市が進める人材育成事業が、厚生労働省の「地域雇用創造推進事業」に採択された。全国31地域の事業が選ばれたが、首都圏では唯一。市では、不況にあえぐ製造業と、人手不足が慢性化する福祉分野を結ぶ、新たな雇用創出などに取り組むとしている。
市長、「保育園5カ年計画見直し急ぐ」方針示す(6/5)
市長は、市内の保育園待機児童が2年連続で増加し700人余りに達していることに関連し、2007年7月に発表した保育緊急5カ年計画の「見直しを急ぎたい」との方針を示した。5カ年計画を前倒しして保育園整備を進めてきたが、計画そのものの見直しに言及した。同計画の「2012年度までに待機児童ゼロを目指す」という目標は「変えない」と強調。
交通局が09年度版「市バスマップ」作製
市交通局は、2009年度版の「市バスマップ」を作製した。路線図や、主要駅などの乗り場案内を掲載している。
阿部市長、3選出馬表明(6/5)
阿部市長は、6月市議会初日の本会議で、「川崎の再生から新たな飛躍へとチャレンジすることが、私に期待される本務」と述べ、3選を目指して10月25日投開票の市長選に無所属で立候補することを表明した。
環境審議会が「温暖化対策条例」市長に答申(6/4)
市環境審議会会長の進士五十八教授(東京農業大学)は、阿部市長に「川崎市地球温暖化対策条例」の基本的な考え方について答申した。市は答申を踏まえ、条例案の基本的な考え方を取りまとめ、7月にパブリックコメントを行い、12月に議会提案を目指す。
「藤子・F・不二雄ミュージアム」基本計画案発表(6/4)
市は、「藤子・F・不二雄ミュージアム」(仮称)の基本計画案を発表した。施設整備に向け、市と藤子・F・不二雄プロ、妻の藤本正子さんの間で覚書も締結。名称は仮称をそのまま使う予定で、ドラえもんの誕生日に合わせ2011年9月3日の開館を目指す。
川崎港輸出入貨物量、3年連続で過去最高更新(6/3)
市がまとめた川崎港の港湾調査によると、2008年の輸出入貨物量は3年連続で過去最高を更新した。船舶の大きさを示す総トン数も過去最高となった。輸出入貨物量は前年比3.2%増の6,234万トン。いっぽう、国内港との間で直接出入りした内貿貨物量は同9.4%減の3,040万トンだった。
市環境功労者表彰式で8人と17団体が表彰(6/2)
市環境功労者表彰式が川崎区のいさご会館で開かれ、個人の部8人と、団体の部17団体が表彰された。6月の環境月刊に合わせ表彰しているもので、今年で12回目。
田島養護小中学部、東桜本小跡地へ移転予定(6/2)
川崎区の市立桜本小学校と、東桜本小学校が2010年4月に統合されるのに伴い、市教育委員会は、近接する市立田島養護学校の高等部と小中学部を分離し、小中学部を東桜本小学校跡地に移転させる方針案を発表した。今後は市民からの意見募集や地域での説明をした上で方針を決定し、2014年をめどに移転する予定。
市の保育所待機児童数、2年連続で増加(6/2)
市は、4月1日現在の保育所の待機児童数が713人で、2年連続で増えたと発表。急激な人口増加と景気悪化の影響で、利用申請者数が想定より3年も早く16,400人に達するなど対応が追いつかないのが現状で、今年度中に計画を見直し、入所枠をさらに拡大する方針。