三菱地所レジデンス(東京都)などは27日、武蔵小杉駅北側エリアで開発中の分譲マンション「ザ・パークハウス武蔵小杉タワーズ」の概要を発表した(2028年完成予定)。駅から徒歩3分、敷地面積約2万平方㍍、地上50階地下1階の2棟で総戸数1438戸(各719戸)。日本医科大学地区を活用した再開発プロジェクトで教育・医療・商業施設に区分けされた「まち一体型複合開発」。地域との共存を目指し緑豊かなオープンスペース、保育所や高齢者向け住宅、スーパーマーケットなどを設け、太陽光発電パネルを搭載。
鷺沼駅前再開発見直しを 市民団体が市議会に陳情(2/25)
東急田園都市線鷺沼駅前の再開発を巡り、市民団体「宮前区役所・市民館・図書館の移転に反対し、鷺沼駅前再開発を考える会」は25日、計画の見直しや現区役所の存続を求める陳情署名7637筆を市議会に提出した。再開発計画は地上37階建て・高さ146㍍、北街区に地上20階建て・高さ92㍍の高層ビルを建てる計画。2021年度中の工事着手を目指していたが、準備組合の東急は昨秋、コロナ禍で施設計画を再検討すると表明、市も計画が1年から1年半先送りになる見通しを示した。
ミューザ南隣に新街区「KAWASAKI DELTA」 川崎駅西口4月完成 (1/22)
JR東日本は22日、再開発計画を進める川崎駅西口の街区「KAWASAKI DELTA」が4月に完成し、中心施設「JR川崎タワー」のテナントが5月中旬から順次開業すると発表した。同街区は「ミューザ川崎」の南隣に立地し、地上29階地下2階の「オフィス棟」(川崎エリア最大級の規模)と、地上5階地下1階の「商業棟」があるJR川崎タワーと昨年5月開業の「ホテルメトロポリタン川崎」、その間にある中央広場「デルタプラザ」で構成される。JR川崎タワーと同ホテルは歩行者デッキでミューザ川崎や駅と直結する。
大型複合施設・周辺道路開通で街開き 武蔵小杉駅南口(11/6)
武蔵小杉駅南口の再開発で誕生した大型複合施設「Kosugi3rdAvenyue(コスギ・サード・アベニュー)で6日、街開き式典が開かれた。JR南武線沿いの周辺道路が開通し、スーパーやレストランなど6店がオープン。同施設は6月に完成、地下2階、地上38階建てで、1~3階に商業施設、3~4階に市総合自治会館と小杉こども文化センター、4~38階に519戸の住宅が入る。映画「シン・ゴジラ」(2016年公開)で武蔵小杉の街がゴジラに破壊された縁で、イベントにはゴジラの着ぐるみも登場した。
武蔵小杉駅前に大規模複合施設完工(7/20)
中原区小杉町の武蔵小杉駅前に大規模複合施設「Kosugi 3rd Avenue (コスギ サード アベニュー)」が完工し、マンションや商業店舗、公共施設が入居する。「小杉町3丁目東地区市街地再開発組合」が施行、施行面積約1万1000㎡、地上38階地下2階建て、総事業費約430億円。高層棟の4~38階は分譲マンション(519戸)で秋以降の入居予定。今月9日に歯科医院など4店舗が先行オープン、27日川崎信用金庫の武蔵小杉支店の新店舗、8月1日高層棟3階に市小杉こども文化センター、低層棟4階に市総合自治会館が開館する。全面オープンは11月、3つの広場、周辺道路も供用される。市は現在の市総合自治会館(敷地面積2910㎡、3階建て)を有効活用するため、事業者を9月17日まで募集する。解体しての整備か、既存建物の譲渡による改修かを選び提案する。
37階と20階建てビル 鷺沼駅前再開発アセス公告(8/13)
東急田園都市線鷺沼駅前再開発事業の環境影響評価(アセスメント)の方法書が13日公告された。再開発計画は、駅前街区と北街区に各1棟の高層ビルを建設し、両ビルで計530戸の住宅を計画。駅前街区は地上37階建て、高さ146㍍のビルで、低層部には商業施設、3~5階に市民館や図書館、ホールが入る。北街区は地上20階建て、高さ92㍍のビルで、2~5階に宮前区役所の移転が計画されている。計画は現在のバスロータリーや大型商業施設など約1.9㌶が対象で、2017年に東急電鉄のほか、JAセレサ川崎、横浜銀行などで準備組合を設立し、19年度中の都市計画決定、21年度工事着手を目指している。
商業・温浴・自然体験の3エリア 向ヶ丘遊園跡地計画(11/30)
小田急電鉄は30日、多摩区の「向ヶ丘遊園」跡地に自然体験などを楽しめる複合施設を整備すると発表した。開発面積は約16万2700㎡で、飲食店など約20店舗による商業施設エリア、日帰り温泉や貸し切り個室風呂などが楽しめる温浴施設エリア、ホテル並みの設備やサービスを備えたグランピングやキャンプができる自然体験エリアに分けて整備する。同遊園は02年の閉園後、市が敷地内の「ばら苑」の維持管理を引き継ぎ、跡地の一部を活用して11年に「藤子・F・不二雄ミュージアム」が開館した。24年3月までの完成を目指す。
事業費166億円増額 登戸土地区画整理(11/1)
市は1日、「登戸土地区画整理事業」について事業費を166億円増やし、計936億円とすることを明らかにした。1988年に始まった事業は、期間延長や増額が5回目となり、当初予定の事業費が187億円から約5倍になった。増額の理由として、16年度の登戸駅前で区画整理に着手して以降、パチンコ店や量販店など売り上げが多い店舗の移転補償費用が当初の見込みよりかかることが判明したとしている。完了時期は25年度で変更はない。
市内最大級ホテル着工 川崎駅西口(5/18)
JR東日本は18日、JR川崎駅西口に市内最大級の約300室のホテルと超高層オフィスビルを建設する開発計画の本体工事に着手した。同駅とミューザ川崎シンフォニーホールに隣接し敷地面積は約1万2400㎡。ホテル棟(16階建て、高さ約59m)は2020年開業の予定で、名称は「ホテルメトロポリタン川崎(仮称)」。オフィス棟は高層(地上29階地下2階、同約128m)、低層(地上5階地下1階、同約27m)で、全体の完成は21年春を目指す。
高齢者施設と保育園を併設 JR東開発(2/22)
JR東日本グループのジェイアール東日本都市開発(本社・東京)が幸区北加瀬に開発していた多世代交流のまち「コトニアガーデン新川崎」の賃貸住宅(60戸)と高齢者福祉施設、認可保育園(定員70人)の3施設が完成し、22日、内覧会が行われた。高齢者施設と保育園を併設した開発はJR東日本では初めてで、4月にオープンする。コトニアは子とシニアを合わせた造語で、地域のにぎわいの拠点となる広場を囲むように3施設と店舗棟(13店)が整備される。