富士見周辺地区整備 区役所移転を見直し(11/22)

市は22日、富士見公園を含む富士見周辺地区(川崎区)の整備計画について、市教育文化会館と県立川崎図書館の敷地に計画されていた市民館機能と区役所の複合化を見直す方向性を明らかにした。広く市民利用できるスペースや、市立富士見中学校のグランド確保に向けた検討を進める。

川崎駅北口通路来年2月に開通(11/22)

市とJR東日本は22日、整備を進めている川崎駅の「北口通路」と「北改札」が来年217日に供用開始すると発表した。駅ビル「アトレ」の改札内店舗も含めた増床部分も同時開業する。従来の中央通路の混雑緩和と利便性の向上のため、東京寄りで駅東西を結ぶ北口自由通路整備事業を進めてきた。

大師線地下化を一部中止 人手不足、事業費増で(11/16)

市は16日、京急大師線(京急川崎―小島新田)の地下化による連続立体交差事業(総事業費2230億円)のうち、工事が始まっていない2期区間(京急川崎―川崎大師2.9キロ)の計画を中止する方針を明らかにした。人手不足や、資材高騰で1期区間の事業費が膨らんだことなどが要因。同事業は14か所ある踏切をなくし、交通渋滞を解消するのが目的。

「超高層いらぬ」8割 武蔵小杉再開発アンケート(9/20)

武蔵小杉周辺のまちづくりについて、住民らでつくる「小杉・丸子まちづくりの会」がアンケートを実施した。駅周辺の約3千戸から約450件の回答を得た。「超高層マンションはもういらない」とする意見が8割近くに上り、「ビル風や駅の混雑など多くの課題がある」と指摘。市などに再開発の見直しを訴えている。

等々力野球場改築 完成遅れ20年度後半に(8/30)

中原区の等々力硬式野球場改築工事の建設地で、廃棄物混じりの土が見つかり工事が中断している問題で、市は30日、市議会まちづくり委員会で土壌汚染物質が見つかったことを報告した。敷地面積の約3分の1にあたる1万1千㎡の土壌から、基準値を超える六価クロムやヒ素などを検出し、対策工事などのため完成予定が2年以上遅れ、2020年度後半にずれこむという。

「カルッツかわさき」10月1日オープンへ内覧会(8/21)

市は、旧市体育館跡地(川崎区富士見)に完成した「スポーツ・文化総合センター」(愛称・カルッツかわさき)を関係者に公開した。センターは地下1階、地上4階建てで、10年間の指定管理料を含め総事業費は約182億円。14年に閉鎖された体育館と18年に閉鎖する教育文化会館大ホールの機能を併せ持ち、市内最大の2013席の文化ホールや1544席の観覧席がある大体育室を備える。

大師線地下化800億円に 鈴木町―東門前駅間(7/28)

市などが進める京急大師線(京急川崎―小島新田駅約5キロ)の地下化工事を巡り、市は鈴木町―東門前駅(約1.2キロ)の事業費をこれまでより約300億円圧縮し、約800億円とする計画を市議会まちづくり委員会で報告した。工事が先行する小島新田ー東門前駅(約1.2キロ)では、地盤が軟弱で工法を見直し、事業費が約180億円増加したため事業全体のコスト削減を策を検討していた。

愛称「カルッツかわさき」10月開館総合センター(7/25)

市は25日、川崎区富士見の市体育館跡地に建設し、10月に開館する「スポーツ・文化総合センター」の愛称を「カルッツかわさき」に決めたと発表した。市立川崎高校付属中学校1年の前田凛さんが「カルチャー」と「スポーツ」を合わせた言葉「カルーツ」をより「訪れることが楽しみになれるように、心弾む軽やかな響きにした」として考案した。

国内最大級給食センター市立中22校に9月から配送(7/14)

中学校の完全給食実施に向け、9月4日から稼働する「川崎市南部学校給食センター」(幸区南幸町)が完成し、14日に竣工式が行われた。1日最大約1万5千食という国内最大級の調理能力を備え、食物アレルギー対応色も作れる。防災備蓄倉庫もあり、災害時には貯蔵米を調理して避難所に届ける。北部(麻生区)、中部(中原区)の給食センターも12月から計36校に配送を始める。

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