市は、滞納債権対策会議を開催し、健康保険料や市営住宅家賃など11種類の滞納債権の対策基本方針を決めた。市では06年度末で総額180億円の滞納債権があり、07年度は保育料について給料差し押さえなど対策を強化、成果を挙げた。08年度新設した「滞納債権対策室」を中心に徴集を効率的に行なう体制作りに取り組む方針。
中原区市道で下水道工事中、道路陥没事故(4/15)
市は、中原区新城の市道で下水道管敷設工事中に地下水が出水し、長さ・幅とも約40m、深さ最大2mに渡って道路が陥没したと発表。周辺道路が約600mに渡り通行止めに。07年2月には、今回現場から約100m離れた場所でも市道陥没事故が起きた。
「日本メディカル総研」郵送検診、医師不在で(4/15)
個人が自ら採取した血液などから健康状態を調べる郵送検診の最大手「日本メディカル総研」が、川崎区の中央研究所で07年10月以降、法律で定められた指導監督医をおかずに検査し、市の行政指導を受けていたことが明らかになった。
市長、後期高齢者医療制度データ処理問題で「処分検討」(4/15)
阿部市長は定例記者会見で、「後期高齢者医療制度」で誤表示された保険証や認定証が送付された問題に触れ、データ処理ミスをした「富士通川崎支店」について「当然(ペナルティーは)ある」と述べた。さらに「最終的には役所がチェックすべき。連帯責任だ」とも述べ、同市担当者も処分する可能性を示唆。
川崎区、子育てママ向けレシピ本発行(4/15)
川崎区は、県栄養士会川崎支部などと協力し、子育て中の母親の調理の参考にと「かんたん☆おいしいレシピ」を700部発行。小さな子どもを持つ母親向けの栄養指導教室などで配る。
市民ミュージアム 改革目標達成へ外部評価制度導入(4/14)
川崎市市民ミュージアムは、今年は開館20周年にあたり、「共生」をテーマに全区でミニ展覧会も開催予定。4月から外部の委員を交えた評価制度を導入し、ミュージアム改革の状況と目標期限を発表。07年度の来館者は17万3000人だったが、08年度は23万人を目標とし、当初目標の09年度で30万人達成を目指す。
地下街アゼリアにCO2排出量を大幅削減の空調システム導入(4/14)
川崎駅東口の地下街アゼリアでは、Co2排出量を大幅削減する空調システムを導入した。独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と、JFEエンジニアリングが共同開発したもので、「水和物スラリ」と呼ばれる化学物質を冷媒に使うことで年間1180トンのCO2削減効果が期待され、10~30%の省エネ効果を見込んでいる。
市教委、教員採用特別選考対象を60歳未満へ拡大(4/14)
市教育委員会は、教員採用試験で、教員や社会人の経験者らを対象とした特別選考の受験年齢を、07年度までの50歳未満から、08年度は60歳未満へと拡大。団塊世代の大量退職などに対応し、広く人材を募るためとのこと。
市緑化センターで サクラソウ展(4/12)
多摩区の市緑化センターで、サクラソウを集めた企画展が開催。4月29日まで。数少ない産地のひとつ、さいたま市田島ケ原の荒川流域に咲くサクラソウは国の特別天然記念物に指定されている。
市など開催のニート向けIT講習 4期目開講(4/12)
ニート、フリーターとなっている状況の概ね34歳までの方を、IT技術者に育てて就職支援をする官民による雇用促進事業「エコールITかわさき」が、4期目を開講。市内で06年から実施、過去3回の修了者は平均93%が就職。この講習会は川崎市、川崎商工会議所、神奈川県債情報サービス産業協会が、国の補助を受け年2回70日間今日の講習を実施。09年度からは県全体に広げる形での継続をめざしている。