国内外で活躍のダンサーや中高生ら現代ダンス披露 麻生市民館(9/1)

日本国際バレエ協会主催の「ジャパンコンテンポラリーダンスカンパニー公演」が1日、麻生市民館で開かれた。国内外で活躍するプロダンサー23人をはじめ県内外の中高生12人も出演した。コンテンポラリーダンスはテクニックと表現形態に共通の形式をもたず、個々の体で自由に表現するもので、時代の流れを取り入れて多様な表現ができる。国際的に活躍するドイツ出身の振付家ポール・ジュリウスを芸術監督に招いて練習した成果が披露された。

岡本太郎美術館5か月休館 開館23年で初(9/1)

市岡本太郎美術館(多摩区)は1日から来年1月末まで老朽化に伴う修繕工事のため5か月間休館する。1999年10月の開館以来、長期休館は初めて。今回は外階段や外階段屋上広場の防水・修繕工事で、期間中は工事の音で鑑賞の妨げになることが予想され休館するが、工事が中断される土日祝日は「カフェテリアTARO」とミュージアムショップは営業する。イベントなども企画される。

 地域文化財「乙女文楽」の若手公演 人形劇団「ひとみ座」(8/8)

市の地域文化財「乙女文楽」の若手公演が8、9日に市自治総合会館ホール(中原区)で開催される。乙女文楽は、男3人がかりで一体の人形を使う人形浄瑠璃「文楽」を一人でも演じられる形にし、大正末期から昭和初期に文楽の人形遣い五世桐竹門造らが考案した。技芸を伝承するのは市を拠点に活動する人形劇団「ひとみ座」。今回、若手や中堅の育成を目標に源義経にまつわる舞踊劇と母娘の絆を描く人情劇の2演目を公演する。

日本国際バレエフェス開幕 カルッツかわさき(8/8)

川崎から世界へ羽ばたくバレリーナ、ダンサーを育成する日本国際バレエ協会主催の「日本国際バレエフェスティバル」が8日、カルッツ川崎(川崎区)で開幕した。8~11日のコンクールにはクラシックバレエ、ジャズダンスなど4ジャンル計14部門で男女326組が参加。11日は国際的に活躍するダンサーのガラコンサート、14~19日は市国際交流センターでワークショップ(中原区)を開く。

麻生区黒川に初の大型稽古場 日本オペラ振興会(8/5)

西洋のオペラを上演する「藤原歌劇団」と日本のオペラを上演する「日本オペラ協会」との合併統合で1981年設立の公益財団法人日本オペラ振興会(本部・東京都渋谷区)が麻生区黒川に初の大型稽古場を新設した。鉄筋コンクリート造り地上3階建て、延べ面積約1151㎡、3階に約350㎡の稽古場、2階には歌の練習などに使う約50㎡のレッスンルームがある。近くに「劇団民藝」の稽古場があり協調しての黒川での芸術振興が期待される。

図鑑から飛び出した「恐竜・古代生物展」 カワスイ(7/15)

「カワスイ 川崎水族館」川崎区)で15日から特別企画展示「恐竜・古代生物展~図鑑から飛び出した生きものたち」が開催される。学習図鑑「角川の集める図鑑GET!」とのコラボで、巨大な図鑑を模した会場は約5億4千百年前から恐竜が絶滅した約6千6百万年前までを年表のようにたどる構成。ジュラ紀のトビエイの仲間「ポルカドットスティングレイ」などを水槽展示するほか、迫力ある恐竜のイメージ図なども。通常料金(大人2千円など)で9月25日まで。

川崎「子ども夢パーク」テーマの記録映画公開(7/9)

「子ども夢パーク」(高津区)をテーマにしたドキュメンタリー映画「ゆめパのじかん」が9日から公開される。監督の重江良樹監督(37)さんは過去に総合アドバイザー西野博之さんの講演を聞いたことなどから映画化を決め、「信頼できる大人に見守られた居場所があると子どもは自分で育つ。ゆめパで過ごす『じかん』に触れ、子どもの力を感じてほしい」と話す。「ゆめパ」は2003年オープン、公設民営の約1万㎡の子どもの居場所で遊び場。小中高生を中心に1日約200~300人が利用する。

新ミュージアムを巡り第1回懇談会開催(5/31)

市は31日、2019年の台風19号で被災し、移転再建される市民ミュージアムを巡り、新たな博物館、美術館に関する第1回基本構想懇談会を開いた。市は博物館の使命・目指す姿に「川崎の歩みを守り続け、人や地域、分野をつなぎ、川崎の魅力を広く市民と分かち合う」などとする草案を示した。本年度中をめどに基本構想を策定、事業展開の方向性を決め、開設地を踏まえた基本計画の策定を進める。

「ウルトラ」シリーズの実相寺監督を語る会 チネチッタ(5/26)

映画「シン・ウルトラマン」の公開に合わせ、「ウルトラ」シリーズを演出、麻生区で暮らし市にゆかりの映画監督・故実相寺昭雄さんの歩みを記録したドキュメンタリー映画の特別上映会が26日、川崎区のチネチッタで開催された。トーク会では実相寺監督と作品制作に携わった映画監督の高橋巌さん、俳優の寺田農さん、撮影監督の中堀正夫さんの3人が「鬼才」と呼ばれた監督の横顔を語った。

佐藤惣之助詩碑の記念式典 沖縄・首里城公園(5/20)

市出身の詩人・佐藤惣之助(1890~1942)の詩碑が那覇市・首里城公園に再移設され、記念式典が20日、福田市長や川崎沖縄県人会の金城宏淳会長らが参加して同公園で開かれた。詩碑には惣之助が沖縄を旅して著わした「琉球諸嶋風物詩集」から戦前の首里の風景をうたう「宵夏」の一節が刻まれている。沖縄出身者の市民が沖縄との友好のシンボルとして59年に詩碑を贈り、その後首里城復元に伴い移設されたが昨年同公園に戻された。

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