市は、区の行政組織再編構想をまとめ、市議会総務委員会で報告。主な内容は、2010年度に区建設センターと公園事務所4ヵ所を、区道路公園事務所(仮称)と2ヵ所程度の都市基盤整備事務所(仮称)に再編。支所と出張所は区民センター、連絡所は行政サービスコーナーに。区の市税部門は11年度に数ヵ所程度の市税事務所に。8月素案公表、9月に市民意見募集。09年度に具体的整備や条例改正の予定。支所などの再編で、区役所を含めた機能分担も見直す。戸籍、印鑑などの届け出事務も区役所に一元化する。
水沢森人の会、「水沢の森花ごよみ」発行(5/16)
宮前区の菅生緑地を管理しているボランティアグループ「水沢森人の会」が、同緑地で見られる約250種の植物を紹介した冊子を発行。区役所、市民館、菅生分館で無料配布。元々竹やぶや農地が混在する里山だった緑地の、植物の生態を記録に残そうと、市の呼びかけで専門家や区民らが5年に渡り調査。同会が市などの助成を受け冊子にまとめた。
個人タクシー協同組合、ドライブボランティア継続30年(5/15)
川崎個人タクシー協同組合は、知的障害児施設「市立しいのき学園」の子どもたちをボランティアで八景島シーパラダイスまで送迎。36人の学園生と家族、職員など計70人が参加。こうした遠足は、1979年から毎年行なわれ、今年で30回目。組合有志が仕事の合間に参加し、費用はすべて組合負担で、ガソリン代は個々の自腹とのこと。
市消防局隊員3人、四川大地震救済へ(5/15)
市消防局救助隊員3人は、中国・四川大地震の救援要請を受け、藤沢市消防本部からの2人ともに現地に出発。3人はがれきなどに埋もれた人の救助専門で、具体的な活動場所や派遣期間は未定。
アマ落語家「かわさき落語草紙」出版(5/15)
市内でプロ・アマ落語家が共演する「さいわい寄席」を15年に渡り主催してきたアマチュア落語家の清流亭いしあたまさんは、川崎を舞台にした創作落語を集めた「かわさき落語草紙」を出版。さいわい寄席は年2回開催、これまでに3400人を集客した。08年秋に30回を迎える。
JR東日本、武蔵小杉に駅型保育園開設を発表(5/15)
JR東日本横浜支社は、大型マンション建設で人口増が予想される武蔵小杉駅近くに120人定員の認可保育園を09年4月に開設すると発表。待機児童が多い自治体と連携して開設するもので、運営は自治体が選定した保育園の運営法人が行なう。08年末から園児募集を開始予定。
生田緑地ばら苑の一般開放開始(5/15~6/8)
多摩区生田緑地ばら苑の一般開放が開始。533種約4700株のバラが咲き誇る。入場無料で6月8日までの開催。
市、「イメージアップ事業」助成、募集開始(5/15)
市は、市と連携して市の魅力発信やイメージ向上を図る「2008年度川崎市イメージアップ事業」を担う個人、事業者、団体などを15日から募集。学識経験者などで構成する事業認定審査会が選考、認定者には直接経費の2分の1までを上限50万円として助成。07年は19事業の応募があり、7事業が認定。募集期間は7月11日まで。
夢見ヶ崎動物公園周辺マップ、市民と市が協働で作製
幸区の夢見ケ崎動物公園周辺のガイドマップが、市民グループ「日吉の『わッ』-日吉のタカラモノを次世代につなげるネットワーク」と、幸市民館日吉分館が作製。5000部を公共施設にて配布。
小中学校教室冷房化、PFI手法で(5/14)
川崎市は、行財政改革で生み出された税金を小中学校の教室冷房化にあてる事業で、小学校と聾学校の計1936教室について民間資金活用による社会資本整備(PFI)方式での手法をとることを発表。PFI導入は市として3番目。受注業者は、学識経験者を含む委員会が一定の基準に基づき選定。資金計画やエアコン機器の価格と事業期間内のエネルギー消費量を勘案し、初期投資の安さだけでの判断はしない。CO2低減などに配慮している場合は評価する。

