ミューザ天井崩落で市の請求棄却(5/31)

東日本大震災でミューザ川崎シンフォニーホール(幸区)のつり天井の一部が崩落したのは施工不良が原因として、市が建築主の都市再生機構(UR)と清水建設など施工業者7社に対して約21億9千万円の損害賠償を求めた裁判で横浜地裁は31日、市側の請求を棄却した。判決理由で「つり天井を支えていた金具が破断して外れたことが崩落の原因とは断定できず、建物の安全性を損なう瑕疵があったとは認められない」とした。

京急踏切事故1年 非常ボタン利用増(4/15)

京急八丁畷駅(川崎区)近くの踏切で銀行員ら2人が死亡した事故から15日で1年がたった。事故は警報機が鳴り始めてから踏切内に入った男性(当時77歳)を銀行員(当時52歳)が気づいて救出に向かい、2人とも快速電車にはねられた。事故後は踏切の非常ボタンが押された回数が増加しており、京急は「今後もボタンの重要性を訴えていきたい」としている。

中1殺害から3年 献花今も続く(2/20)

川崎区の多摩川河川敷で中学1年の上村遼太さんが殺害された事件から20日で3年となった。現場となった河川敷は月命日などには今でも献花台が設けられるが、この日は未明から市内外の人たちが訪れ上村さんの死を弔い、事件を風化させないことなどを訴えた。

女子大生スマホ運転で自転車衝突女性死なす(12/13)

麻生区で7日、電動自転車と歩行者がぶつかり、その後歩行者が死亡する事故があり、麻生署が重過失致死の疑いで、電動自転車の女子大生を書類送検する方針を固めたことが13日分かった。女子学生は運転中にスマホを操作、前方不注意で歩道を歩いていた近くに住む77歳の女性と衝突、女性は転倒し頭を強打し病院に搬送後、死亡した。

同じ幼稚園2児死亡 原因特定できず(6/14)

市は、川崎区の私立幼稚園に通っていた同じクラスの男児と女児の計2名が死亡したと発表した。市は感染症による病死の疑いがあるとして原因を調査しているが現段階でウイルスなどの特定には至っていない。同園は川崎大師平間寺が経営する幼稚園で3~5歳の約200人が通う。坂本昇医務監は「他の園児や家族に重篤な症状が出た人はおらず、大きく広がることはない」としている。

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