不法係留の貨物船45万円で売却 スクラップ業者に(12/7)

川崎港千鳥町ふ頭の係船桟橋で4年余り不法係留されている貨物船1隻について市は7日、入札3回目で都内のスクラップ業者に45万円で売却したと発表した。貨物船は中国の業者が所有、再三移動や撤去を求めたが応じず2月に行政代執行を実施。業者は作業費用3245万円の請求にも応じず船舶差し押さえ、公売で落札者に費用負担して撤去するとした。当初の予定価格約666万円から大幅に下がり行政代執行の費用の回収が今後の課題となる。

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