国内観測史上最大規模となる東日本大震災により首都圏の公共交通機関がマヒしたため、市は、市産業振興会館とアゼリア地下街を帰宅困難避難所に指定し、終夜解放。帰宅できなくなった人たちなど約2,600人が、川崎区が用意した毛布にくるまり、床にねそべるなどして夜を明かした。
震災で市内4施設に計74人が自主避難(3/11)
東日本大震災による地震の影響で、川崎区内の小中学校計3校に計44人、中原区の市国際交流センターに30人が自主避難した。
東日本震災で県内130万2千世帯停電(3/11)
神奈川県災害対策本部によると、東日本大震災の地震による影響で、県内では一時130万2000世帯で停電となった。
市内企業とベトナムのビジネス交流会開催(3/10)
経済成長が進むベトナムと川崎市内の企業とのビジネスマッチングを促進するため、ベトナム南部のバリア・ブンタウ省と川崎の企業・行政関係者らのビジネス交流会が、幸区で開かれた。同省と川崎の関係者ら計約50人が参加。
避難所整備に関する条例が委員会から議会提案へ(3/10)
市議会総務常任委員会は、「市避難所の機能整備及び円滑な管理運営に関する条例案」の定例会への提案を決定。市議会局によると、可決されれば、政策条例に関する委員会提案は政令市初。市議会としても、議員選出を含め初の政策条例提案となる。16日の本会議最終日に採決予定。
2010年の川崎港輸出入額、2年ぶりに増加
横浜税関川崎税関支署が発表した2010年の川崎港貿易概況によると、輸出額は1兆2,016億円(前年比18.3%)、輸入額が2兆1,664億円(17.9%)で、いずれも2年ぶりに増加した。同支署は自動車輸出の回復や原油価格の上昇が要因とみている。
高校生に ものづくりの魅力を伝える講演会(3/10)
ものづくりの魅力を若者に伝える講演会が、中原区のエポックなかはらで行われた。かわさきマイスターのプリント配線基板製造工、落合康孝さんが、高校生430人に「10代に伸びる創造力」をテーマに講演。
2010年に自殺の中学生、両親が実名公表(3/9)
2010年6月、「いじめられている友人を守れなかった」と遺書を残し自殺した中学3年生が通っていた市立中学で卒業式があり、式を機に両親が実名と写真を公表した。両親は「いつまでも匿名では子どもがかわいそう」として公表したと説明。
フロンターレ応援バナナで 市に105万円寄付(3/9)
フロンターレの本拠地、等々力陸上競技場の全面改築に向けて市が設けている整備基金に「かわさき応援バナナ」などによる寄付金など約105万円が贈られた。同基金の積立額は約3,014万1,000円になった。
川崎区殿町の新産業創出で産官学が会議(3/9)
川崎区殿町3丁目地区に整備する成長産業の研究開発拠点について、産官学による「国際競争拠点形成戦略会議」(座長:小宮山宏・三菱総研理事長)と、総合特区について協議する「ライフイノベーション地域協議会」の合同会議が市内ホテルで初開催され、41人が出席。同地区の発信力を高めるため、名称を「キング スカイフロント」に決めた。