市長、国からの空港工事への支援要請を拒否(12/24)

神奈川県と横浜、川崎市の首長は、羽田空港再拡張事業に対しての、国からの無利子貸し付けの追加支援要請に応じない方針を示した。東京都は増額に応じる方針。四都県市は、神奈川口構想実現を国が主体的に推進することなどを条件に、03年12月に国と資金協力で合意。総工費約6500億円のうち、既に都が1000億円、三自治体は各100億円ずつ無利子貸付を行った。

市、非正規労働の離職者をアルバイト雇用(12/22)

市は、派遣社員の契約打ち切り問題を受け、離職者計400人を市の関連事業でアルバイト雇用すると発表。09年1月募集開始を目指す。対象は契約を打ち切られた非正規労働者。定額給付金の窓口、図書館資料整理、民間委託している放置自転車や路上喫煙、不法投棄防止の取締りなどの業務を想定。また、子育て世代の離職者に、市営住宅10数戸の半額貸与も開始。賃貸期間は最長半年。

08年の市内10大ニュース投票結果発表(12/22)

市は、08年の市内10大ニュースの市民による投票結果を発表した。1位は「女性初のプロ野球選手誕生・吉田えりさん関西独立リーグへ」。2位が「50年ぶりに砂浜が復活、東扇島東公園オープン」、3位が「川崎フロンターレ健闘、シーズン終盤まで優勝争い」などが続いた。

08年の市内放火数 07年を上回る(12/22)

市内で2008年に発生した放火による火災の累計件数が、07年の112件を上回ることがわかった。市内の全放火数の4割を占める川崎区で、放火が倍増したことが要因。市消防局では「燃えやすいものを外に置かないなど、放火されない環境づくりを」と、注意を呼びかけている。

「かわさき子ども集会」開催(12/21)

身近な問題を子どもたちが話し合い、自分たちで解決策を探る「かわさき子ども集会」が高津市民館で開催された。市内の小学生から高校生まで約80人が参加、活発な議論を行った。同集会は、川崎のまちをよくしたいと98年から始まった。02年からは、子どもたちで結成した「川崎市子ども会議」が引き継ぎ、毎年開催している。

妊婦緊急搬送30分以上のケース、川崎が最高に(12/20)

全国の政令市で07年あった妊婦の緊急搬送のうち、救急隊が現場に到着してから搬送先に向けて出発するまでに30分以上かかったケースの占める割合が、川崎市は17.2%で最高だったことがわかった。割合がもっとも低かったのは静岡の1.0%で、17倍もの差があった。総務省消防庁のまとめ。

市の臨港路整備、財務省原案で新規事業に(12/20)

国の広域防災拠点がある川崎港の東扇島地区と、水江町地区を架橋で結ぶ臨港路整備事業が、この日内示された09年度政府予算の財務省原案で新規事業に認められた。東扇島では物流センターや倉庫の集積が進む一方、内陸に向かう一般道路は千鳥町地区と結ぶ川崎港海底トンネルしかなく、渋滞の解消が課題だった。

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