在日コリアンの苦難を描くカルタ完成(5/10)

戦争や生活苦で字を学ぶ余裕がなかった在日コリアン1世らの苦難の人生を描いた「思い出のくらしのカルタ」が完成した。市ふれあい館(川崎区)の識字学級の活動として作ったもので、読み札にはそれぞれの人生が込められている。<わたしはじだいのいちぶです><さべつされてないてかえってくるわが子がかわいそう>読み札に合わせて絵を描く中で戦争時代、子育ての苦労、差別、老いた今の思いなどが語られたという。

外国人も住みよいまちへ 外国人代表者会議提言(4/18)

川崎市に暮らす外国人でつくる市外国人市民代表者会議が18日、市政への提言を盛り込んだ2017年度の年次報告書を福田市長に提出した。同会議は1996年に設置され、17年度はヘイ・ジャフィ委員長(マレーシア出身)ら16か国23人で構成。今回は、保育サービスを申請する際、市の制度が複雑と指摘し、英語、中国語、スペイン語など7か国後で訳した「保育申請チェックリスト」を作成したほか、災害時の不安への対応として、罹災証明書の記入ガイドも作り、活用するよう求めた。

外国人の創業支援 ワンストップセンター設立(8/8)

川崎商工会議所の「外国人創業支援研究会」(発起人・滝川圭弁護士)は8日、外国人が起業する際に様々な手続きなどを支援する「カワサキ・ワンストップ・ビジネス・スタートアップ・センター」を立ち上げ、ホームページを通じ活動を本格的にスタートさせた。研究会は、外国人に対して英語でサービスを提供している司法書士や行政書士、税理士等の”士業”約15人で3月に発足した。

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