川崎における沖縄文化の歴史を受け継ぎ、沖縄の音楽や料理などを楽しむ「はいさいFESTA」が3日、川崎区の複合商業施設「ラ チッタデッラ」で始まった。コロナ禍のため5月の大型連休の通常規模での開催は3年ぶり、今回で19回目となる。7日までの期間中、沖縄出身のアーティスト38組や民謡、三(さん)線(しん)などの公演があり、約60店舗が沖縄フードなどを販売する。
古民家に四季の風景投影 日本民家園で夜のアート(3/23)
市立日本民家園(多摩区)は23日から31日まで、古民家の趣ある雰囲気の中で幻想的な夜のアート体験を楽しめるプロジェクションマッピングイベントを初めて開催する。四つの古民家と門や水車小屋などで実施。白川郷の合掌造りの旧山下家住宅では、各地の民家にまつわる思い出やふるさとの四季折々の風景を障子に投影。旧三沢住宅の庭ではスマートフォン専用アプリを使って、花畑が広がるAR(各超現実)などが楽しめる。時間は午後5時半~9時半。
24年度「都市緑化フェア」を初開催 市内3会場で秋春50日間(1/18)
市は18日、市制100周年を迎える2024年度に国内最大級の花と緑の祭典「全国都市緑化フェア」を開催すると発表した。同フェアは開催自治体と公益財団法人「都市緑化機構」が主催し、1983年から毎年全国各地で開催しており、本市では初めて。24年10月中旬~11月上旬の約20日間と、25年3月の約30日間の2期間、等々力緑地(中原区)、生田緑地(多摩、宮前区)、富士見公園(川崎区)を中心会場に行う。
感染対策講じ成人式 3部制分散でオンライン配信も(1/10)
新型コロナウイルス感染が急拡大する中、市の成人式が10日、とどろきアリーナ(中原区)で3回に分かれて開かれた。式典には新成人約1万4千人のうち、44%に当たる約6163人が参加し、昨年の参加率26%を大きく上回った。参加率は2019年48%、20年は46%で例年に近い状況になった。恒例の音楽ライブは昨年に続き中止、代わりにお笑い芸人のイベントに。参加を見送った新成人のためオンライン配信も行った。
「カワハロ」中止で「ハッピーハローウィン」開催 川崎駅周辺商店街(10/30)
川崎駅周辺の商店街で30日、「ハッピーハロウィン『トリック・オア・トリート』」が始まり、仮装した親子連れでにぎわった。「カワハロ」は中止になったが、地域に根付いたイベントの灯を守ろうと川崎駅広域商店街連合会が開催、80店以上の参加店で仮装した小学生以下にお菓子を配布。東田公園コミュニティハウスさくらでは、子どもたちが大人を驚かせる「逆」お化け屋敷も登場した。31日まで
「みなと祭り」3年連続中止(9/6)
新型コロナウイルスの拡大を受け、「川崎みなと祭り」の実行委員会(委員長・斎藤文夫川崎港振興協会長)は6日、10月9,10日に川崎マリエン周辺で開催予定のメインイベントを中止すると発表した。2019年は台風19号、20年もコロナの影響と3年連続の中止となった。毎年、出店や川崎港ミニクルーズなどを行い、18年は25万1千人が来場。今年は川崎港開港70周年で、記念誌の発行や式典を予定している。
多摩川花火大会2年連続中止 10月2日予定(5/25)
市は25日、高津区の多摩川河川敷で10月2日に予定していた「市制記念多摩川花火大会」についてコロナ禍を踏まえ、昨年に続き中止すると発表した。中止の理由として市は、開催に向けて準備していたが不特定多数が集まる催しで入場管理ができず、密を回避できない。国の基本方針に基づき判断したとしている。毎年同時開催している「世田谷区たまがわ花火大会」も中止を決めた。
間隔空けて豆まき 川崎大師で124年ぶり2月2日節分(2/2)
124年ぶりに例年より1日早い節分となった2日、川崎大師平間寺(川崎区)で節分会の豆まき式が行われた、今年は新型コロナウイルスの感染防止のため、豆をまく年男女を7割ほどに減らし、舞台前には幅約80メートルのブルーシートが敷かれ、参拝者の密防止が徹底された。参拝者は舞台から離れた場所で豆まきを見物し、終了後に僧侶から福豆などが入った袋を受け取った。
3部制分散開催でオンライン配信も 緊急宣言下の成人式(1/11)
新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の中で迎えた成人の日の11日、市の成人式が等々力アリーナ(中原区)で3部制の分散開催で行われた。市の新成人約1万4千百人のうち、約3千7百人(参加率26%、昨年同45%)が参加。オンライン配信も行われ、ネットでの生配信の最大同時視聴者数は、3部計で約2千2百人だった。福田市長は「反対の声も承知しているが、一生に一度の門出を祝いたいと考えた」とあいさつした。
コロナでオンライン開催 「カワサキハロウィン」(10/31)
国内最大級のハロウィンパレードで知られる「カワサキハロウィン」は、新型コロナウイルスの感染拡大に配慮し、初のオンラインパレードで開催された。会員制交流サイト(SNS)で仮装動画を募集し、国内外から約750件の投稿があった。動画投稿サイト[YouTube]で特別番組が配信され、全国18か所の大型ビジョンで流された。カワサキハロウィンは全国に先駆け1997年に川崎駅周辺で始まり、昨年は約2千人がパレードに参加し、沿道の観客は約12万人に上った。