福島第一原発の事故に伴う放射能汚染問題で、市は独自に、市内の農産物の放射能濃度の検査を開始。市町村が独自に検査を行うのは初めて。検査対象は「かわさき農産物ブランド品」として登録している品種のうち、トマトと大根、玉ねぎ、キュウリ、梅、梨、柿の7種。
(参考)横浜市の待機児童数が5年ぶり減(5/18)
横浜市は、4月1日現在の保育所待機児童が971人で、全国最多だった2010年同期から581人減り、06年以来5年ぶり減少と発表。保育所新設や代替施設定員拡大などが一定の効果を上げた。市は2013年4月の待機児童解消を目指しており、林市長は「実現に向け一歩前進した。多様な保育資源の活用や低年齢層に重点を置いた(結果)」と説明。
幸区のベンチャー、試作の電気自動車公開(5/18)
慶応大学発のベンチャー企業「シムドライブ」(幸区)は、試作の電気自動車「SIM-LEI」(シムレイ)を公開。充電1回当たりで、市販電気自動車の1.5~2倍に当たる走行距離333kmを達成。同社は開発に参加した30社超の企業などを中心に技術を移転し、2013年の量産化を目指す。
市総合消防訓練場で 水防訓練開催(5/18)
梅雨や台風シーズンをまえに、風水害に備える水防訓練が、宮前区犬蔵の市消防総合訓練場で行われた。区役所や宮前消防署、同消防団などから約220人が参加し、災害時の連携を確認した。
市と中国・瀋陽市、姉妹都市30周年で調印(5/18)
市と中国・瀋陽市は、姉妹都市提携30周年を記念し、今後の交流と協力に向けた覚書の調印式を、川崎市役所で行った。同日、瀋陽市の陳海波市長ら代表団13人が市役所を訪問した。
4月当選の新人市議15人が初登庁(5/18)
4月の川崎市議選で初当選した新人市議15人が初登庁した。市議の任期は5月3日から4年間。この日は議員総会が開かれた。
等覚院、被災地から戻ったボラへ本堂解放(5/9~20)
東日本大震災のボランティア活動から戻ってきた人たちのため、宮前区の神木山等覚院が20日まで本堂を開放。「こころのお堂」と名付けた試み。女性同士で気兼ねなく話せるよう、19日には、女性僧侶がいる熊野山法華寺(横浜市港北区)で女性限定の「こころのお堂」も開催予定。
市長、多摩川花火大会「できるならやりたい」(5/17)
東日本大震災の影響で各地で花火大会中止が相次いでいるが、川崎の「市制記念多摩川花火大会」について、市長は定例記者会見で「景気づけのためには重要なイベント。できることならばやりたいと思う」と述べた。節電の影響も鑑みながら、6月中にも開催の可否の結論を出すとした。
市長、原発で作業した消防員に手当増額検討(5/17)
市長は定例会見で、東京電力福島第一原発3号機への放水作業に当たった市消防局の隊員の手当増額を検討していると述べた。条例で定めている手当の額を「すずめの涙」と表現し、「国や都の対応を参考にし人事委員会にも相談しながら検討する」と見直しを示唆した。
国家公務員給与1割削減に市長がコメント(5/17)
市長は定例会見で、菅政権が国家公務員の給与を1割削減し、東日本大震災対応の財源にあてるとした方針について「国家公務員が責任をとれというのか。国にお金がないから拠出しろというのか。どういう論拠で結論に至ったのか理解致しかねる」と述べた。