川崎場所来年4月にとどろきアリーナで(11/2)

市内のスポーツ団体や観光協会などでつくる大相撲川崎場所実行委員会は2日、来年4月12日にとどろきアリーナ(中原区)で川崎場所を開催すると発表した。川崎場所は4回目で、朝稽古の公開や人気力士との握手会、横綱の土俵入りや幕内の取り組みのほか、巡業ならではの相撲甚句ややぐら太鼓の披露などもある。巡業担当の枝川親方(元前頭・蒼樹山)は「川崎出身の友風関が11月場所から新十両となり、川崎場所のころには幕内も期待される」とPRした。

路線価 川崎・横浜駅周辺で10%超(7/2)

国税庁は2日、相続税や贈与税の算定基準となる2018年分の標準宅地の路線価(1月1日現在)を発表した。県内の平均は、前年比0.6%の上昇で5年連続となった。再開発が進む横浜市、川崎市など都市部の伸びが鮮明で、税務署別最高路線価で上昇率が最も高かったのは、川崎駅東口広場通り(路線価3,700千円/㎡)と横浜市鶴屋橋北側の14.9%の上昇で東京国税局管内で2番目に高かった。

住民問い合わせにAI応答 31自治体実験参加(2/19)

三菱総合研究所は19日、全国31自治体と協力し、育児やゴミ出しなど住民からの問い合わせに人口知能(AI)が応答するサービスの実証実験を始めた。住民はスマートフォンやパソコンを使って24時間気軽に質問でき、自治体側は電話応対業務などを効率化できる利点がある。実験は自治体ごとに順次始めて3月末まで続け、10月からの実用化を目指す。実験に住民が参加できるのは川崎市など7市に限定され、他の自治体は職員が検証に参加する。

深瀬家長屋門を市重要歴史記念物に指定(7/3)

市教育委員会は3日、幸区南加瀬の深瀬家長屋門(深瀬哲夫さん所有)を市の重要歴史記念物に指定したと発表した。江戸時代の18世紀末から19世紀前半ごろに建てられたと推定される寄棟づくりの木造平屋で、幅15.6m、奥行き3.7㎡、高さ5.4㎡、門の両脇部は、物置や門番の部屋として使われたとみられる。同家は江戸時代初期までさかのぼる名家で、名主を務めていたという。

市教委サマーキャンプを中止(6/30)

市教育委員会は30日、7月22日から実施する予定だった「ふれあいサマーキャンプ」について募集方法などが旅行業法に抵触するとして中止を発表した。事業は北海道中標津町など全国5か所との交流を目的に1990年度から小中学生を対象に実施。市教委などでつくる同事業の実行委員会が旅行業の登録なしに参加者を公募し、費用を受け取っていたことを中止の理由としている。

雇用事業で国費返還命令に応じず 市など(6/27)

市などでつくる「川崎市地域雇用創造推進協議会」(代表・山田長満川崎商工会議所会頭)が厚生労働省から受託した雇用創出事業(2009~11年度)で不適切な支出があったとして、神奈川労働局から昨年3月に約382万円の返還命令を受けていたことが27日分かった。定員割れセミナー経費の一部返還を求める内容で、協議会は「適正に実施しており、支払う義務はない」としている。

歓楽街抜き打ち査察 市、警察、消防(5/10)

JR川崎関東口の繁華街で10日夜、悪質な客引きなどを取り締まろうと川崎署や市、川崎消防署が合同で査察を行った。約45人態勢で雑居ビルの飲食店など55店舗に抜き打ちで入り、風営法などの対象外の居酒屋やカラオケ店などにも客引きをしないよう求めている市条例にもとづき、40件の客引きを確認し、注意した。消防設備の不備など消防法違反は42件あり改善を指導した。

川崎港公共ふ頭コンテナ取扱量 初の10万TEU超え(5/10)

市が運営する川崎港の公共ふ頭の年間コンテナ取扱量が2016年に初めて10万TEU(1TEU=20㌳コンテナ1個と換算)を超え、前年比6.9%増の10万772TEUとなった。特に外貨が輸出入とも増え、全体で13.9%増の7万7004TEU、輸出では古紙などの再利用資材や郵便小荷物が、輸入でも中国などに現地工場を持つ大手家具販売事業者の取扱量が増えた。

ミューザ川崎復旧工事訴訟で和解(4/27)

東日本大震災で天井が崩落したミューザ川崎シンフォニーホールの復旧工事を請け負った建設会4社が市に追加工事費約4億9千万円の支払いを求めていた訴訟で、市は5千万円を支払うことで和解する方針を明らかにした。市は、2011年に18億6900万円でJVと工事契約を結んだが、JVは着手後、当初想定しなかった補修は対象外として契約変更を求め、市は応じなかった。

南(向の岡工高出身)、尾車部屋入り(4/26)

向の岡工高出身で3月に日体大を卒業した、南友太(22歳)が大相撲の尾車部屋入りを決めた。180センチ、165キロの体格で強気の押し相撲が持ち味。富士見中では柔道に励んだが、高校は相撲部がある向の岡工高に進み全国大会個人戦で準優勝、名門日体大では全日本大学選抜大会で優勝した。目標とする力士は、同じく日体大から尾車部屋に進ん幕内の嘉風で親方も期待を寄せている。

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