京浜臨海部の中心地・川崎に残る産業遺産や産業観光の魅力を広めようと、施設を巡る「川崎産業観光モニターツアー」が開催された。市民45人が参加。臨海部の工場景観への関心が高まっていることから、市内の産業遺産を観光に組み入れる狙いで市が初めて企画。08年度内に8回開催する予定の初回。
市営住宅60棟が震度6で「倒壊の危険」と診断(5/28)
市が実施した市営住宅の2007年度の耐震診断で、62棟のうち60棟が震度6以上の地震で「倒壊する危険性が高い」か「倒壊する危険性がある」ことがわかった。市は「想定より悪い結果」として、残り139棟を08年度中に前倒しして診断することに決定。旧耐震設計基準だった81年5月以前に着工した301棟のうち、建替え・廃止予定を除く201棟が対象。
保育所待機児童583人、昨年より118人増(5/28)
市が4月1日現在の保育所の入所状況を発表。保育所新設で定員は昨年度より535人分増えたが、入所希望も約600人増加。待機児童数は583人で、昨年度より118人増。市は保育緊急5ヵ年計画で、2012年4月までに受け入れ枠を2600人分増やし、待機児童をなくす目標を掲げている。
市議会、議会基本条例の制定方針を明らかに(5/27)
市議会の鏑木茂哉議長らは、議会と議員の位置付けや役割などを明確にする「議会基本条例」を制定する方針を明らかにした。来年3月議会での議員提案、4月施行をめざす。
市中間人口密度、全国15大都市中3位に(5/27)
05年度の国勢調査で、市の昼間人口密度が全国の政令市を含む15大都市中3位と、過密化が顕著になっていることがわかった。特にJR川崎駅周辺は超過密状態で、昼間人口を区域に均等に立たせた場合の距離を示す「接近度」は3.3メートルとなった。
市長、住民投票条例案の議会提案発表(5/26)
市長は、市政の重要事項に対して、市民が直接是非を投票する住民投票条例案を、6月の議会に提案すると発表。制定されれば、県内では3番目、政令指定都市では2番目。18歳以上の市民や、日本での在留期間が3年以上の外国人市民の投票資格を認めた。実施には、投票資格がある市民の10分の1以上の署名が必要。議会や市長も発議可能。
小杉駅に大規模駐輪場オープン(5/24)
武蔵小杉駅近くに、大規模駐輪場「チャリパ武蔵小杉」がオープン。同日開業する商業施設「パークシティ武蔵小杉プラザ」に併設する形で三井不動産販売が設置。
「高津区選出市議会議員と語る会」開催(5/24)
2003年にスタートし、今年で4回目の「高津区選出市議会議員と語る会」が、てくのかわさきホールで開催。新たな試みとして議会定例会の一般質問を分析し、質問の多かった4つのテーマについて、市民と議員が意見交換した。
中原区、「緑のカーテン」PR絵本配布(5/24)
中原区は、地球温暖化防止に役立つ「緑のカーテン」となるゴーヤーの育て方を子ども向けに紹介する絵本を作成。24日開催の「区民会議市民報告会」で無料配布。緑のカーテンの作り方、効果を紹介。緑のカーテンは、区民会議の「地域で取り組む環境対策」の一環で、「地球にいいことプロジェクト」として地域ぐるみの環境対策の一つとなっている。
市、夢見ヶ崎動物公園案内板損壊を被疑者不詳で告訴(5/23)
4月に幸区の夢見ヶ崎動物公園周辺を紹介する案内板の一部が2回に渡り切り取られた事件で、市は、被疑者不詳のまま器物損壊容疑で告訴した。太田道灌についての説明文のほかほぼ同じ箇所が、何者かによって切り取られたという。