JR川崎駅東口で歩行者と自転車の事故防止に向け、車道に自転車専用レーン設置を検討していた市は、計画を見送る方針を決めた。2009年11月の社会実験で、路線バスの運行に遅れが出たことなどが原因。市は、市民や団体を対象に自転車対策全般のパブリックコメント募集を開始、あらためて有効な施策を検討する。
市議会市民委員12人が登戸研究所を視察(5/19)
市議会市民委員会の委員12人が、多摩区の明治大学生田キャンパス内の旧陸軍登戸研究所の関連遺跡を視察した。地元住民らが2009年12月、市に関連施設の保存の対策などを求めて陳情、同委員会で審議している。
市、名誉国際親善大使を創設、二人就任(5/18)
市は、市名誉国際親善大使創設を発表。7月1日に医師の中沢弘さん(米・ボルティモア市在住)、と、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターのライナー・キュッヒルさん(ウィーン市在住)が就任。海外で活躍する人を任命し、市の魅力を国内外に広めてもらう予定。中沢さんはボルティモア市との姉妹都市提携に尽力、キュッヒルさんは妻の実家が川崎市内にある。
多摩川河口干潟で 東大島小が観察会開催(5/17)
多摩川河口の大師橋周辺に広がる干潟で、地元の市立東大島小学校の5年生約40人が観察会を行った。埋め立てが進む多摩川河口に残る貴重な干潟で、豊かな生態系を観察しようと、市民団体「多摩川クラブ」の協力で実施。同校では2006年から5年生の授業で続けている。
政令指定都市市長会議開催 (5/11)
政令指定都市の市長会議が、4月に政令市に移行した相模原市が初参加し、同市で開かれ、阿部市長も参加した。全国19政令市の市長らが参加し、税や財源などで都道府県と同格の権限を持った新たな「大都市制度」を創設するよう国に働きかけを強めることを決めた。
市アートセンターで 体験型演劇講座開催(5/9)
市アートセンターで、芝居を身近に感じてもらおうという体験型演劇講座が開催された。素人から俳優まで、市内外から幅広い人々が集まった。この試みは「川崎・しんゆり芸術祭2010(アルテリッカしんゆり)」の一環。イベントの中で数少ない体験型講座であるうえ、中学生以上なら誰でも参加できるとあって、定員の4倍以上にあたる約90人が応募。
市長、普天間問題で鳩山政権対応を批判(5/7)
市長は定例記者会見で、米軍普天間飛行場の移設問題での鳩山政権の対応を、「元の混乱状態に戻してしまった」と批判。「県民や関係者が合意して長い間苦労を重ね、やむを得ないというところで我慢して収まってきたものを、パンドラの箱をひっくり返してしまった」と指摘した。
ブレーメン商店街、高齢者向けフリーマガジン発行
中原区のモトスミ・ブレーメン通り商店街振興組合(伊藤博理事長)は、店舗マップなどを掲載した高齢者向けフリーマガジン「プラチナ・プレス」を創刊。年4回発行予定で、まず2,000部を中原区役所高齢者支援課窓口などで配布を始めた。高齢者らに商店街を直接PRし、来店してもらう狙い。
「街おこし協力隊」、商店街でのイベントに協力(5/5)
企業などの退職者が中心となり、知識や技能・技術を活かして、市内の商店街などの話題づくりや課題解決に貢献しようと、2009年10月に発足した「街おこし協力隊」。活動が本格化し、中原区のモトスミ・ブレーメン通り商店街で、隊員指導による「紙飛行機飛ばし」のイベントが行われた。
元市議・高橋嘉彦さんの遺志継ぐ歴史本発刊
元市議で、川崎を題材にした歴史本「ふるさと川崎の自然と歴史」を上・中巻と発行し、下巻の執筆半ばで2009年3月に亡くなった高橋嘉彦さんの遺志を継ぎ、このほど下巻が発行された。妻の英(てる)さんや親交のあった知人が協力して、高橋さんの8年越しの思いを実現させた。