創作おむすびコンテストや史跡巡りなど 賑わう東海道川崎宿まつり(4/22)

東海道川崎宿起立400年を記念したキックオフイベント「東海道川崎宿まつり」が22日、川崎区の稲毛神社などで開催された。1623年につくられた川崎宿は現在のJR川崎駅前から多摩川の六郷橋付近まで広がり、徳川吉宗に「葵の御紋」に見立てた三角おむすびを提供した逸話から始まった毎年恒例の創作おむすびコンテストや提灯づくり体験、地元ボランティアの案内する史跡巡りなどが行われた。

奇祭「かなまら祭」4年ぶりに開催 若宮八幡宮(4/2)

日本有数の奇祭で子孫繁栄や安産・縁結びなどにご利益があるとされる「かなまら祭」が2日、新型コロナウイルスの影響で4年ぶりに金山神社(川崎区)若宮八幡宮境内で行われた。江戸時代川崎宿の飯盛り女たちの願掛けに端を発し、男根を模したご神体をのせた御輿が境内を出て巡行すると、沿道には外国人観光客を含め多くの人達でにぎわい歓声をあげた。

福豆を求めてコロナ前の景色戻る 川崎大師で節分会(2/3)

節分の日の3日、川崎大師平間寺(川崎区)で節分会の豆まき式があった。過去2年は新型コロナウイルス感染予防のため参拝者は舞台前で福豆を拾わず遠巻きに眺めていたが、今年はコロナ禍以前の形に戻し、境内の特設舞台から用意した約2万2千袋の豆を年男・年女や希望者の計136人が3回に分け実施。舞台との距離が縮まり大勢の参拝者は福豆を求めて手を伸ばし、以前の景色が戻った。

3年ぶり伝統行事の流鏑馬に200人 高石神社(麻生区)(1/9)

麻生区の高石神社で9日、新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった流鏑馬神事が行われ、約200人が来場した。約370年前に始まったとされ、地域に受け継がれてきた伝統行事。江戸時代から農耕馬を使っていたが、事故などのため馬を用いず地面に立ったまま矢を放つ「歩射」になったという。1989年発足した「高石神社流鏑馬保存会」が「伝統を絶やすわけにいかない」として継承、実施した。 

「二十歳(はたち)を祝うつどい」に5746人 交通規制や手荷物検査も(1/9)

「成人の日」の9日、市では「二十歳(はたち)を祝うつどい」がとどろきアリーナ(中原区)で3回に分けて開催され、計5746人が参加した(昨年比417人減、対象13,891人)。昨年に続き感染防止のため、会場には体温を測る機材が置かれ、国歌と市歌は斉唱せず音源の放送のみとなった。昨年、会場周辺で車の暴走や酒によるトラブルがあったため、交通規制や酒などの持ち込みを禁止し、会場近くに手荷物検査所を設置した。

市と名護市、北谷町の交流を誓う 「ちむどんどんフェア」(12/10)

市と歴史的に関係の深い沖縄の魅力を伝え、名護市と北谷町をPRする「ちむどんどんフェア」が10、11日、JR川崎駅東口地下街「アゼリア」で開かれた。主催は沖縄で観光振興などに取り組む「なご×ちゃたん地域間連携共同体」。川崎沖縄県人会の琉球舞踊や地ビール、ソーキそば、島ぞうりなどの特産品の販売、ふるさと納税のパンフレットの配布のほか、異なる酒を混ぜて2市1町の交流を誓う儀式「マジュン」も行われ、4酒造会社のつくる泡盛を一つにして今後の交流を約束した。

「犯罪被害者週間 川崎大会」開催 市条例施行を啓発(11/26)

「犯罪被害者週間 川崎大会」と題した啓発イベントが29日、市産業振興会館(幸区)で開催され、県内外から約100人が参加した。市と警察庁の主催で、4月に施行した市犯罪被害者等支援条例の周知や啓発に向けての初企画。基調講演では、被害者支援自助グループ「ピア・神奈川」代表の渡辺治重さん(77)が長男を交通事故で亡くした経験を語り、パネルディスカッションでは支援の在り方を巡って意見を交わした。

食と音楽融合の川崎夜市 屋台・はしご酒・ジャズ(11/22)

市と地元商店街などでつくる実行委員会は22~23日、JR川崎駅東口周辺一帯で、食と音楽を融合させたイベント「川崎夜(よ)市(いち)」を開く。ルフロン前では元祖ニュータンタンメン本舗など市内約20店の川崎ソウルフード屋台」。ラ チッタデッラ周辺と仲見世通り商店街では飲食店57店舗参加の駅前史上最大規模のはしご酒イベント「川崎駅前バル祭り」。駅前広場とチッタ内の中央噴水広場ではジャズのフリーライブを開催。川崎夜市特別メニューと工場夜景を楽しめる東京駅ー川崎駅間のレストランバス「川崎夜市号」も運行。

すべて子どもの手づくり「こどもゆめ横丁」開催 3年ぶり「夢パーク」(11/6)

「子ども権利条例」の「自分で決める権利」や「安心して生きる権利」などの精神を具現化すべく企画や運営のすべてを子どもが担うイベント「こどもゆめ横丁」が6日、市子ども夢パーク(高津区)で3年ぶりに入場制限なしで開かれた。市や周辺自治体の小学生から18歳までの子供が露店の企画、建物づくりから会計まですべてを自分たちで行い、大人は手伝ってはいけないルール。今年は115人が参加し雑貨屋やラーメン屋など39の露店が並び、市内外から約2千人が集まった。

市民祭り3年ぶり開催 コロナ感染防止対策で規模縮小(11/4)

第43回かわさき市民祭り(市など主催)が4日、川崎区の富士見公園一帯で3年ぶりに開催された。例年50万人以上が訪れる市内最大級のイベントだが新型コロナウイルスの感染防止対策で規模を縮小、パレードやステージイベントなどは中止に。人気の全国各地の特産品が並ぶコーナーは38店が並び、熊本市のミカン詰め放題、友好都市の北海道中標津町の乳製品などは午前中に完売した。6日まで。

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