川崎市議会で、代表質問2日目の12日も、「常設・選挙同日実施型」の住民投票条例案に対する質問が相次いだ。住民投票に付することができる重要事項から除外する項目についての疑問や、重要事項かどうか判断するために第三者機関を設けなかった理由などが議論された。
市教育委員会、 「学校裏サイト」調査実施(6/12)
市教育委員会は、「学校裏サイト」を介したいじめやトラブルの実態を把握するため、各学校で調査を実施。結果を踏まえて相談態勢の充実を図ることを明らかにした。市議会定例会の本会議で、公明党の菅原進議員の代表質問に答えて木場田教育長が答弁。調査は分析を含め6月中に終了予定。
麻生区岡上で 親子連れ田植えに挑戦(6/7)
麻生区岡上の水田で、市内の親子連れが田植えに挑戦した。市民に苗床づくりから収穫までの一連の米作を体験してもらおうと、麻生区は13年前から地元農家の協力を得て約1200㎡の水田で実施している。
市民や市民団体、住民投票条例案に意見で会見(6/6)
市が市議会に提案している住民投票条例案に、「市民の認知度が低く議論が不十分」として陳情や請願を出した市民団体代表や個人7人が市役所で共同会見。「この市議会定例会での議決はあまりに拙速」と訴えた。請願・陳情は4日までに13件提出された。条例案が付託される見通しの総務委員会は13、16日を予定、陳情・請願も一緒に審査される。
事業所からの化学物質総量 01年から5年間で46%減少(6/5)
市は、川崎市内の事業所から排出された06年度の化学物質総量が、01年度と比べ46%減と、市環境基本計画で目標としていた30%削減を大幅に上回ったと発表。この間の全国平均の減少率は22%、県平均は24%で、市はいずれも上回った。全国に占める排出割合も0.9%から0.6%、県全体に占める割合も23%から16%に減少した。
多摩区「親育て・子育て支援者養成講座」開始(6/5)
多摩区は、子育て支援のため、区民対象の「親育て・子育て支援者養成講座」を開始。10月までに20回の講座を開き、修了者には地域の子育てサークルなどで母親へのアドバイザーとなってもらう予定。開講式と第一回講習会が5日に開催され、20~60代の45人が受講。多摩区で子育て支援で15年のキャリアがあるNPO法人ままとんきっずが講座を運営。
JR川崎駅でテロ対策訓練開催(6/5)
JR川崎駅で、電車内に異臭が立ち込め多数の負傷者が発生したという想定で、テロ対策訓練が行なわれた。発生時の退所方法や関係機関との連携態勢を確認することが目的。JR東日本横浜支社や、県警、市消防局など約100人が参加。
07年の川崎駅エスカレーター事故、不起訴(6/5)
07年8月、女性がJR川崎駅構内のエスカレーターが破損してできた穴に足指を挟まれ重傷を負った事故で、県警が書類送検した当時の「東芝エレベーター」社員二人と、担当市職員は不起訴に。横浜地検は不起訴の理由を「破損がいつできたか特定不可能」「定期点検後に破損の可能性も否定できず、その場合見つけようがない」「前例なく、予見が困難」と結論付けた。
「生田緑地ばら苑」で開園50周年ミニコンサート(6/5)
「生田緑地ばら苑」で、開園50周年を記念したミニコンサートが開催。約4700株のバラが咲く園内で、入場無料。8日まで。
多摩川河川敷で市総合水防訓練開催(6/4)
川崎区の大師川原河川防災ステーションと、付近の多摩川河川敷で、市総合水防訓練が行なわれた。市危機管理室や国土交通省京浜河川事務所、消防、警察など10機関や近隣住民ら450人が参加。水防・水難救助技術の向上などが目的。市消防局のヘリコプターを使用した救助訓練などが行なわれた。