市、Wifi化計画、年度内にプロジェクトチームを設置

“市長は市議会本会議で、市内全域に無線でインターネット接続できるようにする「川崎まるごとWiFi化計画」の実現に向け、外部専門家らでつくるプロジェクトチームを本年度中に設置することを明らかにした。同計画について、「インターネット環境の整備が都市の価値を決める重要な要素になる。市内の誰もが利用できるアクセスポイントを設置する」と説明した。

市長、川崎の場合、一般論としての天下りと異なるとの認識

市長は市議会本会議で、天下りについて「一般論として、退職した公務員が行政出資法人などの職につき、在職時と同額程度の報酬と退職金が支給されること」と定義し、「川崎市の場合は、一般論としての天下りと異なる」との認識を示した。また、より透明性を確保するため、局長級の再就職のルールは見直すと表明した。

市、小児医療費助成拡充の場合、費用増は13.7億円

市長は市議会本会議で、小児医療費助成の拡充について、現行の小学1年生から6年生に助成対象を拡大した場合、新たに年間13億7千万円の費用が必要になるとの見解を示した。実現に不可欠な財源の確保については「大きな課題。一層、行財政改革の取り組みを推進していくことが必要」と述べた。

市、中学校給食の実施時期を明示

市長は市議会本会議で、「2016年度の全校導入(中学校給食)を目指す」と述べた。本年度内に中学校の施設・設備の調査や、児童・生徒・保護者へのアンケートに取り組み、14年度に所要額や財源を精査し、具体的な実施手法を示すなどと具体的スケジュールを示した。

市、認定保育園利用者に補助上乗せを検討

市長は市議会本会議で、「認可保育所と比較すると認定保育園の保育料は負担が大きい状況。補助金額の拡充について検討したい」と述べた。認可外保育施設「川崎認定保育園」の利用者に対する保育料補助の上乗せの検討を明らかにした。

副市長に菊池・元総務局長起用

市長は副市長に元総務局長で市信用保証協会の会長の菊池義雄氏を起用する方針を決めた。現在の副市長3人は市長に辞表を提出。斉藤力良氏は退任し、砂田慎治氏は再任する方針で、三浦淳氏も留任する。

生活保護から自立受給者向け面接会

市は生活保護受給者の自立を促そうと、受給者と企業の合同面接会を初めて開いた。20~60代の受給者33人と、市内などに事務所がある5社が参加。全国でも珍しい試みといい、1月にも開く予定。

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