市は、2010年度予算編成方針について発表し、収支不足が247億円になる見通しであると発表。財政課によると、収支不足の最大の要因は、予算では03年度以来7年ぶりとなる市税収入のダウン。法人市民税は1980年度の水準まで落ち込む見通し。個人市民税も90億円前後減るとみられる。
川崎駅東口で 歩行者と自転車分離社会実験(11/7)
川崎駅東口周辺で、歩行者と自転車それぞれの専用道を設ける社会実験を、川崎駅東口周辺地区総合自転車対策検討会議と市が開始。7日からの2週間、通行者へのアンケートやビデオ撮影で効果を調べ、09年度中に総合的な自転車対策をまとめる。今回は①市役所通り南側の歩道に柵を設置し、歩行者と自転車を分離、②片側3車線の新川通りの各1車線を柵で分離し、7~19時まで一方通行の自転車専用道にする、③東口周辺歩道で自転車の「押し歩きエリア」を設定、の三つ。地元町会などのボランティア延べ約900人を含む延べ約2,700人が誘導などにあたった。
富士見公園内「はぐくみの里」で収穫祭開催(11/7)
川崎区の富士見公園内にあるコミュニティガーデン「はぐくみの里」で、作物の収穫を祝う収穫祭が開かれ、多くの親子連れなどでにぎわった。はぐくみの里では、市民の相互交流を目的に、米やネギ、サツマイモ、ハーブなどの栽培が行われ、市民らのボランティアが管理運営を行っている。
川崎区で「健康づくり・子育てフェスタ」開催(11/6)
乳幼児からお年寄りまで幅広い世代が交流を楽しむ「かわさき区いきいき健康づくり・子育てフェスタ」が、川崎区の教育文化会館で開かれた。同区の子育て支援グループや障害者団体などでつくる実行委員会の主催。
向の丘工業高生、手づくり標識を久地小へ贈呈
多摩区の県立向の丘工業高校生たちが、手づくりの交通安全標識「飛び出し君」3基などを市立久地小学校へ贈り、通学路へ設置された。「飛び出し君」は、30年以上前から同小通学路の交差点など26か所に設置されてきた。雨ざらしで傷みがひどかったため、同高生たちが08年から地域貢献として製作をし、08年は4基を贈呈。09年は木製プランターとともに製作した。
工具製造大手「タンガロイ」、川崎から移転へ(11/4)
超硬工具製造大手のタンガロイは、幸区の本社を2010年4月に福島県のいわき工場に移転すると発表。設立から半世紀以上、川崎を拠点に活動してきたが、生産拠点は既に県外に移しており、業務効率化のため県内を離れることになる。登記上の本店所在地もいわき工場となる。
市、2010年開所・増員予定の認可保育所発表(11/4)
市は、2010年4月に開所・増員予定の認可保育所を発表した。8月に策定した保育計画見直しに沿い、受け入れ枠を1,130人増員。09年4月の待機児童数は713人だが、市こども本部は「待機児童数は増え続けており、まだ足りる状況ではない」とし、2012年4月までに3,000人の増員を図る。今回の拡充はすべて民営保育園。市内初となる幼・保一体の認定こども園「新城みらい保育園」(中原区、定員120人)などが含まれている。
市、インフルエンザ流行発生警報発令(11/4)
市は、インフルエンザ流行発生警報を発令した。市健康安全室によると、11月の警報発令は、現在の形式で調査を開始した1998年以降、例がないという。「今後も感染の拡大が危惧される」と注意を呼びかけている。
交通局が「川崎市バス大事典」配布開始(11/2)
子どもたちに市バスの運転手の仕事ぶりや、乗車マナーを伝えようと、市交通局が「川崎市バス大事典」とするパンフレットを1万部製作し、市内4カ所の営業所などで無料配布を開始。
米ボルティモア市で姉妹都市30周年記念式典(11/2)
市と姉妹都市提携30周年を迎えた米・ボルティモア市で記念式典が開催。訪米した阿部市長とボルティモア市のシーラ・ディクソン市長が、両市のさらに強い信頼関係を確認する文書を交わした。工業都市として発展した両市は、1979年6月14日に提携を結び、市民交流などを重ねてきた。今回署名した確認書では、今後、環境問題などでも積極的に協力することが特記された。