「たちばなハット」オープン 旧西部公園事務所リニューアル(6/1)

橘公園(高津区)内の旧西部公園事務所をリニューアルした地域の交流施設「たちばなハット」が1日オープン、記念式典が開かれた。名称は地域住民らによる投票で名付けられた(ハットは小屋の意)。1階はレンタルスペース、シェアキッチンや授乳室、2階はコワーキングスペースなど。3年前には樹木が茂っていた敷地を整備、事務所の有効活用と公園の魅力向上のため民間事業者を公募、「公募設置管理制度(Park―PFI)」を導入して地元の建築事務所が再整備工事を行った。

「等々力緑地」再編整備方針 ストリート広場など15施設(5/23)

市は23日の市議会まちづくり委員会で、都市公園「等々力緑地」(中原区)の再編整備事業について、球技専用スタジアムやとどろきアリーナに加え、スケートボードなどができるストリートスポーツ広場や障害や年齢にかかわらず遊べるインクルーシブパーク、レインガーデン、芝生広場など計15施設を整備する方針を明らかにした。再編整備・運営事業は市と約632億円で契約した「川崎とどろきパーク」が担い、2025年夏ごろ着工、30年以降の完了を目指す。

市内6公園2か月全面禁煙に 受動喫煙防止へ試行(3/1)

市は1日から4月30日まで、試験的に市内の6公園を全面禁煙とし、園内での受動喫煙の対策の検討を始める。対象の公園は、等々力緑地(中原区)小杉コアパーク(同)大師公園(川崎区)東渡田第2公園(同)、東田公園(同)、西菅公園(多摩区)。総合公園や地区公園などの公園の規模や市へ苦情のあった公園などを選定。期間中は市の職員らがパトロール、看板やポスターを掲示する。

フロンターレカラーの河川名標識 多摩川にお目見え(9/10)

多摩川の河川名標識がサッカーJ1川崎フロンターレのカラーになり10日、丸子橋に近い中原区で除幕式があった。プロスポーツクラブとコラボした河川名標識は全国初。フロンターレが河川管理者の国土交通省京浜河川事務所に呼び掛け、青と黒のストライプにデザインされた標識が実現。来年秋開催の「全国都市緑化かわさきフェア」に向け、市内11か所の標識をフロンターレカラーにする計画。

 等々力緑地の再編整備へ東急ら新会社設立(1/13)

中原区の都市公園・等々力緑地の再編整備や運営を担う新会社「かわさきとどろきパーク」が13日、設立された。新会社は東急、富士通、川崎フロンターレなど9社が出資。社長は東急の小井陽介・社会インフラ副事業部長。9社は昨年11月同緑地の事業を約577億円で落札し、新会社は年度内に市と30年間の事業契約を結び、民間資金を活用するPFI方式で「球技専用スタジアム」などの施設整備を進める。

等々力緑地の再編整備、管理運営を東急など落札(11/8)

市は8日、等々力緑地(中原区)の再編整備と管理運営を一体的に担う事業を、東急を代表に富士通、丸紅、川崎フロンターレなどで構成するグループが576億9700万円で落札したと発表した。新たな球技専用スタジアムと陸上競技場、市民ミュージアムに代る新アリーナ施設、子どもの遊び場などを整備する。球技専用スタジアム、新アリーナ施設、駐車場の運営権は同グループに設定。他の施設は指定管理者制度を導入し同グループが管理する。各施設の運営開始は順次行い、緑地全体の整備完了は2029年度末の見込み。

放置バス行政代執行で撤去へ 東扇島の公園(7/15)

市は15日、川崎区の東扇島東公園に1年以上放置されている大型バスを行政代執行により22日に撤去すると発表した。バスは昨年6月1日から止められ普通車6台分の駐車スペースが使えない状態。今月15日現在、駐車料金は約66万円が未払いとなっている。車両には落書きや窓ガラス損壊もあり治安の悪化も懸念された。行政代執行は4例目で、市はバス所有者に1日付で撤去を求める戒告書を出し期限の14日までに撤去されなかった。

市のプール今季は入場制限なし 検温や消毒を徹底(7/10)

市は、大師プールと小倉西・平間・稲田の3児童プールを今年は7月10日から営業する。昨年夏は新型コロナウイルス感染対策のため、大師プールで1日80人など人数枠を決めて入場制限を行ったが、今季は入場制限は設けずに検温や消毒を徹底することで対応する。期間は8月末まで、利用時間はいずれも午前9時~午後5時(最終入場3時半)、料金は15歳以上が300円、3~14歳が1000円。

 「観梅会」で梅林を開放 27日まで御幸公園(3/19)

幸区の御幸公園で19日から、梅林を開放して梅の花を楽しむ「観梅会」が始まった。白加賀や豊後など25種約220本が植えられ、一部咲きの品種がほころび始め、白や赤など色鮮やかな花が楽しめる。市は2024年の市制100周年に向けて、明治天皇が行幸した名所「小向梅林」を復活させようと、同公園の梅の植樹を進めている。梅林は通常は立ち入り禁止、開放は27日まで。

等々力競技場に民間運営権 市議会に条例案提出(2/14)

市は14日開会の市議会定例会に、等々力陸上競技場(中原区)などの運営権を有償で民間事業者に設ける条例案を提出した。川崎フロンターレの本拠地の同競技場改修などの等々力緑地再編整備計画に基づき、22年度に緑地の再編整備を担う指定管理者を公募・選定し、この事業者が運営権を取得する。対象は改修後の球技専用スタジアム、新アリーナと駐車場で、市は事業者の収益から運営権の対価相当額を受ける。整備完了は29年度の見込み。

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