予約なしワクチン接種実施へ 中原・川崎区の2会場(10/6)

市は6日、予約が増えない新型コロナウイルス接種を大規模接種会場(中原区)で12日から、南部接種会場(川崎区)で13日から予約なしで実施すると発表した。12歳以上で1度も接種を受けていない市民が対象。接種券と本人確認書類が必要、15歳以下は保護者同伴。障害のある人向け接種を幸・多摩両市民館と、なかはら障害福祉施設ひらま(中原区、知的障害のある10代のみ)の3会場で行う。

大規模接種会場のワクチン予約率低迷 接種呼びかけ(10/5)

新型コロナウイルスワクチン接種を巡り、市の大規模接種会場の予約率が5%前後と低迷しているのを受け福田市長は5日の記者会見で、未接種の市民らに接種を呼び掛けた。接種を2回終えた市民の比率は3日現在で約62%だが、30歳以下はまだ半分以下。市長は、11月以降大規模接種会場での接種体制が大幅に縮小されるため10月中の接種を訴えた。

職員のボーナス0.15か月分引き下げ勧告 市人事委(10/5)

市人事委員会は5日、市職員の期末・勤勉手当の支給割合を0.15か月分引き下げ、4.30か月とするよう福田市長と橋本議長に勧告した。引き下げ勧告は2年連続で、新型コロナウイルスの影響で経営が厳しい状況の民間企業に準拠した。勧告により、行政職員(平均年齢41歳)の平均年収額は6万2千円減の671万6千円、対象職員約1万5千人に支払う額は9億円減少する見込み。

川崎の出版社から総合雑誌『arc』20周年記念号発刊(10/4)

高津区の出版社「レイライン」が発刊する総合雑誌「arc」の20周年記念号が10日ごろ大手書店に並ぶ。編集長の東郷禮子さん(76)は2001年友人の津田みや子さん(74)を誘って出版社を設立。「当たり前のことをまっとうに発信する」ため、「人間」を切り口に多くの識者のインタビュー記事や寄稿などを集めた総合雑誌とした。最新刊の25号は養老孟司東大名誉教授や浜矩子同志社大大学院教授との対談などを掲載。160ページ、1320円。

市長選31日投開票へ 衆院選と同日に(10/4)

岸田文雄内閣が4日発足し、記者会見で衆院選日程を19日公示、31日投開票と表明したことを受け、市選挙管理委員会は10日告示、24日投開票だった市長選の日程を1週間遅らせ、衆院選と同日選にする方針を固めた。市は近く選挙管理委員会を開き、市長選を17日告示、31日投開票に決める予定。幸区市議補選(欠員1)投開票も同日に行う。投票率の向上と経費約1億円の節減が見込めるという。

2年ぶり「拉致被害者家族支援 市民のつどい」 オンラインで公開(10/2)

「拉致被害者家族を支援する川崎市民のつどい」が2日、市内で開催されオンラインで公開された。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止で2年ぶりの開催。北朝鮮で横田めぐみさん(失踪当時13)と親交があった拉致被害者の曽我ひとみさん(62)も新潟県からリモート参加。めぐみさんの弟拓也さん(53)が講演し、「限られた時間しかないことを政府は認識し、具体的な行動江尾期待したい」と話した。

子ども発達・相談センター開設 川崎・幸区に(10/1)

市は1日、子どもの発達課題に関する相談に対応するため、子ども発達・相談センター「きっずサポートかわさき/さいわい」を川崎・幸区の2か所に開設する。相談を受けた後に子どもの特性を見極める「児童発達支援事業所」も併設。対象は18歳未満の子供と保護者で、必要な福祉サービスの提案や通園先の保育所などと連携する。これまで4か所の地域療育センターで相談を受けてきたが、相談件数が増え対応までに数か月かかることもあり、開設により迅速化を図る。

麻生区にリニア立て坑完成 大深度地下深さ94㍍直径32㍍(9/30)

JR東海は30日、リニア中央新幹線の工事拠点となる立て坑「東百合丘非常口」(麻生区)が完成したと発表した。リニアは都市部では地表から40㍍以上の大深度地下を走り、立て坑はトンネル掘削用のシールドマシンを下すもので、開業後は非常口となる。東百合丘非常口は穴の直径が約32㍍、深さが約94㍍。立て坑は東京、神奈川、愛知に計13本建設予定で4番目に完成した。

社会福祉法人4事業所で不正請求 指定効力停止処分と返金請求(9/30)

市は30日、障害児通所支援事業所など4か所で計2700万円余りの不正請求などがあったとして、施設を運営する社会福祉法人「らぽおるの樹」(多摩区)に対し、各事業所の指定の効力停止処分と加算金を含め3830万円の返還請求を行った。事業所に置くべき専任の児童発達支援管理責任者を常勤で置かなかった人員基準違反などで全部効力停止3か月と同1か月が各1施設。提供していない人員やサービスを実績記録表に記す運営基準違反などで一部効力停止1か月が2施設。

ものづくりブランド新たに5件認定(9/30)

市内の中小企業が生み出すアイデアあふれる技術や製品を認定する「川崎ものづくりブランド」の第18回認定式が30日行われ、電子機器のフリーズ問題を遠隔で解決する装置や従来のイメージを変える強度と耐空性を実現した再生プラスチックなど新たに5件が認定された。熱交換器(サンテック・中原区)レコメンドシステム(ゼンク・幸区)高機能再生プラスチック(第一パイプ工業・川崎区)遠隔児童復旧装置(バリューソリューション・川崎区)音源可視装置(マイクロネット・川崎区)

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