市民団体「『ヘイトスピーチを許さない』川崎市民ネットワーク」は23日、川崎市教育委員会の渡邊直美教育長と意見交換し、ヘイトで傷つけられた子供たちの回復のため「反ヘイト宣言」を市教委として表明するよう求めた。社会福祉法人青丘社のペ重度理事長は「ヘイト問題を授業で取り上げることへのためらいを『宣言』で払拭し、学校現場の取り組みへの後押しをしてほしい」と要望した。
市長の名刺裏にフロンターレ入会無料の記載(3/22)
市長は定例記者会見で、サッカーJ1・川崎フロンターレの後援会長としての名刺に入会金500円を無料にすると記載して配っていたことを明らかにした。市選挙管理委員会は「有権者の市民に配れば公職選挙法(寄付行為の禁止)に抵触する恐れがある」と指摘。市長は「友人に渡した。14年末で配布をやめた」と説明した。配布枚数は不明で、市役所に残る約200枚は今後使用しないという。
横浜・川崎で地価の上昇続く(3/21)
国土交通省が21日に公表した平成29年度の公示地価(1月1日時点)住宅地、商業地とも横浜、川崎などでアクセスのよい地域は上昇が続く一方で、三浦半島や県西地域で下落が拡大し、神奈川県内の二極化が鮮明となった。住宅地では昨年まで4年連続の1位だった武蔵小杉駅周辺の価格が高値警戒感から2位に陥落し横浜の高級住宅街、山手町が1位に返りさいた。
業界初 川崎信金の新築店舗に認可保育所(3/21)
川崎信用金庫は21日、認可保育所(定員80人)を併設した登戸支店をオープンする。待機児童解消に向けた市の保育所整備事業に協力したもので、一般向けの認可保育所(定員80人)を併設した新築店舗は信金業界では初めて。鉄筋4階建て1~3階は店舗・会議室、4階が保育所で屋上には人工芝の庭園を整備。「登戸ゆりのき保育園」として4月1日から開設される。
英国 東京五輪キャンプを横浜・川崎で(3/21)
川崎、横浜市と慶応大は英国オリンピック委員会と東京五輪の事前キャンプを両市内で行う契約を結んだ。対象施設は横浜国際プール(横浜市都筑区)で水泳、等々力競技場(川崎市中原区)で陸上競技、サッカー、7人制ラグビー。慶大日吉キャンパス(横浜市港北区)でアーチェリー、近代五種などが20年7月10日から行われる予定。
超高齢化社会を恐れぬ街へ 市が動画制作(3/20)
市は高齢化の進展を踏まえて、目指すべき近未来の社会の姿を描いた動画「COLORS」を制作した。若年性認知症の男性が主人公で、障害の有無や年齢に関係なく、誰もが暮らしやすい街づくりを目指し、「団塊の世代」が75歳以上になる2025年の社会像をイメージした。30秒と2分37秒のバージョンがあり、いずれもネットの「You Tube」の川崎市チャンネルでみられる。
【参考】桜本で若者たちの音楽フェス(3/19)
在日コリアンをはじめ、様々なルーツを持つ人たちが暮らす川崎市桜本地区で19日、地域の交流施設{ふれあい館」の主催で3回目を迎えた共生のまち、桜本ならではのステージが繰り広げられた。この街がヘイトスピーチデモに襲われてから1年余りがたったなか、誰もが違いを認め合い、尊重し合う「共に生きる街」に中高生らのラップグループなどの歌声が響いた。
多摩川リバーサイド駅伝に1300チーム6300人(3/19)
「2017多摩川リバーサイド駅伝in川崎」が19日、川崎市幸区古市場の古市場陸上競技場を発着点に行われた。約1300チームの6300人が、春の多摩川河川敷でタスキをつないだ。ショート(4区10キロ)、キッズ・ファミリー(4区6キロ)、ロング(5区21キロ)の3部門のほか、新設された事業所単位で競う「企業・職域対抗の部」に声援を送る人たちで盛り上がった。
県内58棟市内3棟 倒壊の危険性高い(3/17)
県と県内12市は、東日本大震災後に義務付けられた県内の公共施設や病院、ホテル、店舗など官民の「要緊急安全確認大規模建築物」の耐震診断結果を公表した。999棟のうち、9.8%に当たる98棟が耐震性不足で、このうち震度6強や7程度で倒壊や崩壊の危険性が高い建物は58棟に上り、川崎市では、聖マリアンナ医科大学病院本館、西友武蔵新城店など3棟が含まれた。
【参考】音楽のまち・かわさき推進協の新会長に伊藤氏(3/15)
音楽を中心とした地域づくりに取り組む市の民間団体「音楽のまち・川崎」推進協議会は理事会を開き、伊藤雅俊・味の素会長(69)を新会長に選出した。任期は1年で、2004年の同協議会発足時から会長を務めた西岡泰三・東芝名誉顧問から引き継いだ。なお、副会長に万代晋也・洗足学園音楽大学長、会計に原修一・JAセレサ川崎組合長が就任した。