子ども食堂支援へSDGs推進協定 市とフロンターレ(8/7)

市と川崎フロンターレは7日、SDGs(持続可能な開発目標)の推進に関する協定を結び、子ども食堂の支援を始める。市内の企業などの協力を得て、食材提供や保管場所の確保などに取り組み、様々な課題の解決策を提案し、子ども食堂と企業などのマッチングを行う。フロンターレの吉田明宏社長は、サッカークラブとしてだけでなく、地域の社会インフラとして役割を果たしていきたいと述べた。

最優秀賞にCDデビュー 「学生バンドオーディション」募集(8/6)

中原区で毎年開催される音楽イベント「In Unity」の実行委員会の主催で、「カワサキ学生バンドオーディション」の募集が始まった。最優秀に選ばれるとCDデビューでき、昨年は県立麻生総合高校の生徒4人組バンド「リユニオン」が受賞。メンバー3人以上、半数以上が学生、1人以上が市内在住か在学が条件。最優秀受賞バンドはタワーレコードグランツリー武蔵小杉店でCD発売するほか、来年1月開催の同音楽イベントに出演できる。9月30日締め切り。

英捕虜追悼「最後のメッセージ」 関田寛雄牧師(93)(8/6)

第2次世界大戦で旧日本軍の捕虜となった外国人兵士ら1700人以上が眠る英連邦戦死者墓地(横浜市保土ヶ谷区)で毎年夏に開かれる追悼集会で、27年間追悼の辞を読み上げてきた牧師の関田寛雄さん(93)が6日、最後のメッセージを述べた。捕虜の扱いを謝罪、不戦と共生を誓い、ロシアのウクライナ侵攻の即時停止を訴えた関田さんは、本市で伝道活動を始め、戦争に翻弄され、差別に苦しむ在日コリアンが多く住む地域で人権運動や生活支援に取り組んだ。

初のシェアオフィス開設 殿町に市産業振興財団(8/5)

市産業振興財団はライフサイエンス系の研究機関や企業が集積する殿町キングスカイフロント(川崎区)にシェアオフィス「殿町コネクト」を初めて開設した。同施設の立地機関との共同研究を実施、予定する企業やライフサイエンス系のスタートアップなどの事務オフィスとしての利用を想定。約50㎡のスペースに14席程度を用意、入会金1万1千円、月額利用料金1万5400円~3万3000円。

半旗掲揚に市と市教委へ抗議 川崎労連(8/5)

市教育委員会が安倍元首相の葬儀に合わせて、全市立学校に半旗掲揚を依頼したことについて、川崎労働組合総連合(川崎労連)は5日、市と市教委に抗議を行った。抗議文は半旗の掲揚が生徒らに与えた影響を懸念し、市教委から各校への依頼に強制力が働いた可能性を指摘した。福田市長が定例会見で半旗掲揚が政治的中立を侵すとは思わないと述べたことも、行政の長として極めて不適切で思慮が浅いと批判した。

麻生区黒川に初の大型稽古場 日本オペラ振興会(8/5)

西洋のオペラを上演する「藤原歌劇団」と日本のオペラを上演する「日本オペラ協会」との合併統合で1981年設立の公益財団法人日本オペラ振興会(本部・東京都渋谷区)が麻生区黒川に初の大型稽古場を新設した。鉄筋コンクリート造り地上3階建て、延べ面積約1151㎡、3階に約350㎡の稽古場、2階には歌の練習などに使う約50㎡のレッスンルームがある。近くに「劇団民藝」の稽古場があり協調しての黒川での芸術振興が期待される。

救急車出動率100%ひっ迫した状況続く 市消防局(8/2)

市消防局が通常使用する救急車の出動率が100%に達するケースが増え、2日には過去最多の384件になり、現場はひっ迫した状況が続いている。新型コロナウイルス患者と熱中症患者の増加が原因といわれ、通常使用する救急車全29台が出動することもあり、故障時の代用救急車数台も含め運用しているが、出動率90%を超えることがある。同局は平均到着時間も通常と比べて約3分遅くなっており、適正利用を呼び掛けている。

コロナ禍市がタクシー事業者に支援金(8/2)

新型コロナウイルス感染症を巡り市は、人流抑制の影響を受けているタクシー事業者に支援金を交付する。市民の移動手段として地域を支えるタクシー事業者を支援し、公共輸送サービスを確保したいとしている。申請は9月30日までで、市内に事業所があり、申請時点で営業を継続していることなどが条件。法人事業者は市内で保有する車両1台ごとに1万円、個人事業者は1万円を交付する。

市長に名誉大英帝国勲章 五輪・パラ英国チーム事前キャンプで(8/2)

市は2日、東京五輪・パラリンピック英国代表チームの事前キャンプを通じて日英関係の発展に貢献したとして、福田市長が英国のエリザベス女王から名誉大英帝国勲章MBEを受賞したと発表した。市は英国代表チームの事前キャンプを受け入れ、選手と地元の子供たちとの交流や英国文化を伝えるイベント開催などに取り組んだ。今後、在日英国大使館で叙勲式が行われる予定。

日本初の量子コンピューターを見学 高校生24人参加(8/2)

最先端の量子コンピューターを体験する「カワサキ・クオンタムサマ-キャンプ」(市など共催)で2日、かわさき新産業創造センター(幸区)に設置されている日本初の商用量子コンピューターの見学が行われた。サマ-キャンプは量子の性質を利用して処理能力を高めた未来のコンピューターを使いこなす狙いで24人の高校生が参加、量子コンピューターの基礎を学び、将来の活用方法などのアイデアなどを最終日に発表する。

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