南アルプスの自然こわすな リニア建設反対シンポ麻生区で(1/19)

JR東海が進めるリニア中央新幹線の建設に反対する市民団体「リニア新幹線沿線住民ネットワーク」と「ストップ・リニア訴訟原告団」は19日、麻生市民館でシンポジウムを開き、地下水脈や南アルプスの自然環境破壊の危険性について意見を交わした。JR東海は2027年に品川―名古屋間の先行開業を目指している。出席した弁護士の五十嵐敬喜法政大名誉教授は「南アルプスはユネスコのエコパークに指定され、世界遺産と同等に扱うべきもの。開発行為はエコパーク指定に反し、工事は中止されるべき」と訴えた。

ブルーライン延伸新駅「ヨネッテイ―王禅寺」付近が有力(11/21)

市は21日、横浜市営地下鉄ブルーラインの延伸ルートについて、温水プールなどを備えた施設「ヨネッテイー王禅寺」(麻生区)付近に新駅を置く東側ルートを有力候補と位置付け、横浜市との調整を進める方針を明らかにした。来年3月末までに正式決定し、2030年の開業を目指す。延伸部はあざみ野駅(横浜市青葉区)から新百合ヶ丘駅を結ぶ約6~6.5㌔で、市内の白山、王禅寺公園、ヨネッテイ―王禅寺付近のいずれかに中間駅を置く3ルートが検討されていた。

市バス運賃値上げは必要 市長会見で(9/3)

福田市長は3日の定例会見で、市が10月の消費税増税に合わせて計画していた市バス運賃の値上げを断念したことについて「値上げは必要不可欠なもので残念だ」と語った。増税分の転嫁に値上げを限ることで、220円にするはずの運賃は210円にとどまることになり、市長は「利用者にとって歓迎なのかもしれないが、近い将来経営状況は悪化する。できるだけ早く値上げを認めてもらえるようにしたい」と話し、国との協議を継続するとした。

市バス運賃値上げ断念 増税分のみ実施(9/2)

市は2日、10月の消費税増税に合わせて計画していた市バス運賃の値上げを断念すると表明した。市交通局は昨年から国交省と運賃改定の協議を開始し、今年2月ICカード、現金払いとも220円への値上げを決め、関連条例も改正した。同省は、2018年度の決算が好調だったことなどから値上げを認めず、10月からは増税分の転嫁にとどめ、現金払いは据え置く一方、ICカード払いは4円増でともに大人210円になる。料金改定について、2日から市ホームページなどで告知している。

麻生区内ルート年度内に選定 地下鉄ブルーライン延伸説明会(8/31)

横浜市営地下鉄ブルーラインの新百合ヶ丘への延伸に関する説明会が、横浜市と市との共催で23日から31日まで4回開催された。既設のあざみ野駅から小田急新百合ヶ丘駅南口付近までの間に4つの新駅を造り、そのうち麻生区内のルートは東側(ヨネッテイ王禅寺付近)、中央(王禅寺公園付近)、西側(白山付近)の3案あり、いずれも住宅地の下を通る。市はバス路線との競合が比較的少ないことなどから東側ルートを有力とするが、新百合グリーンタウンや王禅寺地区の住宅街から最も遠く、バス路線が優先されているなど不満の声も出た。市は麻生区内のルートと新駅の位置について意見を募り、今年度中に1案に絞る。

JR南武線武蔵小杉駅ホームドア設置 22年3月完成予定(7/22)

市は22日、JR南武線武蔵小杉駅に転落防止のためのホームドアを設置することで、JR東日本と合意したと発表した。事業費の12分の1ずつを市と県、国が3分の1補助し、JRが半額を負担する。2020年度に着工、22年3月に完成予定。同駅周辺では高層マンションの建設が続き、混雑時のホームの安全対策が課題となっていた。横須賀線ホームは23年度にホームを増設する計画があることや停車する列車ドアの位置がバラバラで設置が難しいなどから現時点で計画はない。

危険なバス停を廃止 横断歩道をふさぐ (4/12)

市は12日、危険なバス停の改善を図るため、川崎駅西口から新川崎駅方面へ向かう路線の「東小倉小学校」バス停を27日から廃止すると発表した。これは昨年横浜市内で停車中の市営バスの後ろを横断した女児が車にはねられ死亡した事故を受けたもの。同バス停はバス停車時に車体が横断歩道をふさいでおり、近くに移転先も見つからず、県警と協議して廃止を決めた。ほかに多摩区の「南生田四丁目」バス停を「百合丘高校裏」バス停の方向に160m移す。

市内初の地下駅完成 産業道路駅(2/27)

京急大師線小島新田―東門前の地下トンネル(約980㍍)と地下化される産業道路駅の完成記念式典が27日、同駅で開かれ、市や京急、地元町内会関係者らが市内初の地下駅などの完成を祝った。現在の地上駅は3月2日で終了し、線路の切り替えや踏切の除去が終電後に行われ、3日午前10時頃から地下駅が利用できる。地上駅や産業道路第1踏切には連日、鉄道ファンらが訪れカメラに収めている。同駅は来年3月3日に「大師橋駅」に改名される。

ドラえもん一色に新装 小田急・登戸駅(2/26)

小田急線登戸駅(多摩区)の構内に人気漫画「ドラえもん」のキャラクターをあしらった装飾が施され、26日に完成式典が行われた。同駅はドラえもんの作者の作品などを紹介する「市藤子・F・不二雄ミュージアム」の最寄り駅。駅名標や室内看板、ゴミ箱はドラえもんを象徴する青と白の地に赤いラインと黄色い鈴の絵を入れた「ドラえもんカラー」。デジタル技術を活用した「どこでもドア」も設置し、その前を通るとドアが開き、箱根や大山、江ノ島などの映像が流れる。

市バス料金10月から値上げ210円を220円へ(2/5)

市は、市バスの料金を現行の210円から220円の値上げするため、条例改正案を12日開会の市議会定例会に提案する。燃料費の高騰や車両更新費用の確保などが理由で消費税率が上がる10月から実施する予定。値上げは消費税率が5%から8%に上がり増税分を転嫁した2014年4月以来で、今回は税率が10%に引き上げられる分と運賃を合わせて値上げする。運賃の値上げは1995年3月以来で、191円から200円になり乗客が支払う料金は220円となる。

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