「新」 福田市長の今年の漢字(12/21)

福田市長は21日、年内最後の定例記者会見で、今年を表す漢字として「新」と直筆した色紙を披露した。11月の市役所新市庁舎のオープンや10月の地域エネルギー会社「川崎未来エナジー(株)」設立、9月の京浜工業地帯の発展を支えたJFEスチール東日本製鉄所京浜地区の高炉休止などを挙げ、「新しい世界がこれから始まる年になった」と「新」を選んだ理由を述べた。

服務規程違反の教職員93人 ICカードの出退勤登録怠る(12/19)

市立学校で昨年度、服務規定に違反してICカードによる出退勤登録を50日以上していない教職員が93人いることが、19日の市議会一般質問で明らかになった。小中学校、特別支援、市立高校の計175校約7000人の教職員について調査した結果、登録していない日数が100日以上の教職員は6人、うち最多は192日。ICカードによる出退勤登録は2019年4月から市教育委員会職員服務規定で義務付けられている。

アートコミュニケータ「ことラー」募集 東京芸大と連携(12/17)

来年の市制100周年に向け東京芸術大と連携する市は、新しいアートコミュニティ形成プロジェクト「こと!こと?かわさき」を始める。このプロジェクトの主体となるアートコミュニケータ「ことラー」を17日から来年2月2日まで募集する。「ことラー」は対話をしながら市内の文化資源を活かして、人・モノ・こと・場所をつないでいく。活動期間は最長3年間。任期後は各自で活動する場を探し、培ったノウハウや人脈を生かしてもらう。

「アリラン ラプソディ」全国ロードに先駆け上映 アートセンター(12/16)

戦前から多くの在日コリアンが暮らす川崎区桜本のハルモニ(おばあさん)たちの半生を追ったドキュメンタリー映画「アリラン ラプソディ~海を越えたハルモニたち」の上映会が来年2月からの全国ロードショーに先駆けて16日、麻生区の市アートセンターで始まった。22日まで。毎回、上映後に金(キム)聖(ソン)雄(ウン)監督のトークがある。初日は7人のハルモニもチマ・チョゴリ姿で舞台に立ち、映画への思いを語った。

ブレイキン・半井、湯浅選手 パリ五輪へ市長に抱負語る(12/12)

来年のパリ五輪で採用される新競技ブレイキン(ブレイクダンス)に出場が内定している市内在住の半井重幸(21)、湯浅亜実(25)の両選手が福田市長を表敬訪問、抱負を語った。半井さんはSIGEKIXのダンサーネームでブレイキンの「聖地」とされる市を拠点に活動、中国・広州で開催されたアジア競技大会で優勝、五輪出場を決めた。湯浅さんもダンサーネームAMIで活動、パリの国際大会で2度目の優勝を果たした。

京急・大師橋新駅舎23日から使用 梨の花連想の白基調(12/12)

京浜急行電鉄は12日、京急大師線大師橋駅(川崎区)の新駅舎を23日から使用すると発表した。建物の外観は、駅舎が旧大師河原村に位置し「長十郎梨」発祥の地ということから、梨の花を連想できる白を基調とした。同駅は2020年3月13日まで産業道路駅として運用、翌日から駅名を大師橋に改称した。06年2月から踏切による交通渋滞や事故の解消に向け鉄道の地下化工事を行い、19年3月に完了した。

改正入管法反対で街頭行動 世界人権デー(12/9)

「世界人権デー」の10日、6月に成立した改正入管法の施行に反対し、一時的に収容を解かれている「仮放免」中の子どもたちに在留資格を求める街頭行動が全国9都市であり、市内でもJR川崎駅東口で市民団体が呼びかけ計約400人が参加した。2024年までに施行される改正入管法は、難民認定を3回以上申請している外国人は、申請中であっても強制送還の対象になり、「難民の命を危険にさらす」との批判が出ている。

川崎フロンターレ優勝 サッカー天皇杯(12/9)

川崎フロンターレ(「かわさきスポーツパートナー」)が天皇杯JFA第103回全日本サッカー選手権大会で9日、柏レートルを0-0でのPK戦の末8-7で制し、3大会ぶり2回目の優勝を果たした。川崎は国内3大大会で通算7度目のタイトル獲得。これに伴い、本庁舎のライトアップ(12月9日18時~22時)、本庁舎(1Fアトリウム大型ビジョン、展望ロビー塔)での優勝記念動画や画像の放映(12月13日~28日)など優勝記念装飾を行った。

開学30周年を祝い記念イベント 市民アカデミー(12/9)

かわさき市民アカデミーの開学30周年を祝う記念イベントが9、10日の両日、市生涯学習プラザ(中原区)で開かれた。「学び続けることの意味」と題して福田市長、同アカデミー理事長の太田猛彦東大名誉教授、同顧問理事の藤嶋昭東大特別栄誉教授が鼎談。記念シンポは「新しい時代の市民大学」をテーマに坂口緑明治学院大社会学部教授が基調講演した。10日の記念フェスタでは、体験教室や講演+ディスカッション、古本市などを開催。

アウティングは重大な人権侵害 市議会で市長(12/7)

7日の市議会定例会本会議で福田市長は河野ゆかり議員(公明)の代表質問に答え、本人の同意なく性的指向や性自認を第三者に暴露する「アウティング」について、「重大な人権侵害」との認識を示した。アウティングについては職場や学校などで被害に遭った性的マイノリテイーの人が精神疾患の発症や自殺したりしたケースもある。市は当事者がどんなことに悩み苦しんでいるかをを知ってもらうことが重要としている。

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