市上下水道局は、長沢浄水場の設備更新工事に合わせて、ろ過施設の上部などに太陽光発電設備の建設を進めている。来年2月から本格稼働する予定で、同浄水場の購入電力を2割削減できる。災害に備えて蓄電施設も建設する。
市、「オープンデータ」のガイドライン策定(10/9)
市は、自治体の公共データを積極的に公開する「オープンデータ」のガイドラインを策定。市のホームページで公開している情報を、特定のアプケーションに依存しないデータ方式でダウンロードできるようにする。市の情報通信技術推進課は「市民、企業との情報共有で、地域課題の解決や地域コミュニティーの活性化に向けたアイデアが出る期待がある」としている。
市、防災計画を大幅修正(10/9)
市は防災会議で、市地域防災計画を修正した。富士山噴火の場合、火山灰が最大10cm堆積すると予測されており、火山灰対策を新たに組み込んでいる。その他地震や洪水など災害別に緊急避難場所を指定、災害時の要援護者避難支援の登録者以外の要介護度3~5、身体障害等級1~3級の要援護者の名簿作成など。
市、ミニ公募債発行へ(10/8)
市は、等々力競技場の改修工事の財源に充てる住民参加型市場公募債を発行すると発表。総工費72億円のうちミニ公募債で20億円を賄う。募集は11月14日~12月5日で先着順、12月12日発行する。対象は個人と市内に事務所、事業所を持つ法人。
公立5保育所、17年度に民営化(10/7)
市は市議会市民委員会で、市内4カ所5園の公立保育所を2017年度に民営化することを明らかにした。老朽化する施設を建て替え、定員増や保育時間の延長などでサービス充実も図りたい考え。1園は現行施設のまま民間へ譲渡。4園は民間事業者が新たな園舎を建設する。15年度中に設置・運営法人を選定し、17年4月に運営移行する予定。
【参考】政府、人事院勧告を完全実施(10/7)
政府は給与関係閣僚会議で、国家公務員給与の引き上げを求めた2014年度人事院勧告の完全実施を決め、その後の閣議で勧告内容を反映した給与法改正案を決定した。
市、低炭素都市へ誘導ガイドライン案を策定(10/7)
市は、環境や防災などへの配慮に応じて建物の容積率を増減させる「低炭素都市づくりの誘導ガイドライン」案を策定した。太陽光、自然エネルギーなどの「環境配慮」、災害時の受け入れスペースなどの「都市防災」、公共駐輪場など「都市機能」、広場、ユニバーサルデザインなど「都市空間」の4つを基準として評価する。
市人事委、市職員月給、ボーナス引き上げ勧告(10/7)
市人事委員会は、市職員の月給とボーナスをともに引き上げるよう市長と市議会議長に勧告した。月給とボーナスの引き上げ勧告はいずれも2007年以来7年ぶり。給料表の改訂は行わず、住居手当を月額10,600円から16,500円に増額。ボーナスは支給月額を0.15引き上げ4・10月分としている。
市、Wi-Fi整備の中間報告(10/7)
市は、市内全域で導入を目指す「Wi-Fi」の整備方針の中間報告書をまとめた。目的としては、市民のインターネット利用環境充実や新たなビジネス創出のほか、災害時の情報提供などを定義している。公共施設への導入は市が実施し、商業施設などでは民間業者と連携する。今年度末に最終報告書をまとめる予定。
台風18号、市内各地で被害(10/6)
台風18号の影響で市内では崖崩れや落石が発生したほか、階段から転落した男性が軽傷を負うなどの被害が出た。市危機管理室によると、床上浸水が9棟、床下浸水が15棟あったほか、5世帯12人が自主避難した。県によると、避難勧告は16市町村で26万6533世帯が対象になった。