傷あるナシをドライフルーツで販売 市農業技術支援センター(9/17)

市農業技術支援センター(多摩区)は17日から、ナシのドライフルーツを販売する。栽培試験研究の一環で育てたナシのうち、傷などがあり販売に向かないものを砂糖も使わずドライフルーツにした。ナシの品種は豊水や二十世紀、稲城など。センターでは「自然の甘味が強く感じられ、無添加なので安心」と話している。1袋25㌘入り280円で240袋限定。同センターとセレサモス麻生店、宮前店などで販売。

「じもと応援券」今年誕生の子にも支給 1人2冊(2万4千円)(8/17)

市は17日、7月から第2弾の利用が始まったプレミアム商品券「川崎じもと応援券」を、今年1年間に誕生する新生児約13,600人を対象に1人当たり2冊(24,000円)を支給すると発表した。利用期間も年内から来年3月31日までに延長する。期間延長は今年12月31日生まれまでの新生児が対象になることや緊急事態宣言の発出で応援券の利用が減っていることを踏まえた。事業費は約3億1000万円。

量子コンピューター国内初稼働 かわさき新産業創造センター設置(7/27)

東京大学と日本IBMは27日、日本初となる商用量子コンピューターを「かわさき新産業創造センター」(幸区)に設置し、稼働を始めたと発表した。トヨタ自動車などが参加する産学の協議会が利用主体となり、素材開発や金融分野での導入に向けて研究に取り組む。量子コンピューターは、スーパーコンピューターで長時間かかる計算を短時間で終える次世代高速計算機で、将来の産業競争力を左右するとされる。

平間小など89事業者へ認証書交付 かわさきSDGsパートナー(5/18)

市が創設した、SDGs(持続可能な開発目標)に取り組む市内事業者の認証制度「かわさきSDGsパートナー」の第1回認証書交付式が18日行われ、取り組みを進める89事業者をゴールドパートナー認証事業者に、74事業者をパートナー登録事業者に認証した。交付式は代表として株式会社シーエスデー、セレナ川崎農業協同組合、市立平間小学校が出席し、その模様はオンラインで配信された。

市のSDGs事業に信金中金が寄付1千万円(1/22)

SDGs(持続可能な開発目標)を進める市の「SDGsプラットフォーム構築事業」に対し、信金中央金庫が22日、1千万円を寄付した。地方自治体のSDGs関連事業を支援する信金中金の「地域創生推進スキームSCBふるさと応援団」の一環で、地元信金の推薦を受けた全国百自治体の事業から計10億1800万円を支援する。川崎信用金庫の推薦で選ばれた同事業は、市内の中小企業などが参加してSDGsを普及する組織づくりを進め、セミナーや優秀な取り組みへの賞の新設などを検討していく。

川崎商議所創立80周年式典 ブレイサンダース記念ユニホーム発表も(10/7)

川崎商工会議所の創立80周年記念式典が7日、同商議所のホールで開かれた。新型コロナウイルスの感染防止のため、規模を縮小し簡素化されたが、約130人が出席した。草壁悟朗会頭が「歩みを止めることなく、川崎地域経済の活力の源ともいえる中小企業、小規模企業の振興を担っていく」とあいさつ。記念事業として市内在住・在学の小学生が参加した「川崎ブレイブサンダース ユニホームデザインコンテスト」の最優秀章も発表され、11月15日の試合でチームが着用する。

プレミアム商品券「川崎じもと応援券」事前申込制に変更(6/3)

市は3日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて発行するプレミアム商品券「川崎じもと応援券」の購入申し込みを、12日から受付けると発表した。当初は店頭での先着順販売を予定したが密集状態を避けるため、事前申込制に切り替えた。応援券は市内の小規模事業者のために消費を増やすのが狙い。千円券13枚(額面計1万3千円)のセットを1万円で販売し、市民や市内在学・在勤者は1人5セットまで。12日開設の専用サイトとはがきで7月3日まで申し込む。計87万セット販売するが、申し込み多数の場合は抽選。

花や野菜をドライブスルーで 川崎幸市場(4/27)

新型コロナウイルス感染拡大の影響で需要が減っている切り花や野菜をドライブスルー形式で販売する取り組みが27日から市地方卸売市場南部市場(幸区)で始まった。生花店運営の「ジャパンフラワーグループ」(本店・東京都)と花の卸売業「川崎花卉園芸」(本社・市)は生花などの廃棄ロスの削減につなげたいとして、レストラン向けに出荷予定のニンジン2㌔、玉ねぎ6㌔、ジャガイモ2㌔にカレールーとマスクを添えたセットのほか、箱入りのガーベラ(50本)、カーネーション(25本)をいずれも通常価格3~5割引の3000円(税抜き)で販売する。

大賞にタイ料理店「MaiTai」 空き店舗活用アワード事業(3/24)

市は24日、市内商店街の空き店舗で新たに開業し、地域の活性化にも貢献する3飲食店を表彰した。2015年度から始まった空き店舗活用アワード事業の一環で、大賞はタイ料理店「MaiTai(マイタイ)」(中原区新城)が選ばれた。JR武蔵新城駅近くの日光通商店街で開業し、地域密着を掲げ料理教室も開催する。優秀賞は地元の食材を使いうどんの枠を超えたメニューを提供する「うどんカフェしげた」(幸区南幸町)、鍵屋醸造所(同区南加瀬)のクラフトビールの直売店「Cafe CLUB KEY(カフェクラブキイ)」が受賞した。

川崎ワイン特区を申請 純市内産ワインの製造へ(1/14)

市は14日の市議会総務委員会で、ブドウを栽培する地元の農家によるワインづくりを促進するため「かわさきそだちワイン特区」を内閣府に申請したことを明らかにした。麻生区の農業生産法人「カルナエスト」はワイン用のブドウを栽培し、県外の醸造所に委託してワインを製造しており、市内の農家5件がブドウ、イチゴ、カキなどを使ったワインの製造に意欲を示しているという。申請は年度内に認められる見通しで、市はブランドづくりなども進め、純市内産のワインの定着を図っていく。

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