市は24日、東京五輪バスケットボール女子日本代表として史上初の銀メダルを獲得した「富士通レッドウェーブ」所属の町田瑠唯(28)、宮沢夕貴(28)、オコエ桃仁花(22)の3選手に、市スポーツ特別賞を贈ると発表した。同チームは中原区を拠点に活動し、女子バスケ「Wリーグ」に参加、市の「かわさきスポーツパートナー」にも認定されている。ハートをかたどったガラス製記念品と副賞10万円が贈られる。
パラリンピック採火式 各区から持ち寄り「かわさきの火」(8/14)
東京パラリンピックの聖火を採火する「聖火フェスティバル」が14日、等々力緑地(中原区)で行われた。この日までに7区がそれぞれ独自の方法で採火した火を各区の代表者が一斉に聖火皿に集め、「かわさきの火」をつくった。完成したかわさきの火は2024年のパリパラリンピック出場を目指す市内在住で水泳選手の風間健太郎さんと出口舞さんが持つトーチを経て、ランタンに移された。
メッセージの木札から採火 パラ選手にエール麻生区(8/5)
東京パラリンピックの出場選手へエールを届けようと、市黒川青少年野外活動センターで5日、「麻生区採火イベント」が同区などの主催で開かれた。同区は豊かな自然に恵まれていることから、樹木を活用した採火を企画。区内の間伐材を木札に仕立て区民の応援メッセージを書き、それをたいて採火をし、ランタンに種火をともした。市内7区の地域特性を生かした火を集め「かわさきの火」として、県の「集火式」に。最終的に新国立競技場に届けられる。
英国ラグビー選手に国旗を振って応援 等々力競技場(7/17)
東京五輪の7人制男子ラグビー英国チームが17日、事前キャンプ地の等々力陸上競技場(中原区)で公開練習を行った。市内のラグビースクールの小中学生とコーチ約150人が招かれ、スタンドから英国国旗を振って見守った。練習前にトム・ミッチェル主将が「今日はありがとう。英国を応援してください」と日本語も交え英語であいさつした。
英国女子サッカー選手団練習開始 等々力競技場(7/9)
東京五輪の英国女子サッカー選手団が9日、等々力陸上競技場(中原区)で初練習を行った。選手18人やスタッフら約30人が横浜市内の宿舎からバスで移動。選手と外部の接触を遮断する「バブル」方式で、競技場周辺は鉄柵で囲まれ、あいさつや歓迎の式もなかった。英国選手団は横浜市と慶応大との連携で約600人を受入れ、同競技場では陸上、7人制ラグビーとパラリンピック陸上の練習を行う。
聖火リレー中止 等々力での出発式も(6/11)
県は11日、新型コロナウイルスの感染収束の見通しが立っていないとして、28~30日に予定されていた東京五輪聖火リレーについて公道での実施を中止すると発表した。市では30日に等々力陸上競技場(中原区)から武蔵中原駅前までの3.2㌔を聖火ランナーが走る計画で、競技場での最大約1万3000人が観覧する独自の出発式も中止する。11日時点で、市民約3000人が観覧を申込み、市内9校の児童生徒らが観覧を希望していた。
球技専用に改修 等々力陸上競技場(5/27)
市は27日、等々力陸上競技場(中原区)について、陸上トラックをなくすなどして球技専用スタジアムに改築し、収容人員を約2万7千人から約3万5千人に増やす方針を市議会まちづくり委員会に報告した。現在は陸上の国際大会に使える「第1種公認陸上競技場」の仕様だが、土日の45%がサッカー場として使われており。市陸上競技協会から競技場とサッカー場を別にしてほしいと要望があったという。
市の聖火リレー出発式1万3000人受け入れ 等々力競技場(5/26)
市は26日の市議会文教委員会で、6月30日に予定されている東京五輪の聖火リレー計画について報告した。スタート地点の等々力競技場(中原区)から武蔵中原駅手前までの公道を含む3.2㌔をコースとし、同競技場で開かれる出発式では観覧希望のあった市内学校の児童生徒を含め、収容人員の半数に当たる最大約1万3000人を受け入れる。観覧者の応募は25日現在、899人で、ほかに近隣の小中学校と特別支援学校の計10校から最大3900人が来る予定という。
柔道五輪金の古賀稔彦さん死去 高津区に私塾開設(3/24)
柔道バルセロナ五輪の金メダリストで「平成の三四郎」と称された古賀稔彦さんが病気のため24日、市内の自宅で亡くなった。53歳。引退後は高津区に柔道の私塾「古賀塾」を開いて自ら畳の上で範を示し、市内外の子どもたちに「柔らの心」を伝えてきた。古賀さんは、03~05年の市民文化大使についたほか、昨シーズンのサッカーJ1川崎フロンターレの始球式にも登場した。福田市長は「本市のスポーツ振興にも多大の貢献をされた。これまでの偉業をしのびます」とコメントを発表した。
バスケ天皇杯7大会ぶり川崎V サッカー天皇杯に続く栄冠(3/13)
バスケットボール・第96回天皇杯全日本選手権決勝がさいたまスーパーアリーナで行われ、前回準優勝の川崎ブレイブサンダースが宇都宮ブレックスに76-60で勝ち、前身の「東芝神奈川」として制した2014年以来、7大会ぶり4度目の優勝を果たした。大会MVPには、川崎のジョーダン・ヒースが初受賞した。元日のサッカー第100回天皇杯全日本選手権を制した川崎フロンターレに続く栄冠で、市を拠点とする複数のプロスポーツチームの同一年度天皇杯タイトル獲得は初めて。