようと始まり今年で20周年。当日は4歳から18歳までがチームを組み、雑貨店やゲームコーナーなど多彩な31店舗の模擬店を出店し、「仮想商店街」を楽しんだ。

特別市考えるトークセッション 「CFS2025」で開催(11/2)

産官学民共創イベント「Colors,Future!Summit2025-あたらしい自分、川崎ではじまる」の一環で、市が目指す新しい街の形「特別市」を考えるトークセッションが2日、市役所(川崎区)で開かれた。福田市長はコロナ禍での「医療従事者向けのワクチン接種は県、市民向けは市と役割が分かれ、県の接種が遅く市の接種が始められないジレンマ」という現行制度の課題を指摘。ゲストのユーチューバー「水溜まりボンド」カンタさん、フリーアナウンサー中川アンナさんと語り合った。

「移植者の五輪」でメダル獲得報告 市在住の村崎さんと稲垣さん(10/31)

臓器などの移植を受けたアスリートによる「世界移植者スポーツ大会2025」に出場した日本チームの選手らが31日、河合純一スポーツ庁長官にメダル獲得の報告をした。大会は2年に一度開かれ「移植者のオリンピック」とも呼ばれる。8月にドイツのドレスデンで開かれ、市内在住のバドミントン男子シングルス30代の部など二つの金メダルの村崎誠さん(37・多摩区)、陸上男子100㍍30代の部で銀メダルの稲垣徹也さん(40・中原区)らが出席した。

いじめ小学校で初の6千件台 2024年度調査(10/29)

市教育委員会は29日、2024年度の市立小・中学校の児童生徒の問題行動・不登校の調査結果を発表した。いじめの認知件数は小学校が6335件(前年比1143件増)、中学校が321件(同41件増)。今年7月時点で24年度内にいじめが「解消された」と確認できたのは小学校で98.3%、中学校で94.7%。不登校の状態にある小学生は1579人(同144人増)、中学生1872人(同46人増)。1000人当たりの不登校児・生徒は、小学生21.7人、中学生62.4人。

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