友人の遺産を相続した多摩区の元県立高校長、内野哲さんが、友人の遺志を継ぎ、同区の市青少年科学館のため市に5,000万円を寄付した。市からは感謝状が贈られた。市は、新たに設置する天体望遠鏡4台の購入費に充てるという。
神奈川県・横浜市・川崎市「三首長懇談会」開催(1/28)
松沢県知事と林横浜市長、阿部川崎市長が共通の課題について話し合う「三首長懇談会」が開かれた。国と地方の協議の場の設置や「地方自治基本法」(仮称)の制定など地方分権改革の実現に向けた緊急提言のほか、10月に新滑走路が供用開始を控える羽田空港の国際線充実などを求める要望書をまとめた。羽田空港については、国際線就航路線の充実や騒音対策のほか、「神奈川口構想」の推進を要望していくことを確認。
サッカー縁で 新潟図書館に川崎コーナー設置(1/28)
サッカーJ1のホームタウン同士という縁で、アルビレックス新潟の本拠地の新潟市立図書館に、川崎に関する書籍を集めたコーナーが登場した。川崎の観光パンフレットも配布し、2月2日まで。麻生図書館との連携事業で、川崎では逆に新潟コーナーが設けられている。
市立東高津小、NEC「テクノパーク高津」訪問(1/27)
市立東高津小学校の5年生が、近くのNECインフロンティア「テクノパーク高津」を訪問し、地球温暖化や同社の環境への取り組みについて学んだ。両者の交流は03年以後毎年行われている。
川崎駅周辺自転車レーン実験、歩行者8割賛同(1/27)
09年11月に川崎駅周辺で行われた自転車対策の社会実験で、周辺歩行者の8割が、車道に試験的に設けた自転車専用レーンに賛同していることが、市がまとめた意向調査でわかった。自転車利用側も専用レーン継続を求める声が6割以上と好評。市は実験結果を学識者や地元関係者らでつくる自転車対策検討会議に報告。今後パブリックコメントも募り、10年6月に今後の対策を決定予定。
フロンターレ、ナビスコ杯賞金を市に寄付(1/27)
サッカーJ1の川崎フロンターレの武田信平社長が市役所を訪れ、市に09年のナビスコ杯の準優勝賞金5000万円を全額寄付した。寄付された賞金の半分は、市内学校のサッカーボールやフロンターレ制作の小学生用算数ドリルの購入費などに充てられる。残りの約2,600万円を市はフロンターレ本拠地の市等々力競技場の改修費に利用する予定。
市長、監査報告受領で「より効率的な管理運営を」 (1/26)
市の包括外部監査報告を受け取った市長は、「公有財産の安全性や有効活用は重要な課題だ。厳しい財政状況の中、より効率的な管理・運営を図る必要がある」と話した。
市監査報告で「随意契約額が誤解招く」と指摘(1/26)
市が08年度に発注した緑ヶ丘霊園(高津区)の清掃業務委託など、霊園関係の随意契約約28件のうち16件が、競争入札を行わない随意契約上限の100万円に近い90万円台で随意契約が結ばれていたことが、市の包括外部監査でわかった。同じ作業で期間を分割した契約もあり、監査人は「意図的に100万円未満にしたと誤解を招きかねない」などと指摘した。
市監査報告で 「マリエン」が過剰施設と指摘(1/26)
市の丸山邦彦・包括外部監査人は、09年度の監査結果報告書を市長らに提出、公表した。川崎区東扇島の市港湾振興会館(川崎マリエン)について「このような過剰な施設を造る必要があったのか、開設当時の計画が疑われる」と厳しく指摘。09年度の監査テーマは「一般会計における公有財産(不動産)の管理運営に関する公務の執行」で、08年度の財産管理が適切かなどを調べた。
市立今井中で 防災ワークショップ開催(1/25)
中原区今井仲町の市立今井中学校で、防災ワークショップが開かれた。2年生約70人が、地図上で災害時の危険を想定し、対処法を考える「災害図上訓練」に挑戦した。中学生が取り組んだのは、DIG(ディグ)と呼ばれる訓練で、指導する中原消防署によると、地域の防災訓練などで活用されているが、中学生が挑戦するのは珍しく、市内では初めてとのこと。

