市民団体が住民投票考えるシンポ開催(4/26)

市民グループ「川崎・市民フォーラムの会」は、住民投票制度について考えるシンポジウム「住民投票・川崎市の住民投票素案は?」を中原区の総合自治会館にて開催。同制度自体は、市民の意見を反映させる仕組みとして評価する意見が多かったが、素案については問題視する意見が大半を占め、一層の議論を求める意見も多く出た。

「新・緑の基本計画」がまとまる

市は、緑地保全など08年度から10年間の新「緑の基本計画」をまとめ、市が主体的に取り組んで増やす緑地面積の目標市を195haと示した。臨海部での緑の創出に力を入れ、新たな緑地保全策や、多摩川河口干潟の保全など50の基本施策と保全緑地のネーミングライツの検討など132の具体的な取り組みを盛り込んでいる。

高齢者実態調査「厳しい将来見通し」(4/25)

市は、高齢者等実態調査の結果を発表。「将来を考え節約した生活を送っている」が40.1%、「余裕の無い消費生活を送っている」が21.7%と、厳しい結果となった。また、介護保険事業者への調査では、施設の約9割が「人材確保が困難」と答えた。

高津区の遺構「中原堰」記念説明版完成(4/23)

大正時代に灌漑用に建設され、当時の姿で埋設保存されている遺構「中原堰」を記念する説明板が、堰が発掘された高津区溝口1丁目に完成。郷土愛好家でつくる旧平瀬川・中原堰研究会が07年6月に行なった発掘調査で河川敷跡から発見。説明版は高津区が設置、跡地は5月1日から市運営の自転車・バイク駐輪場になる。

自民党川崎市連、党改革へ中間報告(4/23)

自民党川崎市部連合会の「党改革推進検討会議」は、議員定年制導入などを盛り込んだ中間報告を発表。会議は、地方からの党改革を目指し07年12月に発足。市民11人、市内選出の市・県・国会議員11人の計22人で構成。ほか、党広報をわかりやすくするためのモニター制度導入や、市を3ブロックに分けてのミーティング開催などを盛り込んだ。

市内遺跡と出土品、新たに指定(4/22)

市は、高津区の「千年伊勢山台官衙(かんが)遺跡」を「市重要史跡」に、麻生区の「万福寺遺跡群」の出土品を「市重要歴史記念物」に指定。官衙遺跡は7世紀末~9世紀初頭の遺跡で、市の大部分と横浜市北東部を司っていた「武蔵野国橘郡衙」跡とされ、県内最古の正倉跡が見つかった。万福寺の出土品は縄文土器や石槍、石斧など1000点を超える。

大島小、多摩川河口干潟での年間学習開始(4/22)

川崎区の大島小学校で、多摩川河口干潟について現地を訪れながら学ぶ年間学習が開始。5年生29人が、1年を通じて干潟の仕組みや生き物について調べる。最初の授業で早速干潟を訪れ、1時間半泥だらけになりながら散策を楽しんだ。

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