市出身の本田新五段 将棋タイトル棋王へ挑戦(12/27)

市出身の将棋棋士本田奎四段が27日、初めて参加した第45期棋王戦で佐々木大地五段に勝ち、渡辺明棋王への挑戦を決めた。本田さんは昨年10月にプロ入りし、同年12月に始まった棋王戦で予選から10連勝し、挑戦者決定戦を制した。将棋界にある八つのタイトル戦で、初回を除いて初参加の棋士が挑戦者になるのは初めて。プロ入りから1年4か月の挑戦は史上2番目のスピード記録。本田四段は同日付で五段に昇段した。

「二ケ領用水」を登録記念物に答申 国の文化審(11/15)

国の文化審国の文化審議会は15日、1611年に完成した市の「ニケ領用水」について、登録記念物とするよう文部科学相に答申した。二ケ領用水は全長約18㌔、多摩区から川崎区に広がる多摩川右岸の低地部を流れる用水で、周辺では最古級の農業用水の一つ。今回、答申を受けたのは、文化財登録について調整できた多摩、高津、中原、幸区内の計9.2㌔部分。現在は親水空間として一部区間が整備され、地域住民に親しまれている。

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