KDDI(au)の大規模な通信障害が2日午前1時35分頃から5日午後3時にかけて発生、携帯電話が繋がりにくくなるなど行政サービスにも影響が出た。バスの接近情報をスマートフォンなどでみられる市バスナビは2日未明から位置情報が随時更新されず、正確な情報が表示されないケースがあった。コロナ療養者との連絡では自宅療養者の携帯電話でのショートメールの健康観察ができず、妊婦や高齢者などの重点観察対象者には固定電話や自宅を訪ねての手紙対応などとなった。
市の水道管工事原因 麻生区などの大規模停電(5/17)
市は17日、横浜市青葉区を中心に13日夜に発生した大規模停電について、市が発注した水道管工事の受注業者が作業中に誤って地中送電線を損傷させたことが原因と発表した。業者は事前に送電線の正確な位置を確認せず、市も業者からの書面の確認を怠った。停電したのは横浜市青葉・都築・緑区と市麻生区など約6万9千軒。小田急多摩線全線と同小田原線向ヶ丘遊園―町田間で一時運連を見合わせ約1万9千人に影響。損害賠償責任は業者が負うという。
市内在勤装い不正登録新たに165人利用停止 ふれあいネット(9/1)
市の公共施設予約システム「ふれあいねっと」の大量不正登録問題で市は1日、新たに165人の利用を停止したと発表した。165人は勤務実態がない市内企業5社の発行した在勤証明書を提示し、野球場などの予約抽選に申し込める「市内登録」の資格を得ていたという。市は6月にも別の市内2社が発行の在勤証明書を使った743人の利用を停止しており、利用停止者は計908人になった。
大型インコのヨウム盗難か 夢見ケ崎動物公園(7/5)
市は5日、夢見ケ崎動物公園(幸区)で飼育していた大型インコ科の鳥ヨウム1羽が盗まれた可能性があると発表した。いなくなったのはインコ舎に2羽いるヨウムのうちのムー(オス、年齢不詳)。ヨウムは国際希少野生動物種に指定され、国内取引が規制されている鳥。アフリカ原産で知能が高く、人の言葉を覚えることで知られる。ムーはおとなしい性格で体調約30㌢。舎の出入り口の鍵が壊されており、市は幸署に被害届を出す予定。
賠償金全額を元市職員納付 ふれあい館脅迫(6/14)
多文化交流施設「市ふれあい館」(川崎区)に爆破予告などの脅迫文が昨年1月送られた事件で、市は14日、威力業務妨害罪で服役中の元市職員(70)への損害賠償請求で賠償金など約193万円が全額納付されたと発表した。請求の内訳は事件後の約2か月間に配置した警備員の委託料や、対応した市職員の時間外手当など。市青少年支援室は「身内である元市職員の犯行は大変遺憾。十分反省してほしい思いから、刑事だけでなく民事上の責任を負ってもらった」と話した。
登戸・児童殺傷から2年 学校でミサ、現場で献花(5/28)
多摩区の路上でスクールバスを待っていた私立カリタス小学校の児童ら20人が殺傷された事件から28日で2年。この日学校では追悼のミサが行われ、事件現場のJR南武線登戸駅近くでは発生時間の午前7時半過ぎから市民らが訪れ献花し、犠牲になった児童(当時11)と別の児童の保護者で外務省職員|当時39)の冥福を祈った。
元市職員ふれあい館脅迫 地裁支部初公判(10/23)
多文化交流施設「市ふれあい館」(川崎区)に在日コリアンの虐殺を予告する脅迫状を送るなど業務を妨害したとして、威力業務妨害罪に問われた元同市職員、荻原誠一被告(70)の初公判が23日、横浜地裁川崎支部であった。被告は起訴内容を認め、検察側は懲役2年を求刑し、弁護側は執行猶予付き判決を求めて即日結審した。「ふれあい館」の職員は、ヘイトクライム(憎悪犯罪)を許さない姿勢を判決で明らかにしてほしいと訴えた。
川崎中1殺害 元少年らに2審も賠償命令(6/24)
川崎区の多摩川河川敷で2015年2月、中学1年の上村遼太さん(当時13)が殺害された事件で、上村さんの遺族が加害者の元少年3人と親の計8人に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は24日、元少年3人を含む6人に約5500万円の支払いを命じた一審横浜地裁判決を支持、元少年側の控訴を棄却した。リーダー格の元少年の親は賠償額を争ったが慰謝料として相当とし、暴行自体を否定、賠償責任はないとした同級生は供述が不自然で曖昧として関与を認定した。
ヘイトはがき送付容疑 元市職員再逮捕(6/12)
市の多文化交流施設「ふれあい館」(川崎区)に1月、在日コリアンを脅迫するはがきが届いた事件で、県警は12日元市職員荻原誠一容疑者(69)を威力業務妨害で再逮捕した。ふれあい館では1~3月市が警備員を配置するなど対応してきたが、1月の利用者は4233人と前年同月比1500人近く減った。荻原容疑者は昨年11月、横浜市の私立白鵬高校への爆破予告文を送ったとして同容疑で起訴されたが、特定の職員との個人的なトラブルが動機と供述しているという。
高校に爆破予告で元市職員を逮捕 ふれあい館の爆破予告も関連か(6/2)
県警は2日、私立白鵬女子高(横浜市鶴見区)に爆破予告の脅迫文を送ったとして、威力業務妨害の疑いで元市職員、荻原誠一容疑者(69)を逮捕した。逮捕容疑は同校に「御校を全て、ばく破し、取りこわす」などと書いた脅迫文を郵送し、授業を妨害したとしている。脅迫文には差出人として実在の市職員の名前が記載され、周辺を捜査し同容疑者が浮上した。福田市長は2日の記者会見で、桜本の「ふれあい館」の爆破予告にも同じ市職員の名が書かれていたことを明らかにした。