川崎商議所創立80周年式典 ブレイサンダース記念ユニホーム発表も(10/7)

川崎商工会議所の創立80周年記念式典が7日、同商議所のホールで開かれた。新型コロナウイルスの感染防止のため、規模を縮小し簡素化されたが、約130人が出席した。草壁悟朗会頭が「歩みを止めることなく、川崎地域経済の活力の源ともいえる中小企業、小規模企業の振興を担っていく」とあいさつ。記念事業として市内在住・在学の小学生が参加した「川崎ブレイブサンダース ユニホームデザインコンテスト」の最優秀章も発表され、11月15日の試合でチームが着用する。

プレミアム商品券「川崎じもと応援券」事前申込制に変更(6/3)

市は3日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて発行するプレミアム商品券「川崎じもと応援券」の購入申し込みを、12日から受付けると発表した。当初は店頭での先着順販売を予定したが密集状態を避けるため、事前申込制に切り替えた。応援券は市内の小規模事業者のために消費を増やすのが狙い。千円券13枚(額面計1万3千円)のセットを1万円で販売し、市民や市内在学・在勤者は1人5セットまで。12日開設の専用サイトとはがきで7月3日まで申し込む。計87万セット販売するが、申し込み多数の場合は抽選。

花や野菜をドライブスルーで 川崎幸市場(4/27)

新型コロナウイルス感染拡大の影響で需要が減っている切り花や野菜をドライブスルー形式で販売する取り組みが27日から市地方卸売市場南部市場(幸区)で始まった。生花店運営の「ジャパンフラワーグループ」(本店・東京都)と花の卸売業「川崎花卉園芸」(本社・市)は生花などの廃棄ロスの削減につなげたいとして、レストラン向けに出荷予定のニンジン2㌔、玉ねぎ6㌔、ジャガイモ2㌔にカレールーとマスクを添えたセットのほか、箱入りのガーベラ(50本)、カーネーション(25本)をいずれも通常価格3~5割引の3000円(税抜き)で販売する。

大賞にタイ料理店「MaiTai」 空き店舗活用アワード事業(3/24)

市は24日、市内商店街の空き店舗で新たに開業し、地域の活性化にも貢献する3飲食店を表彰した。2015年度から始まった空き店舗活用アワード事業の一環で、大賞はタイ料理店「MaiTai(マイタイ)」(中原区新城)が選ばれた。JR武蔵新城駅近くの日光通商店街で開業し、地域密着を掲げ料理教室も開催する。優秀賞は地元の食材を使いうどんの枠を超えたメニューを提供する「うどんカフェしげた」(幸区南幸町)、鍵屋醸造所(同区南加瀬)のクラフトビールの直売店「Cafe CLUB KEY(カフェクラブキイ)」が受賞した。

川崎ワイン特区を申請 純市内産ワインの製造へ(1/14)

市は14日の市議会総務委員会で、ブドウを栽培する地元の農家によるワインづくりを促進するため「かわさきそだちワイン特区」を内閣府に申請したことを明らかにした。麻生区の農業生産法人「カルナエスト」はワイン用のブドウを栽培し、県外の醸造所に委託してワインを製造しており、市内の農家5件がブドウ、イチゴ、カキなどを使ったワインの製造に意欲を示しているという。申請は年度内に認められる見通しで、市はブランドづくりなども進め、純市内産のワインの定着を図っていく。

新水族館名称「mizoo川崎水族館」 川崎ルフロン来夏開業(11/21)

商業ビル「川崎ルフロン」(JR川崎駅東口)に来夏オープンする水族館の名称が「mizoo(ミズ―)川崎水族館」に決まったと、開発・運営会社のアクア・ライブ・インベストメント(東京都千代田区)が発表した。ルフロン9~10階の約6500㎡に、「世界の美しい水辺」をテーマに最新の音響、映像技術を駆使して、多摩川や南米アマゾンの熱帯雨林などを再現する。川崎エリアは「水族館の空白地帯」とされ、ルフロンを所有する日本リテールファンド投資法人などが、上層階のテナントとして水族館を誘致した。

商工会議所新会頭に草壁・川崎信金会長(11/1)

川崎商工会議所は1日、臨時議員総会を開き、新会頭に草壁悟朗副会頭(66、川崎信用金庫会長)を選出し、同日付で就任した。これまで会頭を務めた山田長満氏(72、日本起業家協会理事長)は名誉会頭に、新たな副会頭に増山雅久・TOPコンサルティング社長(77)が就いた。草壁氏は就任会見で山田前会頭が3期9年務めたことに触れ、「川崎で生まれ育ち、学び、働いてきた。川崎を愛する気持ちは前会頭にも負けない」と抱負を述べた。

300室超ホテル川崎駅周辺に相次ぎ開業(9/6)

JR東日本グループの日本ホテル(東京都豊島区)は川崎駅西口に建設中の「ホテルメトロポリタン川崎」(幸区)の開業日を来年5月18日に決め、今年11月1日から宿泊予約を受け付ける。同駅周辺で最大規模の304室、駅至近で羽田空港に近い好立地から、国際的に活動するビジネスマンをターゲットにする。駅東口では11月1日、川崎区役所近くに386室の「ドーミーイン川崎」がプレオープンし、最上階に自家源泉を楽しめる大浴場を備える。市内には4月時点で51の宿泊施設があり、客室数は合計約5千5百室で、客室数が3百を超えるのは「リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉」など数少ない。

市内経済成長率名目で4年ぶり減 臨海部石油業の縮小影響(8/13)

市は13日、2016年度の市内の経済状況をまとめた報告書を刊行した。市内の経済成長率は名目値で0.9%減、実質値で1.0%の減で、名目値は4年ぶり、実質値は2年ぶりのマイナス成長となった。市民雇用者報酬と財産所得、企業所得を合わせた市民所得は4兆9423億円(前年度比0.9%減)で5年ぶりの減少。雇用者報酬の1.4%増を財産所得の11.4%減、企業所得の7.3%減が押し下げた。16年度は大手企業の合併による臨海部での石油業の縮小などが、経済成長率や企業所得の減少に影響したとしている。

「女性の役割重要に」商議所女性会50周年式典(6/12)

市内の女性経営者らでつくる川崎商工会議所女性会は12日、創立50周年の記念式典を同商議所KCCIホール(川崎区)で開いた。女性会は1969年10月、婦人経営研究会として発足、女性経営者の情報交換や資質向上、チャリティなどの社会貢献に取り組んできた。六代目会長の朝山昌子会長は「今、企業の最大の課題は人手不足と持続性の確保で、女性の役割が極めて重要」とあいさつ。式典後は市民文化大使のバイオリニスト大谷康子さんの講演やかわさき産業親善大使の神崎順さんと10caratsによるステージなどが行われた。

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