市は市議会健康福祉委で、生活困窮者を自立支援する総合支援窓口「市生活自立・仕事相談センター(仮称)」を新設すると述べた。時期は12月頃。川崎駅周辺で場所を探し、運営主体は公募する。また、地域の社会福祉法人やNPO法人、不動産関係団体などでネットワーク会議も立ち上げてもらい、窓口との連携を強化する。
ミューザ建設のJV、市に追加工事費支払求め提訴(8/20)
ミューザ川崎の工事をした4社の共同企業体(JV)は、復旧の追加工事費が払われていないとし、市に約4億9,200万円の支払いを求め横浜地裁に提訴。JVは2011年秋に復旧工事の契約を締結したが、着工後、新たな不具合などで追加工事が示され、その分の工事費は「入札時に前提としていない」ため「別に清算されるべき」としている。
ミューザ天井崩落で 東響も建設会社を提訴(8/20)
東日本大震災でミューザ川崎ホールの天井が崩落したのは建築上の欠陥が原因だとして、同ホールを本拠地とする東京交響楽団(東響)と楽団員91人は、ホールを建設した都市再生機構(UR)と清水建設、大成建設など1法人7社に対し、被害と慰謝料など約1億4,365万円の損害賠償を求め、横浜地裁に提訴した。
ソニー、お薬手帳のカード化を市内で試験導入(8/19)
ソニーは、「お薬手帳」の機能をカードに収めるシステムを開発したと発表。今秋から市内全域の薬局で試験サービスを開始する。このシステムでは、名前などはカードに、処方内容はサーバーにと別々に記録し、カードを落としても登録IDを変えれば、薬の情報は洩れないというもの。
クレーン監査請求で 委員の意見分かれ合議に至らず(8/14)
市監査委員は、市が川崎港に増設中の3基目の荷揚げ用クレーンを巡り、市民団体「かわさき市民オンブズマン」などが行った住民監査請求について、委員のうち3人が増設の必要性や公益性を認めたが、1人は「増設の必要性を認められず」としたため、「合議に至らず、監査結果を出せなかった」と発表。同オンブズマンは今後、住民訴訟を起こすことを検討する。
●参考URL 「住民監査請求の結果について」
【民間調査で】県内企業の女性管理職数、5割弱がゼロ(8/14)
課長職級以上の女性管理職の割合が10%に満たない企業が県内で8割を超え、そのうち女性管理職がまったくいない企業が5割弱に上ることが、帝国データバンク横浜支店がまとめた調査で分かった。調査は7月に970社を対象に行い、464社(47.8%)が回答。自社の管理職に占める女性の割合が「0%」と答えた企業が47.0%で最多となった。
●参考URL「女性登用に対する企業の意識調査(帝国データバンク)」
市、災害時の資機材協力でアクティオと協定(8/12)
市と、建設機械のレンタル・販売を手掛ける「アクティオ」(中央区)は、災害時にアクティオが市に対し発電機や仮設トイレなど応急対策用資機材を優先的にレンタルするという協定を締結。交通規制のかかる災害時でも、協定を結んでいれば通行証発行がスムーズになるなどの利点がある。
●参考URL
アクティオと川崎市の「災害時における応急対策用資機材等の供給協力に関する協定」
の締結について
川崎区で PM2.5が暫定指針値超え(8/11)
県は、微小粒子状物質「PM2.5」が川崎区の池上新田公園前で、「注意を必要とする暫定指針値(70μg/m3)」を超え、71.2μgを計測したと発表。県内で暫定指針値を超えたのは今年初。また、10日と11日、県内のすべての測定所で環境基準値(35μg/m3)を超えた。
自民党市連への市長選推薦申請新たに2人(8/10)
自民党川崎市連は、市長選に向け選考委員会を開き、既に申請をしている二人の市議のほか、旧自治省の元官僚と衆院議員の政策秘書の二人から、新たに党推薦を求める申請があったと発表。市連は他の申請者を含め、8月末をめどに一本化を図る考え。市連幹事長の大島市議は「阿部市政の継承、発展」を掲げるとしている。
市、「環境ショーウィンドウ・モデル事業」に3件選定(8/9)
市は、優れた環境技術の普及を後押しする「かわさき環境ショーウィンドウ・モデル事業2013」を選定。9月上旬から導入施設を公開し、地元企業などに採用を促す。選定されたのは、東京整流器(多摩区)による八千代銀行登戸支店での商用電源不使用の照明システム、日本エレクトライク(中原区)の電気三輪自動車による郵便などの配達、ペダル社(川崎区)の自転車シェアリング実験の3件。
●参考URL
平成25年度省エネ創エネ新技術導入促進事業
「かわさき環境ショーウィンドウ・モデル事業2013」選定結果について

